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CONTINUUM IN EXTREMIS / CONSORTIUM PROJECT Ⅱ
イアン・パリーのプロジェクト・アルバム第2弾。昨年発売。
彼の歌唱力は既にELEGY等で立証されているし、Voとして今のHR/HM界ではひとつ頭が抜きん出ている存在だと思っている。
そんな彼のプロジェクト・アルバムとなれば期待に胸が膨らむのは当然で極上のHMを聴かせてくれると確信したのだが・・・。
普通のHMアルバム。コンセプト・アルバムみたいだけど別にそれがプラスになっているとは思えないし、だいたい曲がつまらない。これでは彼のVoも宝の持ち腐れ。
ELEGYの「STATE OF MIND」で彼のVoに初めて触れ、その伸びのある見事なVoに圧倒されたもののそれ以降のアルバムはどうもピンとこなかったのも、これと同じ印象を持ったのだろう。
このアルバムも期待しないで聴けばそこそこ良いのだろうけど。
だけど上手いVoがつまらないアルバムを唄うほど残念なことはないな〜。
近年のRディオやRING OF FIREのMボールズとかね。
Ian parryの伸びのある高音がほとんど聞けず,shadow dancerの熱唱を期待して購入したら,まあ,失敗したな,と思うこと間違いありません.
と書くとこのCDが悪いものかと思うでしょうが,しかし,個人的には,これはIan Parry最高傑作では,大きく評価しています.まあ,実は,このCDは,歌やguitarなんかより,詩がものすごくいいのですよ.詩が....まさにこれこそ究極のコンセプトアルバムです.
詩の内容ですが,monomaleがachiveするone hundred years後の近未来の状況が随所に述べられています.asyrem seekers,catalyst,colide...最後は,poetic justiceです.これら深刻で興味深い詩のためにIanが声は張り上げることはできず,説教をするよな歌い方になるのはいたし方ありません.まあ,このCDは,詩を楽しみましょう.
