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WAR AND PAIN / VOIVOD
VOIVODは常に進化するバンドである。個人的には、デビュー当初の粗削りなサウンドが好きです。当時はまだTHRASH METALのカテゴリーに入っていました。VoもDESTRUCTIONのシュミーアみたいな爬虫類っぽいヒステリックな歌いかたでGOODです!!
ピックではなく、何か鉄屑で弦を引掻いているようなギターのトーンがまず最高です。
荒々しいハードコア風のスラッシュメタルですが、
そこにR&R魂大暴れなアドリブをぶち込んでいく姿が眩し過ぎる!
しかし(と言うか「やっぱり」と言うか)、この1stの時点ですでに唖然とするような
リズムトリックの塊のような曲もあって、やはりVOIVODのかっこよさは特別なのでした。
昔のヴォイヴォドってかなり荒削りでしたなあ。
全く別のバンドみたいだ。
ソレはソレでカッコいいんだが。
勿論VOIVODはこの1stから自分達ならではの個性を発揮していますが、まだオリジナリティー全開という訳ではなく、曲構成はさすがにまだ未熟なところがあるし所々に他のバンドの影響が感じられるところがあります。しかしこのギターの音色!もうこの音さえ聴けばVOIVODと分かるほどの強烈な個性を主張しています。また、現在でもライヴでこのアルバムから演奏することが多いらしいので、聴かずに済むという訳には行きませんね。
って、VOIVODは果たして来日してくれるんでしょうか?(笑)
夢想家・I 2003年11月2日(日)17時34分
非常に荒々しい音であるが、Piggyのクセのあるリフはこの頃から健在。
この頃は、今のような変わったスラッシュをやっているわけでもなく(VOIVODの中では)、
ヘヴィメタルの範疇で片付けられる部分もちらほら。
Snakeの声のせいか、パンク色も見え隠れする一枚。
当時は自分達の音楽を"ニュークリアメタル"と形容していたVOIVODの1st(1984年リリース)。
アウェイの手によるシュールなジャケとピギーの個性的なリフワークで、早くもVOIVOD特有のスタイルが見え隠れするアルバム。
割とオーソドックスなスラッシュだが、他のバンドに差をつけているのはやっぱりピギーのギター。
スネイクの刺々しいヴォーカルもこの時期ならではの魅力。
バンドのテーマ曲的な"Voivod"も収録。
PIGGY,R.I.P.
イヌスケ 2005年11月29日(火)23時19分
記念すべき1stアルバム。
一言で言うとR&R、ハードコアパンクのエッセンスを加えたスラッシュメタルですが
この頃からすでに曲構成はVOIVODらしさが発揮されているし、PIGGYのギター
ワークも光っています。
因みに裏のメンバーのクレジットが凄い。
SNAKE :THROAT,INSULTS
,SCREAMING MIKE TORTURE
AWAY :THUNDER MACHINE
PIGGY :BURNING METAL AXE
BLACKY:BLOWER BASS
1stアルバム。
HC寄りの楽曲にパンクテイストを加えたスラッシュメタルで後期とは違い実に荒削りながら、PIGGYのクセのある独特なリフワークと奇妙なコード進行、
不協和音とでも言うべき統合感が無い音など1stにしてすでに他のバンドとは違う強烈な個性を感じる。
個人的にVOIVODはこの頃が一番好きだ。