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TIME TELLS NO LIES / PRAYING MANTIS
邦題『戦慄のマンティス』
イヤー、かっこいいわこれ。って言うか美しい。
メロディそしてハーモニーが。それから私の大好物の泣きのギター、しかもツイン。
もう、いうことなし!!
NWOBHMのバンドと聞くとハ-ドなイメージを抱くが(もちろんハードなものも好きですよ♪)ポップな曲もあって、うーん・・・カッコイイわ!(こればっか(笑))
オススメです!!93点。
これさあ、俺にとっちゃあ「幻の名盤」だったんだよねえ。
数年前にCD化されたのを購入して聴いた時には、「なんかぬるいつくりだな」と思った。
でもそれは大きな間違いだった。ポップなメロディを流麗なツインリードで聴かせてくれる、良質なHMアルバムだと最近ようやく気づいた次第。
名盤。
NWOBHMを語る上で避けては通れぬ必聴アルバム。現在の「なんでもかんでも音を埋め尽くす楽曲」とは相反するものであり、これを聴いて物足りなさを感じる人も多いであろう。
だけど「長いお付き合いのできるアルバム」とはまさにこれなんです!!四六時中がんがん聴きまくるものではないが、臭みの漂う美しいメロディーに触れたい時は、やはりこのバンドの力を借りることが多いんですよ、私の場合。
昔、友人がお気に入りレコードということで、このアルバムのジャケットを見せてくれたとき、「なんでカマキリなん?」と笑ったが、その中の1曲を聴いた瞬間「お願い貸して!!!」と懇願したことを思い出す。
※その1曲はこのアルバムを持っている人にはわかるはず。
とにかく、このアルバムがCD化されたときの衝撃は凄かったよ。(自分的に・・・)ラジオのロックトゥデイで数曲紹介されてからアルバムを通して聞きたいバンドNO.1が何年も続いたもんね。なんせ新宿の店行けばLPが当時7万〜9万はしていたからね(買えるわけないだろう!)。そして、ほぼ毎日のように学校帰りに拝みに行っては手に取り、くい入るように見てたよ。(結構危なかったかも。)それから、何年も待たされやっとCDが出たとき私は何を思ったか感激のあまり3枚もまとめて買ってしまったくらいだった。今でもCD店で見つけると買いたくなる衝動があるくらいだ。PS.当然曲も満足いくものだった。
戦慄のマンティス、1st。
美しいメロディに彩られたドラマティックなハードロックが満載。
甘いヴォーカルとコーラス、そしてツインギターを核とする流麗なサウンドもまた絶品。
名盤です。
黙って聞くべし!
アンパンチ 2004年4月16日(金)21時49分
個人的にマンティスといえばA CRY FOR THE NEW WORLDよりもこのアルバムなんです。
CHILDREN OF THE EARTHをはじめイイ曲入ってます。大好きです。ホントに名盤です。
マジで一回聴いてみて欲しい一枚。NWOBHMに手を染めるならこのアルバムから行っちゃって下さい。
81年発表の1stアルバム。邦題「戦慄のマンティス」。
NWOBHMバンドと言えば、IRON MAIDENに代表される激烈サウンドが特徴的ですが、その影でメロディーを売りにしていたバンドも少数存在していました。その代表格がこのバンド、そしてこのアルバムです。
ジメジメではなく、爽やかさを感じさせるメロディーに溢れています。「BEADS OF EBONY」「RUNNING FOR TOMMORROW」等、次々に押し寄せるメロディーの洪水。
NWOBHM作品としては文句なしにTOPレベルの名盤。
彼等の、水晶のようなメロディーが一杯に詰まった名盤だと思います。僕はLovers To The Grave、Children Of The Earthが耳に突き刺さりました。Voはともかく、メロディーがここまで完成されて居た状態では、たしかに復刻までは「幻」という冠詞が付いていたのも頷けます。
コリン・ピールさん(Cry For The New WorldのときのVo)に全曲歌って貰って、セルフリメイクして欲しかった。
KUZU 2004年12月11日(土)17時13分
たとえば「CHEATED」を聴くと、血気盛んなガキの頃に「甘ったりい!」と思ってたことに激しく懺悔します。
美しいですよね。
「CHILDREN OF THE EARTH」が偉大でよかった。
売り飛ばさないですんだもの・・・。
いまさらながら、名盤。
ぶっちあけ言ってしまうと81年作品なので仕方がないが、音が軽すぎる。再結成以降のアルバムの方が録音状況が良いので、クライフォーとかと比べてしまうとやはり、この作品は落ちます。ボーカルがイマイチうまくないのとドラムの音が軽すぎる。しいて言えばニューイングランドや初期ボストンに近い。ギターのメロディーの価値はありますが。。。当時高値でLPが取引されていたらしいですが、あまり期待はしないほうが良いです。当時としては最高のメロディアスハードだったかもしれませんが。。。
このアルバムの凄さは、例えばDEEP PURPLEのMACHINE HEADなどと違って、当時を体験してない人にはなかなか分からないかもしれない。これは若い人をバカにしてるのではなくて、私がこの時代を現体験できて、悲運な彼らのこのアルバムを当時聴けたことに凄く感謝したいということです。これもNWOBヘヴィ・メタルなんですよ。私が死んだ時、棺桶に入れて欲しい3枚のうちの1枚です。
最初にこのアルバムのジャケット・デザインを見たときは、かなりゴリゴリしたサウンドを連想したけれども、内容はかなり柔らかく、メロディアスでそこそこパンチのきいたサウンドだと感じた。あの時代にこのサウンドスタイルは賛否両論だったような記憶がある。個人的な好みとしては、このファーストはベスト。墓の中まで持ってゆきます。
♪cheated,cheated,cheated,I've been cheated〜
メイデンの1ST&2NDと同じく外せない1枚
当時ウォークマンⅡで毎日聞いてました(なぜかコピーはしなかったな?)
曲の完成度が高いよね(マイケルシェンカーが2人居ると言われるくらいメロディアス)
今でも聞きます Vo.も嗄れ声で好みだし
このアルバム、当時LPで2枚持ってて、そんなに高値になっていたとは知らず、売り損ねた。あの当時売ってればな…今もLPで2枚持ってるが、アート的にしかなってない。もちろんCDも買いましたよ。
もう少し音質が良ければ最高のアルバムになっていたと思います。ただボーカルが兼任しているので若干弱いです。その他は素晴らしい泣きメロディとコーラス。なんか最新作に曲作りが近いと思いました。
華麗なツインG、美しく分厚いボーカル・ハーモニー、そして繊細な泣きメロをフィーチュアした、ドラマティックで
叙情的なHRサウンドを聴かせる英国の4人組が、'81年に発表した1stアルバム。(邦題は『戦慄のマンティス』)
必殺の名曲“CHILDREN OF THE EARTH"と“LOVER TO THE GRAVE"を収録し、NWOBHMムーブメントの中でも屈指の
完成度を誇る1枚と高く評価されながらも、権利関係の複雑さから、長年再発される事なく「幻の名盤」扱いされていた本作。
それゆえ、'95年に念願叶って復刻が果たされた時には、多くのファンが感涙に咽んだというが、実際のところその作風は、
爽やかな曲調のOPナンバー①が象徴するように、結構ポップ路線寄りのサウンドなので、メロメロに泣きまくる
(例えば3rd『A CRY FOR THE NEW WORLD』のような)内容を期待していた後追いリスナーの中には、
ちょっぴり拍子抜けした人も少なからずいたのではなかろうか?
とは言え、仄かな哀愁を含んだ曲調、キャッチーなサビ、ポップなメロディを歌っても決して明るくなりきれないヘタウマVo
といった要素も、間違いなく初期マンティスの魅力であり、③④⑦⑧等の楽曲は聴き応え十分の佳曲に仕上がっている。
そして何と言っても本作は、このバンドの「静」の魅力が詰め込まれた美しくもドラマティックな⑤と、
スリル/ドラマ性/泣きメロと、三拍子揃った完全無欠の⑨の存在がトドメを刺す。どちらもPRAYING MANTISのみならず、
NWOBHMをも代表する名曲中の名曲。また、この2曲の陰に隠れがちながらも、シャープに疾走するアグレッシブな⑥も、
同様の路線を行く存在として、キラリと光を放っている事も付け加えておきたい。
メロディ愛好派なら、死ぬ前に1度は聴いておきたい名盤。
NWOBHMの流れから出てきたとは思えない
哀愁の叙情的なメロディにポップセンスが加味した独自の路線を披露しマンティス節を確立、1stアルバムとしては高い完成度を誇る内容となっておりファンなら押さえておかないといけない好盤です
CRY FOR A NEW WORLDを先に聴いた僕にはいささかチープに聞える。哀愁も薄めだ。再結成後に名盤を何枚か出したからこのアルバムも評価されるようになっただけと言ったら言いすぎか?いや、そこそこ良いアルバムなのは認めています。
清涼剤のようなアルバムです。
だいぶ後に、名曲を入りの名作を出していく彼らですが、楽曲の充実度と、雰囲気的な透明感はこの作品が一番です。
初めて聴いた時は、激しめのNWOBHMものを求めていたせいで、一曲目のポップさに落胆しそうにもなりましたが、最後まで聴いて、すっかり心が洗われました。
全曲素晴らしいです。
カットタン 2010年1月24日(日)21時38分