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BREATH OF ETERNITY / HIGHLORD
このバンドは初めて聴きましたが、彼等の3rdらしいです。
今作からVoが変わったらしいですが、中々魅力的な歌唱を聴かせてくれますね。HMバンドで歌う声としては十分に魅力的であり、実力も兼ね備えていると思います。
音楽的には特に目新しいわけではありませんが、シンフォニックでメロディックなHMをやってくれています。「〜に似ている」といったことを言い出したらいくつか名前が挙がってしまいそうですが、個人的には最近聴いたこの手のバンドの中では完成度も高く、魅力的なメロディを多く持っていると思います。Voの上手さが個性の一つになっていると思うけど、なんかもう一つ足せると突き抜けられると思います。
⑪“Pegasus Fantasy"はアニメ「聖闘士星矢」の主題歌。こういうのもアリかと…(笑)
ヴォーカルが変わってかなりよくなったね。歌い方と声がファビオ(ラプソディー)っぽい感じがしていい!これでかなり脱B級できたと思います。これからの活躍に期待!
前作のようなクサいメロディーが減ってしまったような気がするから、個人的には残念なんだけど...。でも今作もかなりのできばえ。日本盤ボーナスは・・・、何とも言えないけど。
最近よくあるタイプのメロディックメタルバンドの3rd。でも、これで一歩リードしたか。メロディーのセンスなんかも結構ツボをついてるし。確かに「〜に似ている」っていうところはありますが、それも自分達なりにうまく消化できてるみたいで、そんなに気になりません。全体的にそこはかとなくB級な雰囲気が漂ってるのも好き。
でも、このアルバムの中で一番印象に残ったのは、実は⑪だったり・・・ま、昔から聴いて知っていたからか。もうちょっと音質を良くしていればなぁ。でも選曲はいい。
オリジナルをもっと磨けばさらに上のステップへ到達で来ると思う。
所謂メロディック・ハード・タイプでしょうか。とは言え、STRATOVARIUS〜SONATA ARCTICA系列の“キラキラ"ではなく、ハープシコードやオルガンの音色をメインにした
keyはイタリアン・バンド故?
似ているといえばAT VANCEやHAMMERFALL、NOCTURNAL RITESの名は挙がりそうです。
スピードよりも、単純な(けっこう密度の薄い)リフの上に乗る歌メロと、殆どの場面で
自己主張しているkeyが楽曲を決める造り。走るのは⑦「Follow Me」のイントロ位ですか。
Gとkeyのソロでの頑張り方がSYMPHONY Xちっくなのと、思い出したようにリフを繰り
出すシーンとがある御陰で、一応メタル・バンドの域には居るようです。(実質1曲目の
「Atlantis Part2」はリフがメインの曲ですが)
そこそこ印象に残る(聴いていて気持ちの良い)歌を持ってはいますが、結局目玉は
⑪「Pegasus〜」ですね(笑)原曲を知らない身でも楽しいです。いきなり“Burning
Cosmo down"とか歌われるからなぁ……。
メロディアスで、ドラマティックで、楽曲にしても演奏にしても、一定以上のクオリティを保った、なかなかのメタル・アルバム。
ではあるのですが……くわさんやk.s.m.2さんが指摘してらっしゃるように、あまりに「ペガサス幻想」のインパクトが強いんですよね。
それがなければ購入もしなかっただろうから、文句も言えませんが、ボーナス・トラックの印象が強すぎるのも考えものです。バンドの正統な評価が出来ない。
でも「ペガサス幻想」を英訳したものをまた和訳するという力技で、歌詞が別物になっているのが楽しいというのが、本作を購入して最も得したと思える点だったり……。
いえ、オリジナル曲も良いバンドなんですよ、確かに。
ペガサス幻想目当てで聴いてみたんだけど、普通にいいじゃん。
良い曲ばかりだよ。
⑤はイングヴェイみたいだな。