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REROUTE TO REMAIN / IN FLAMES
一回目聴き通して、これでいいのか、インフレイムス!!と思った。
売れ筋を意識したかのようなパッケージ仕様やポストカードがそれを助長した。
ライナーには「これがリミット」と書かれているけど、
もうリミットは軽く超えているのでは?と思ってしまった。
とはいえ、何度か聴いていくうちに、不思議とそんなことを忘れて
音楽を楽しむことができた。
これまでと同じようなものを・・・などと考えてはいけないんですね。
「もはや"Stand Abraze"などやっている場合ではない」なのか、そうなのか・・・。
確かに一回目聴いた時はどうかと思ったけど、だんだん聴いてくるうちに一曲たりとも捨て曲のない、いいアルバムであることがわかる。「whoracle」とは違うとライナーに書いてあるが、アコースティックなところでは共通するところがある。らしさが減ったがなくなったわけではない。
ボーナストラック曲で"COLONY"のライブが入っていますが、MCでのアンダースの地声が物凄く「美声」なのとDREAM THEATERのジェイムズにソックリなので驚きました。普通声での歌唱が上手い人ですから地声が良いのは頷けます。ライブでの演奏上手いです!
1.「COLONY」2.「CLAYMAN」3.「LUNAR STRAIN」4.今作の順番でIN FLAMESのアルバムを聴き進めてきました。(変な順番でスイマセン。)
1.は買ってから二年程経てその良さがジワジワ解って来たカンジでした。2.は「まあ、確かに前作の延長線上の路線だし、曲も悪くはないんだけど…、う〜ん?」。3.は如何にもメロデスらしくて、スタイル的には結構好きだし、目立って良い(個人的に好きな)曲も何曲かは有りました。それでも、やっぱり2.は「う〜ん?」で…。
そして、「CD屋のポイントカードが1500円分貯まったから試しに買ってみるか。」と余り期待もせずに買った今作。聴いたら、何かスゴク良かったです。もうかなりデスメタルらしさも無く、「メタル馬鹿」の自分の耳には合わなくても不思議じゃない筈なのに、何故か凄く気に入ってしまいました。
コレを聴いて、前作を聴いたら「あ、なるほど。」と思えました。
一聴した段階ではかなり微妙だったのですが、聞き込むと良いアルバムだということが分かりました。 ただ、今作ではギターソロがほとんどないのが個人的には残念だと思います。(3rdのThe hiveで聞けたような悶絶ギターソロの復活を期待していたのですが) ライナーにも書いてありますが、次の作品でどういう方向に向かうのか、非常に気になります。
通算6作目、ここにはすでに「北欧メロディックデスメタルの黎明期を代表するバンド」としてのIN FLAMESはもういない。SLIPKNOTらとツアーを重ね、いわゆる“ニューメタル"風の雰囲気をまとったエクストリーム・メタルとも呼べそうな1枚。
リフやメロディ重ね方、キャッチーで時にはポップですらある歌メロなどは間違いなくIN FLAMESのそれである。だが楽曲の根幹にあるのは、これまでの“叙情的な正統HM風の楽曲の上にデスVoが乗る"いわゆるメロデス的な代物ではない。よりコアで無機質な香りすらする新世紀のアグレッシブ・メタルである。“らしさ"こそ残されてはいるものの、今作に込められたアグレッションは、これまでとは比較にならないほど容赦がない。
本作は確かにこれまでに築きあげてきた彼等の魅力をあえてリセットしてしまったような印象もある。メロデスではないし、もはやデスメタルでもないかもしれない。しかし聴きこんでいけば、ここにあるのは紛れも無く「21世紀のHM」として高品質な作品であることを否応なしに自覚させられる。この変化を「バンドが世界的にメジャーになるため」のものとして否定的に捉えることは簡単である。でもそんな細かいジャンル分けや保守的な意見など吹き飛ばすくらい、本作のHMアルバムとしての完成度は高いと思う。アンダースのVoはこれまで以上にテンションの高い咆哮をあげているし、そういった意味ではデスVo嫌いの人は生理的に受け付けないかもしれない。でもあえて言いたい。「HMという音楽が好きであれば本作を聴くべきだ」と。こういった作品をジャンルでくくって通り過ぎてしまうのは勿体無い。
オマケで付いてくるポストカードはやはり不要だ。それに初回限定の特別パッケージもCDを収納する際に余計に場所を取って邪魔なだけ。
たしかにもう今までのインフレイムスではない。
ソイルワークの最新作にサビのメロディー強調サウンド。
そのうち、デス声も消え、ヘビネスな楽曲展開にこのバンドは進むことが見れる
「変化」を象徴したアルバムですね。
コレはコレで楽しめるはずです。ファンでも、素人でも。
ただ、あまりに音質がゴモりすぎている。
ハヤりのサウンドでエフェクト処理するのもいいが、インフレイムの良さは
ギターとドラムの臨場感から生まれる新鮮なロックの鼓動だった。
この長所を潰した責任はプロデューサーにあるのではないだろうか。
個性が明らかに負の方向に傾いた。
音楽自体はカッコいいだけに残念。おれはこの音なら
まったく同じジャンルになってしまったソイルワークを支持する。
IN FLAMESはこのアルバムが初めてです。
ライナーを見ると、今までのIN FLAMESとは異なる路線でやってるみたいですけど、
はっきり言って凄いよかった!!
とにかくどの曲もいい!!あと、アンダースのボーカルが凄い!!
素で歌ったときの美声はかなり惚れ惚れしました!
ただ、どうもギターがこもってる!!
俺的にはもっとギンギンにギターが鳴ってるのが良かったのに…
ソロが無いのは特に気にしていない。ソロが有っても無くてもいいものはいい!
そんな点を考慮すると、このアルバムは80点!!
最初に聴いた時は確かに、そのモダン化されたサウンドに戸惑いは隠せませんでした。
しかし曲単位で見てみても前作より完成度が増しているのは明らかで、何よりアンダースのVoの表現力が大幅に成長しているのが印象的。今までの正統派メタルのようなピロピロとしたメロディはなりを潜め、かわりにヘヴィでザクザクしたリフをフューチャーしつつキャッチーに展開します。Keyもかなり目立つ。
これはもうメロデスうんぬんでなく、「カッコイイ音楽」です。
メロデスファンはもちろん、メタルファンなら聴くべき作品です。彼ららしい、メロディは少しも減退していませんから。
このアルバムについて、批判的な人が多いですが、凄くいいアルバムだと思うんですけどね。デス方面では90点以上ですよ。
確かに方向性は変化しつつあるのが確認できるけど、そういう見方をやめて普通に聴いた場合、
やはり曲そのものの完成度には驚かされます。実際メタラー友達の間でも音楽性の変化に話題が行くにしても、作品として否定的な感想はほとんど出てこない。個人的にも「久々にいい新作に出会った。」という感じですね!
は??どこが?全然変わってないじゃん!!
とはまあ、冗談として、個人的にはもっとやってくれるのかと思った。
一番変わったのはリフかなあ。確かに今っぽくなった。でも「まんま影響されました」
はまずいし、メロディの感じや歌い方がそれ程でもないから、全体的には物足りない。
PinBall Mapはまぐれだったのか?とは思いたくないし、彼らがブレイクすればメタル全体に
チャンスが広がるわけだから、もっと頑張って欲しい。
まあ、メタルファンにはとりあえず“買い"だろうな。
IN FLAMESとしてはこのアルバムが始めてなんだけど、なんか今までの彼等の音と変わってしまったってことで色々大変らしいけど。ファンの人たちはセルアウトとみなしてこのバンドから離れていってしまう(!?)なんてことも少なからずいたりするのかな?俺としてはいい感じだと思うけどね・・・。でも今までがどうであれ、彼等のアルバムに変化は
あるかもしれないけどそれはそれでいいと個人的には思う。解説には"勝負作"と出てたけど、それがどうした?IN FLAMESはIN FLAMESなんだから彼等がファンを裏切るような行為をしてしまったかもしれないけど、ファンとしてはそれを信じてあげなきゃどうしようもないんだと思う。俺はファンと言うわけではないけど、これから好きになれば全然まったく問題はないね。
皆が驚くほど変わってしまったとは思わないな〜。
自分はインフレイムスが出てきた当初から聴いていた熱心なファンであるが、あの感動するメロディーはマダマダ今も健在だと思う。
スリップノットとかと比較されるのはおかしな話だ。確かに6曲目とかでアレって思うようなリフやドラムパートがあったにせよ、そこまで皆に痛めつけられるほど彼らのやっている事はアメリカを意識しているとは思わない。あえて言うなら音質は変わったなって感じられるが、メロディは初期ルナーストレインから受け継がれたインフレイムスならではの素晴らしいメロディだと思う。
厚いリフ主体な曲が増えた前作クレイマンから比べれば、新作REROUTE TO REMAINの方がよっぽどメロディアスだし昔のメロディを思い起こさせる。ゆえにインフレイムスらしく感じさせられる。
僕個人的にはソイルに近くなった気はするが・・・
ま、今回のアルバムでは、よりヘヴィになっていることは
言うまでもないことですが、酷評されるようなものでは
ないと思います。7弦ギターを使っている(?)そうですが、
別にそれでニューメタルみたいになっているわけでもないし、
第一、あのヘヴィネスの向こう側で流れているメロディーは、
まぎれもなくIN FLAMESのそれでしょう。つっても、1st最高と
言っている私は、ただブラストビートが戻ってるってことが
一番うれしい点なのですが(笑)
ま、ライナーなんてどーでもいいんですが、ズレまくってること
書かれるのは困りますね。ま、ライブでStand Abrazeをこの重さで
ヤられたら怒りますが(笑)こっちは別に何もリミットにゃなって
ませんからね。個人的には、1st、4th、6thの順で好きですから。
あんまメロメロしすぎの2ndやら3rdよりよっぽどかっこいいと思います。
個人的に3RDあたりから手癖フレーズオンリーみたいな曲にうんざり気味だったので
わりと醒めた気分で視聴してみたら、もう悶絶。
昔のクィーンズライクみたいな冷たくセクシーな美メロと共謀なリズム隊の融合が素敵。リフがDISMEMBERっぽい曲もあったし、スカンジナヴィアン勢のデスメタルとしては順当な進化の一形態じゃないかなぁ。
ただ、あの音の重ねっぷりは好きじゃない。あれこそがSLIPKNOTから受けた悪影響だったりして。
casa 2002年10月21日(月)23時10分
なんであんなに批判されるんだろう?
変化は悪いことじゃないし、むしろ当然のような気が・・・(その仕方にもよるんだけど)
あっ、こんなこと言ったら最初のころから聴いてるファンの人におこられますね。
それで批評なんですが、僕はただ純粋に音楽を楽しめました(変わったとかぬきにして)
確かに最近の音づくりがほどこされているので、一般にむけても充分勝負できる・・・と思う。しかしコレが売れたからってメタルの人気が出るかは疑問(個人的に)
メロデスが聴きたいなら他の作品を。
良い音楽が聴きたいのならこの作品を(もちろん過去のも余裕で「良い音楽」ですよ)
てなわけでこの作品は90点。
しかし今後はどんな音楽をやっていくんだろう?
僕はこのアルバムで始めてIN FLAMESを聴いたので、これまでの彼らのスタイルに対する先入観はありません。
で、内容は素晴らしかった!
メロディー、リフ、アレンジ、全てにセンスの良さを感じました。
全体出来には硬質で、モダンで、良いメロディーが入っているメタルという印象。
一般的に言われるメロデスとは少し違うのかもしれませんね。
アンダースのヴォーカルも上手いです。
ただ、ギターの音がこもり気味なのはマイナス要素と思えます。
せっかく良いメロディーを持っているのだから、もう少しギターの音を際だたせた方が良いのでは?
このアルバムのおかげで彼らの旧作を遡って聴いていますが、やはりこのアルバムは「変節」ではなく「発展」なのではないでしょうか。ただ、個人的にはCOLONYが一番ですね。
プロデュサーが変わったことで、「音が変わったなあ」というのが、最初の印象です。
今風?になった。
音楽的には僕自身、へビーなリフと良質のメロディは健在で、基本的にそんな変わってないと思うけどなあ。
①のサビに代表される、なにか浮遊していくような感覚は、新鮮で良い感じ。
個人的には大満足の1枚です。
うーん。ずっとコメント控えてました。こういう「問題作」「実験作」を安易に評価することはできない。ここでいう「問題作」とはクオリティは圧倒的に高いんだけど、方向性の面でってこと。ようやくなんか語れるようになったかな。
まず音楽性の変化ということなら、彼らって一枚ごとに変化してますよ、良く考えると。前作は正統派メタルでもデスメタルでもなく、「骨太のへヴィロック」だったし、その前の「COLONY」は全体像は知らないんだけど、数曲で判断する限りは「メロデスの理想形」、その前の3rdは「IRON MAIDEN系の正統派メタルにデス声がのった物」、それ以前はやはりアルバム単位では知らないんだけど、聴いた曲の限りじゃ、メタルというより「激烈な欧州・北欧民謡」。てなわけで、方向性の変化そのものは驚くに値しない。
で、僕がこれを好きか嫌いかというと、「好きなんだけどもうひといき」って感じ。もうひといきの理由は、今回彼らが「新たな路線の決定打」を作れなかったこと。これまでの彼らには作品ごとにたいてい「必殺曲」があったのだが、今回は全体的なレベルは高いけど、それだけに突出した曲がなかったかも。特に前作から表出してきた、要所要所でクリアで浮遊感がある歌メロを導入する手法、あるいは激烈デスVoによる「歌えるメロディライン」を設ける(PINBALL MAPに代表される)手法などを作品全体で使いすぎて、新鮮さが得られなかったことが痛い。それが曲数の多さもあいまって、「バラエティ豊かなはずなのに何故か平坦」な印象を与えてしまう。惜しい!
あとやはり音作りの違和感。この新しいプロデューサーは結構良い作品、バンドを手掛けてるし、実際本作の音作りも悪くないんだけど、個人的には少し物足りない。僕的には前作のソリッドで骨太な音作りがベスト。今回は色んな音を重ねてへヴィなんだけど、なんか一つ一つの音がぼやけた感じで、全体としても「分厚いんだけどもろい」感じの音で、うーんって感じ。これ絶対音作りが前作みたいな感じだったらそう大きな批判はないはず。
つまり逆説的に「音楽性の大きな変化はない」といえる。次作でどう出るか?それによってこの作品の評価も左右されるはず。
YOSI 2002年12月16日(月)18時50分
YOSIさん、非常に的確な分析だと思います。
やっぱりキラーチューンが無いのは痛いし、曲数が多過ぎて途中で飽きてくるんですよね。
1曲目なんかはもう一歩…って感じですが。
過去作品の評価も面白いですね。「激烈な欧州・北欧民謡」ってのもなるほど、と。
ただ、3rdは「デス声がのった【だけ】」ではないですよね。
イェスパーよ。何をしているのだ。
新しいファンを獲得するかわりに古いファンは離れていく。
俺は「新しいインフレイムス」など求めていないのだ。
パーラーアンダースビザを弾いていた頃には戻れないのか。
ビヨルンがドラム叩いてた頃には戻れないのか。
賛否両論ですね。皆さんの言ってることもわからなくはないです。でも、作品としてはオススメできると思いますよ。
音質は確かに変わったと感じるな〜。こもってるような…。
個人的には、COLONY,CLAYMANの音の方が好きだけど、曲としては満足しています。
このアルバムでIN FLAMESが変わったと言って批判的なこと
並べてるやつら、何考えてんの?もいちどCOLONYとかWHORACLE
創って欲しいの?そんなの意味ねーだろ。だったらCOLONYとか
WHORACLE聴いてりゃいいだろ。
バンドも音楽も進化しつづけていくもの。
このアルバムは進化の上に彼等が悩みながら
創りあげた今の彼等の最高作そのもの、だと思う。
皆がこのバンドに求めるもの
それはもちろん人それぞれで、叙情メロディ、泣きのギターソロ、などなどいろいろあるが、オレはIN FLAMESに限らず、メタル:音楽で最も大事なものは、臭い、雰囲気、感じ、といったいわゆる“世界観"だと思っている。
確かにこのアルバムはギターソロが少なく、無い曲もあるし、デジタルな部分もある。だが、見るべきところはそこではない。アルバム中一曲も世界観がずれた曲がなく、心を静めればすぐに目の前にのヴィジョンが開ける!こんなにはっきりとした映像を見せてくれるのならばその手段が変わってもオレはいいと思う。
あ、ごめん。結構イイ曲あるわ(笑)
まあ、ダレる事には変わり無いんだが。
このアルバムは、彼等の順当な進化に基づいている。
非常にアバウトではあるが、振り返ってみると
1st→2nd=進歩…クオリティの向上
2nd→3rd=進化…普遍的HMに一気に接近
3rd→4th=進歩…スケール感アップとバリエーション拡大(小ワザを使いつつ)
4th→5th=進歩…曲によりではあるがポピュラリティの増大
5th→6th=進化…普遍的ヘヴィロックに接近(個人的には物足りないが)
う〜ん、実に巧妙(失礼)かつ確実な成長を遂げてきた事か!!
その努力と意識の高さには感動すら覚える!!!!!
個人的には、丸ごと手放しで愛聴できる作品は無い!のだが、
この様な進化を遂げるにはアルバムの枚数もある程度必要になるのだろう。
今回の方向性について行けないとか言う輩、もう一遍カタログ全部聴き直してみ。
それに相変わらず北欧民謡っぽいのもも入ってるしさあ。何、急に騒いでンだよ。
ジャーナリストの言う事なんてほとんどアテにならないんだよ。
それにしても、結局このアルバムはどれ位売れたんだろうか?
アメリカでも普通に知られるようになったんだろうか?
B!の前田氏はあんだけ騒いだんだから、ちゃんとリポートして欲しい。
正直初めて聴いたときのインパクトはそれほどじゃなかったけど、
ものすごい聴きやすいし、みなさんが言うとおり聴きこむほどいい曲ばかりに思えてきました。
個人的にこのアルバムが一番好きです
洋楽大好き 2003年4月26日(土)18時31分
02年発表の6th。
正直肩透かしを食らった感じがしますが、聴き込むにつれて良さが分かってきました
・・・が、正直複雑な気持ちです。
今後この路線を突き詰めるのか、回顧し戻るのか、とても気になります。
自分がファンの間は同じような曲を求めているのに、飽きると「マンネリ化した」と言って離れてゆく。しかしQUEENSRYCHEみたいに変化しすぎるとやはりファンは離れてゆく。
そういう点でみるとこのアルバムは丁度良い塩梅だと思う。
僕はこのアルバムでIN FLAMESの大ファンになったから(その前に「COLONY」とか「CLAYMAN」も聴いててそれなりに好きだったけど、「大好きだぁ〜」と思ったのはこれがきっかけ)、前と比べてどうかって言われれば、「いい方向に進化したな」としか思えないんです。すいません。
確かにギターも小さいし、ドラムの音もなんかこもってるような感じするけど、もともとこのバンドってARCH ENEMYとかCHILDREN OF BODOMほど、イエスパーにもビヨーンにも「ギターヒーロー」っぽさがなかったような気がします。ライヴ見ても、ギターソロだからって大袈裟に前に出たりしないし。ていうか、元々ドラマーだったビヨーンの方がパフォーマーとしては優れている気がするのは僕だけでしょうか。イエスパーは確かにメロディーメーカーとしては一流ですが、ライヴパフォーマーとしてはちょっと引っ込み思案すぎる気が。。。そのライヴの感じとかを見てると、なんかやっと「このバンドらしい」アルバムを作ったなって気もします。「アンダース!イエスパー!ビヨーン!ピーター!ダニエル!5人揃ってIN FLAMES!!」みたいな。
確かにキラーチューンっていう感じの曲、ないですよね。Pinball~とかEmbody~みたいな派手なヤツ。でも、捨て曲もないし、1曲を聴くってよりも、アルバム全体で1作品、っていう聴き方をするアルバムだと思います。まあ、僕はDrifterが好きで、これは十分キラーチューンになり得る曲だと思うんですけどね。。。
そういえば、随分前にアメリカに行った友達が、このアルバムの宣伝用ステッカーをどこかでもらったらしく、僕も一枚もらったんですが、裏に「彼等は今日(こんにち)のIROM MAIDENだ」と書いてありました。日本は「メロディックデスメタルの魔神」でしたっけ?どっちもどっちですね。
長々とすいませんでした。
米進出のためにモダンになったんだな。コレはコレでカッコイイ
メタルバンドの正常な進化の仕方だと思う。
ジューダスだってメイデンだって一枚ごとに変わっってったように
彼等IN FLAMESも同じであろう。デビューしてから10年近くも経っ
ているのだから1st2ndみたいな音楽性をやるのは逆にうそ臭いと思う。
彼等の場合は安易にこの方向性に持ってったわけじゃなく、
6枚もアルバム出して徐々に変化してきて悩みに悩みぬいてこうなったんだから。
最初は所謂メロデスから出発してここまでたどり着いたんだけど
この作品でも1stから一貫してる叙情的なメロディが絶妙なところで
出てくるし、それが彼等のトレードマークであろう。
こういう作品はIN FLAMESにしかできない。
すげー良い!!捨て曲なしでかなり良いアルバム!!
大絶賛!!
white 2003年8月26日(火)16時26分
叙情的な面が薄れ、機械的なサウンドを取り入れた作品。
サビのメロディが爽やか?な「REROUTE TO REMAIN」、曲展開に新機軸を取り入れた、ある種現代的なヘヴィさを持つ「SYSTEM」、ギターリフが非常にカッコイイ「DRIFTER」、ギターのハモリが美しい「TRIGGER」、ブルータルかつヘヴィな「EGONOMIC」や「MINUS」、典型的なIN FLAMESナンバーといえる「DARK SIGNS」がオススメ。
賛否両論あるようだが個人的には非常に楽しめたアルバム。
サウンドは今風にはなったけど最高でしょ!!!でも曲数がおおいね
このアルバムはよく聴いた!買った時の衝撃はそれほどでもないんだけど、聴き込むうちにハマっていく。かなりモダンなサウンドになってるけど、叙情的なメロディーは生きているし、何よりもカッコイイ!文句があるとすれば、サウンドに鋭さがなく、ギターソロをもっと入れて欲しい。次回作がどうなるかとても楽しみだ。
はぁ・・・イェスパー、なんつーか世渡り上手っすねー。
只の天才メロデス馬鹿じゃなかったんですね。
まさか本当の天才だったとは。余りにもクールでカッコ良すぎる。
やろうと思えばPOPやROCKとかどんなジャンルでもやれるんだろうな、この人。
究極・です。捨曲がありません。
アグレッシブでありながら叙情性があり、タイトでありながら起承転結があります。
アルバムとしての構成美には、現代版初期BlackSabbathを感じます。
そして何より、スケールがデカイ...SENTENCEDの「Amok」を聞いた時を思い出しました。
アルバム聞き通して、また1曲目に手が行きました。
北欧メロデスが、ついにHM界に「降臨」したかの印象を受けました。
思えばAMORPHISの「Elegy」には「混在」のイメージを拭うことができませんでしたが、「ここ」には一つの理想的な「形」があると思います。
初めて聞いたときは、買って失敗した・・・と思った。
クレイマンのメロディを期待していましたが。
でも、聞き込むことによって、逆にすごく好きになった。
今では、インフレイムス最高のアルバムにまでなりました。
インフレイムスのメロディは変わっていませんよー。
次回作がとても楽しみです。
さざめん 2003年11月26日(水)21時53分
いや、個人的にはすごくかっこいいと思います。賛否両論に分かれてるけど、それだけのすごさがあるんじゃないかと。昔のインフレイムスを求める人にはイエスパーの別プロジェクト、ディメンションゼロなんかいかがでしょう?これはこれで全くインフレイムスと違うけどね。でもすごく激しい、速い、激しい。まさしく「This is hell!」って感じでいいですヨ。
IN FLAMESを聞きたくてこれを買ったが・・・間違いなく良いアルバムだと思うよ。
とにかく聞いてて嫌だなと思う曲がねぇ。買って間違いはなかったアルバムだな。
フィクサー 2003年11月30日(日)0時20分
メロディック・デスという要素はだんだん希薄になってはいるが、その分スケールは大きくなっている。まさしくワールド・ワイドのマーケットを対象にしている、メジャーな作品である。やはり、この手の路線では一歩先を進んできたという、先駆者であるという自覚が作品全体に漲っていて、聴いていても思わず力が入る。確かにデビュー当時の典型的路線も悪くはないが、僕は今の路線も結構好きである。肝心なのは楽曲の出来であり、路線そのものではない.....。らしさは充分存在しているし、メジャー進出にふさわしい懐の深い作品である。ファンなら是非、応援してもらいたい。マイナーな存在だからより深く愛せるという心理も充分すぎるくらいに分かるが、大きな存在になっていく姿をファンなら大きな心で見守って欲しい。
インフレイムスは数あるメロデスバンドの中でもBEST3に入るほど好きだが、この6thは自分にとって境界線となるかも知れない。このアルバムでもIN FLAMESらしさは消えていないのだが、どうしてもクリーンボイスの導入は好きになれない。ここがデスボイスだったら・・・と、いつも思ってしまうんですな。素人の勝手な意見だとは思いますが。次作がパッセンジャーみたいだったら、たぶん聴かない・・・SOILWORKの二の舞にならなければ良いと祈ります。
MAI.K 2003年12月31日(水)18時7分
今までのIN FLAMESはさほどよいとは思わなかったが、これはいい。
曲の粒は一番そろっていると思う。1,2,3,4の流れは圧倒的。
このモダーンな感じがニガテな自分は通して聴くのはツライ。
この路線をおし進められるときついなぁ…
自分の気に入った曲はどれもメロディ重視の曲ですからねぇ〜。
でもこういった曲のおかげでIN FLAMESが好きなら楽しめるとおもいますよ。
ちょっと前まで問題作だったけど、最近評価が上がっていますね。
単純に曲のクオリティは過去最高です。
「COLONY」から着実に曲は良くなっています。メロデス度は低くなっているけど。
メロデスとしてではなく、もっと広い意味でのHR/HMになっていてメタルファン以外にラウドロックが好きな連中にもアピール出来る作品。
カッコいいです。でも、これ一枚でIN FLAMESというバンドの全てを知ったつもりになられると困ります。次作からは曲のクオリティが落ちなければ問題ありません。
デビュー(Lunar Strain)以来のファンです。アルバムは全部好きで曲も全部好きです。
信者とはそういうものなのでございます。
全く参考にならない意見でした。失礼おば。
遅れ馳せながらやっと購入しました.今までのインフレイムスを知らないのと,メタルはあまり詳しくないので何も考えずに聴けました.めちゃめちゃいいですな.すごい器用なバンドだなとも思いました.これぞ新生メタルというやつでは?チルドレンオブボドムやアークエネミーなんぞとは全く次元が違う.彼らのような旧態依然とした(去年でたアークエネミーのアルバムはそうでも無かったけど)ただキーボードが上手かったり,男のような声の女性ヴォーカル(一回聴いたら飽きる)がいるだけのメタルではもはや退屈極まりないです.今までのアルバムも,三月に出るらしい新盤も絶対買うと思います.
ファッカー 2004年2月13日(金)10時53分
新しけりゃいいってもんでもないでしょ。
チルボドもアークもそれぞれ良い。確かにインフレいいけど。
gokio 2004年2月21日(土)23時27分
in flamesはこれが初体験だったので前作までの先入観はありませんでした。
捨て曲がないと思います。
僕は1stからずっとオンタイムで聞いてきたファンの一人である。先駆者だから凄いというわけではないが、やはり僕の中ではこの手では別格の存在である。この作品が、過渡期の作品であることは新作の作風が証明してくれると思うが、日本の一般のHR/HMファンをメロディック・デスというジャンルに引きずり込んだのは、間違いなくこのバンドの功績である。初期の路線も悪くないが、僕は常に進化を忘れない彼らの姿勢そのものが特に好きである。メジャー化という言葉をよく見かけるが、本質は昔と何も変わっていないと僕は思う。マスコミに影響されすぎではないだろうか?このサウンドの何処がメジャー化なの?僕には次へ次へと挑戦する姿勢は、逆にコアな方向に突き進んでいるように思える....。
↑でアルバムの内容と関係ない事書いてしまってすみません。
私もこのアルバムは大好きです。
gokio 2004年5月21日(金)20時17分
みんなして賛否両論トバしてたが何だかんだいってこのアルバムが好きなんだろ?て感じだな。モダン、メジャー化がどうとかいうが、なんら問題無し。
最新作の「SOUNDTRUCK〜」を聴いたあとにこれを聴いて、その素晴らしさに気付きました。
「CLAYMAN」までとは明らかに違う。
でも、これはこれで本当に素晴らしい。
アメリカで売れるためという意見も聞くが、アメリカはこれでは売れにくい。
メロディアスすぎる。
これまでのIN FLAMESらしさを活用しながら、へヴィネスを増したサウンド。
いい曲ばかりの好盤。
確かに雰囲気は変わった感じがするが、
モダンなフィーリングは好きだし、かといって昔のモダンへヴィネス化を目指したバンドのようにのように曲が悪いわけではないので、この路線は個人的に大歓迎。
コーラスの取り入れにより、サビでスローダウンする曲が多くなった。
その他にも表現手法が変わった所は数在れど、
IN FLAMESらしさは失われていない。
I.E.W 2004年10月23日(土)12時11分
かっこいいすこれもね…7枚目では速さが完全に失われた感が強かったけどこれはバランスいいっす。でももっとクサさと哀愁に満ち溢れていたら個人的に永遠の名盤となったろうと考えると惜しい一枚。
4thと5thは個人的にあまり好きになれなかったのでこの路線に変更して良かったと思います。
一年ぐらいまえの自分が聴いたらムカついたかもね。あのときはメタル一筋だったから、こういうモダンな感じのは気に入らなかっただろう。
でも今はけっこうパンクでもヘヴィロックでも聴くからこのアルバムはお気に入り!!
むしろ今はこのアルバムが一番IN FLAMESのなかでは好きだ。
①はハードなIN FLAMESにメロウなサビを取り入れた名曲!!
②はIN FLAMESっぽくあってIN FLAMESっぽくない曲。サビがぽくないんだよね。
③はメランコリックデスラッシュってかんじで最高にクール!!
ほかにもいい曲はたくさんあるが、書くのが面倒だからここまで(笑)
とにかく実験的な一枚だけど、聴く価値大いにあり!!
これの1曲目にエンバディ級の名曲があれば
名盤と今頃称えられていたかもしれない
それくらい全体の質が高い
④と⑭以外、印象に残る曲がないと思った。
印象に残る曲が2、3曲あれば名盤になった。
アンダースの歌が前作より弱いのが残念、でもギターはザックリしてるのが多かったから良かった。
このバンドには原点回帰なんてしなくていいから前進して欲しい。
路線変更してから寂しいけど、金太郎飴のようなアルバムばかり作ってる某有名バンドよりマシ。
これがIN FLAMESを初めて聴いたアルバムだが、
本当に聴きやすく飽きない。
全体的にSOUNDTRACK TO YOUR ESCAPEより好き。
IN FLAMESのターニングポイント。
捨て曲が無いけどこれといったキラーチューンも無さげ。
「Embody〜」や「Bullet Ride」みたいに1曲目からアグレッシブではないけど全体的に良曲粒ぞろいなんでアルバムとしては完成系では?
自分はメロデスのモダン化肯定派なんでこういうサウンドに不満はありませんが音質がこもってるのはちょっと・・・・・・・・
①、③、⑤はアルバムの中でも特に佳曲。
アルバムを通して幅広い楽曲がきちんとまとまっている(良い意味で)。
私は最高に好きなアルバムですね。
過去のIN FLAMESが好きな方はこのサウンドだと文句をいわれると思うんですが・・・
このアルバムは新しいファン層を作るための一枚だったかもしれませんね。
すごく自然な流れでグレードアップしていると感じます。
アルバムを順に聴いていくとよくわかりますよね。
根底にあるものはなんら変化していませんし。
このアルバムは割と「歌ってる」印象があります。
疾走曲EGONOMICにも歌メロがちゃんとありますし。
BLACK&WHITEのサビなんかはすごく気に入ってます。
いいですね。。。流れが自然で(笑)
純粋にいい曲が多いアルバムはこれだと思う。
確かに流れが自然で聴いててあまりストレスを感じない。
ファンが買って一発聴いて放置。
その後棚をあさってたら発見。
聴く
!?
良いアルバムじゃないか…という感じのアルバム。(ぇ)
メロデスというジャンルのなかにはまらない?かな。曲も現代風のメタルという感じが第一印象。カッコイイ曲も多いし聞きやすいです。
今までこのバンドが感じさせていたチープさが前作辺りから無くなってきたのがとてもプラスになっていると思います。
ストレートにカッコいいと思える曲が多いです。
「Embody The Envisible」にハマり、最寄の店にこれがあったのでとりあえず買ってきたんですが、最初は全く違う感じで全然好きになれませんでした。
しかし今聴いてみると楽曲は粒ぞろいで中々良いアルバムだと思います。
・・・でも音質はもうちょっとなんとかならなかったのかな。
彼ら初のDVD作品「USED AND ABUSED ...IN LIVE WE TRUST」で、このアルバムの収録曲のライブ版をいくつか聴くことができますが全然印象が違いました。
本当に「こんないい曲だったっけ!?」の連続です。
この点はかなりおしいことしてると思います。
この変化でイエスパーが天才と呼ばれている理由が分かった。
COME CLARITYを気に入った方で、未聴の方は是非聴いてみてください!!!!絶対気に入るはずです!!
上の方の意見を見ていくと、曲数が多くてダレるという意見がけっこうありますが、俺はむしろ良い曲をたくさん収録してくれてありがとう!!とIN FLAMESとそのレコード会社にお礼を言いたいくらいですよ!!!!
そういえばこのアルバムに書き込んでなかった!
「COLONY」と並んで大好きなアルバムです。①なんてイントロからカッコいいと
思うんですが。③とか⑧とか1曲単位がコンパクトなので非常に聞きやすいと思います。
上のラスカルさんの言うとおり「COME〜」を気に入った人なら「SOUND〜」よりかは気に入ると思います。
初期からの信者だがあれもメガデス、これもメガデスと作品ごとに個性の違いが成長と見られていたころのメガデスを感じました。何よりもうれしいのは嫌いな楽曲がないのがこのバンドのすごさです。
21世紀型メロディックデスと言った方が良いのかもしれない。新しい世紀に突入したことでこのバンドが一層パワーアップした事はこの一枚が物語っている。
6th。
上の方でも言われているように、アルバム全体の流れが自然で何度聴いても飽きがあまり来ないですね。
キャッチーなコーラスが結構あるためか、印象に残りやすい曲が多いです。
ただ、ボーナス含め全15曲とはちょっと曲数が多いなあという気がしますが・・・。
個人的には初期の作品が好みなのですけど、実は私の入門はこれからでした。
当時はArch EnemyやChildren of Bodomぐらいしか知らなかったせいか、全体的に好印象ではあったんですが、サビがややしつこいかなと。
でも3年経った今では、これまでの“哀愁"から“カッコよさ"を追求した本作も十分に満喫できています。
友人にも勧められる1枚ですね。
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.134 ★
いい曲が揃ってるんだけどなぜかダレます。
しかしTrack1〜7と、Track8〜14を別のアルバムだと思うと、アラ不思議。
非常に完成度の高いアルバムが2枚あるように思えてきて、おトクです(笑)
実際構成的にもTrack1〜7とTrack8〜14で一度切れる感じなので、是非お試しあれ(笑)
現在最も人気があるデスメタルバンドと言えばIN FLAMESかもしくはCHILDREN OF BODOMをあげるのが一般的だ。そうIN FLAMESはデスメタルバンドとしては頂点に立っているということ確かだ!その前にIN FLAMESとCHILDREN OF BODOMのどちらが人気があるのかと言うと、まずアメリカや欧州ではIN FLAMESの方が圧倒的に人気が高いが、只日本ではCHILDREN OF BODOMのほうがIN FLAMESより人気があるみたいだが、総合的にはIN FLAMESの方が人気があることは確かだ。IN FLAMESの通算6枚目のアルバムで本作でもある「REROUTE TO REMAIN」はIN FLAMESのアルバムとしては最も賛否的な評価を受けた作品としても有名だ。
まず本作のどういうところが賛否的な評価を受けたかと言うと、元々彼らのサウンドスタイルでもあるデスメタルサウンドよりもメロディの方を重視したからではないかと思う。当時彼らはアメリカマーケットを意識してたためか、メロディ重視を優先してしまい所期のファンから反発的な評価を受けてしまったらしい。またデジタルサウンドを追求したため今までのアルバムのサウンドスタイルとはやや異なってしまったようだ。だが一通り聴いてみると今までのIN FLAMESのサウンドと一味違ったサウンドを楽しむことが出来る。個人的に言ってしまえば本作はIN FLAMESのアルバムの中では最もポップなサウンドに仕上がった傑作と言ってもいいだろう。しかしデスメタル色がやや薄いのには矢張り不満というしかないが、只聴き方によっては本作の素晴らしさや本作の製作当時のIN FLAMESのサウンド思考が見てくるかもしれないし。本作は当時の彼らのアメリカマーケットを意識したサウンドが色濃く出ているのでIN FLAMESファンだったら迷わず聴くべきと言っても過言ではないかと思う。とにかく賛否は聴く者の好みの問題だと言うことなので、良いか悪いかは聴いてから評価をするべきだろう。個人的に本作の出来栄えにはかなり不満だと思うが、IN FLAMESの傑作の一枚と言いえも良いかもしれない。
今回の評価78P
せいこりん 2006年11月21日(火)20時35分
似たような曲が多いですが、こういう曲調が好きなので、問題なし。
全部好きな曲ですが、特にタイトル曲やTriggerが良いですね。あと、メランコリックなMetaphorがたまらない。
デジタライズされた感はありますが、In Flamesの泣きメロは健在です。
Killswitch Engageを始め、台頭するメタルコア勢のお手本となったといっても過言ではない歴史的名盤。
へヴィネスと欧州的叙情の絶妙なコントラスト、一気に爆発するコーラスパート…このアルバムで全て完成している。
In Flamesの入門としては「Colony」かこのアルバムを聴いてみて!
鋼鉄の爆弾 2007年3月19日(月)11時23分
全体ではCOME CLARITYのほうが好きだけど
タイトル曲や四曲目とか好きな曲も多い。
デス声大嫌いだった自分を変えたのがこのアルバムの一曲目ですね
デス声→叫んでるだけ と思ってましたが、この浮遊感と切なさはすばらしいです。
捨て曲のなさだけを考えればこのアルバムは間違いなくダントツでIN FLAMES最高傑作です。
まあ確かにIn Flamesとしては異色かもしれないけど
この路線結構ハマりますよw
哀愁からほのぼの系に変わったっていう感じかな〜
まったりのんびりデスメタル。
名曲の嵐、素晴らしいアルバム。
このアルバムもデス声苦手な人にオススメしたい。
問題作、ターニングポイント、賛否両論・・・。
などなどいろいろ言われてて、正直買おうか買わないか迷ったが、名曲TRIGGERが入っていることに惹かれて買いました。
まず、DRIFTERに逝きました。
次にTRANSPARENTのブラストビートに失禁しました。
一曲跳んだEGONOMICとMINUSのクオリティに激しく感涙し、DISMISS THE CYNICSに失神して目覚めると同時にDARK SIGNSで永眠して終了です。
ちなみにTRIGGERだけでおよそ7回悶絶即倒しております。
これは、21世紀のベストでマストなアルバムです。
あ、またDRIFTERで失神します。
当時は問題作と言われていましたが
自分には何が問題なのかさっぱりでした
どう聴いてもインフレイムス臭がプンプンなんですもん
今聴くと更に感じます
ギターのアタック音がたまらなく好きなアルバム
NO.1ではないのですが名盤には変わりない
個人的に車上荒らしに遭い盗まれてしまった思い出のアルバム
過去作品を聴きこんだリスナーには、このチャラい?路線は正直酷だと思う。
だがこれまで同様メランコリーなフレーズも随所にあるし、楽曲の魅力はそれほど変わってはいないと思う。
完成度は高く過去作品に勝るとも劣らない。
あんまりいいコメントのないアルバムだったので食わず嫌いしてたんですけど、聴いてみると普通にかっこいいアルバムです。
昔のようなコッテコテのメタルサウンドは減退し、ザクザクしたモダンな音やシンセがかなり目立ってますけどそれもまたヨシ。だってカッコイイんですから!
3rdあるいは4thまでが大好きだった人が落胆してしまう気持ちも確かに理解できます。
クレイマンには近いと思いますが、ホラクルやコロニーとは確かに違いますね。
でもインフレらしさは決して無くなっていないという事だけは強く言っておきたい!
今までのような分かり易い泣きメロこそ減りましたが、随所で炸裂するメランコリック
なメロディは彼ら以外の何者でもありません!とはいえこのアルバムもクレイマン同様
比較的明るめなメロディが多いですね。その点では好き嫌いが分かれるかもしれません。
個人的には9からラスト14までが特にハイライトです。最高です。
ただちょっと篭もり気味な音質が惜しいですね。せっかく印象的な
ソロやフレーズを奏でているのに聞こえにくい時があります。
これはこれでまた味があって良いとも思いますが。
多少質感が変わろうとこのアルバムも間違いなくIn Flamesサウンドです。
In Flamesの作るメロディに惹かれた人は今作以降のアルバムもきっと気に入るはず!
ってこのアルバムの内容から外れてきてしまいましたね汗。
とりあえず敬遠しないで聴いて欲しいアルバムです。おすすめですよ。
ギターの音にトゲが無いのは残念で仕方が無い。
でも7THを聴いてからこっちに戻ってくると完全に目線が変わる。
ああー音が残念だ、でも曲はなんて素晴らしいんだ、と。
一気にモダン路線に突き進んだアルバム。
前作のPinball Mapなんかで微妙にそっち方向への色気を匂わせていたけど、ここまで急激に『進化』すると賛否両論になるのは当たり前なわけで。
とりあえず、ギターの音がこもりがちなのは残念だが、サビメロとか、一瞬出てくるギターソロとかのメロディはセンスの良さを感じさせる。
ただ、CLAYMANでは聴き疲れしなかったけど、こっちでは聴き疲れしたなあ……14曲はちょっと多いかも。
個人的に#1、#4、#7が良い。
前作に続き、大好きなアルバムです。
初期ファンの間で問題作として物議を醸したアルバムであるが、どのバンドも昔には戻れない事情があるんでしょうね・
残念なのは、IN FLAMESのトレードマークと思われていた叙情的なリードギターのフレーズがほとんど聴かれないことくらいか。。
前々作あたりからギターでデジタル・エフェクトを使い、独自性が変化したことで私のテンションが上がったのも事実。
皆さんも承知であるが、前作がアメリカCMJチャートのヘヴィ・ロック部門の年間1位に耀いたこともあり、アメリカのアンダーグラウンドシーンでも好評を博し、
CDのライナーにも書かれてあるけど SLAYERのサポートアクトに抜擢、本作のツアーもSLIPKNOTのツアーに同行といった状況もあって
本格的にアメリカ攻略に出たのであろうが、現在のスタイルが好きな私にとっても嬉しいかぎりだった。
練ってあるが聞きやすいし、疾走してる曲は3,4曲だが完成しているアルバムなので
お薦めできる !