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A SHOW OF HANDS / RUSH
ライブ盤で、"SIGNALS""POWER WINDOWS""HOLD YOUR FIRE"あたりのエレクトリカルポップ路線の総集編的アルバムです。
ポップといっても、彼ららしく意味深く、重くもある名作ばかりです。⑪のドラムソロもスゲー!
'80年代RUSHのベストと言ってもいいでしょう。
昔のアメリカのアニメを彷彿させるオープニング、そこから流れこんでくる「THE BIG MONEY」、「SUBDIVISIONS」をはじめとした名曲の嵐。観客の歓声がすごいこと。
最後の「CLOSE TO THE HEART」では大合唱がおこったり・・・。
かなりとっつきやすいです。
本当にシンセ時代のラッシュを手っ取り早く聴くなら、このライブがお勧めですよ。
この時期の代表曲満載でもちろん曲の演奏事態もスタジオ盤を軽く超えるテンションですし。
しかも過去2作のライブよりも断然、音質が良いっていうのも素晴らしいしね。
'88年発表。ライヴ盤としては3作目。通算15作目。
本作は映像作品もあるのだが、それを観て私はRUSHに完全にはまった。
お茶目なイントロのアニメーションの後、「THE BIG MONEY」で並んで演奏するアレックスとゲディの格好良さには痺れた。
アレックスがソロを弾きまくる姿、ニールの神業と言うしかないドラミングも良かったが、それよりもなによりも、ゲディの八面六臂の活躍には本当に惚れた。
Vo.をとりながら、ベースでテクニカルなフレーズを決めるだけでなく、歌いながらキーボードを弾き、足はフットベースを踏んでいる。まいったまいった。テープも使っているんだろうが、彼等は筋金入りのライヴバンドである。
というわけで、CDも良いが映像の方もお勧め(まあ、『RUSH IN RIO』のDVDもあるけど)。
ホントに筋金入りだと思います。今風に表現すれば、「ビクッた、ありえなぁ〜い!」といった感じでしょうか(ゴメン)。
80年代RUSHを総括するライヴ。
とにかく音質、そして演奏が素晴らしい。
やはりRUSHはライヴバンドだね。
ライヴでもスタジオ作品とのギャップがほとんど無い、完璧にコントロールされた
演奏には、ただただ驚くのみ。
「ライヴはラフさが魅力」という意見には賛成だけど、ここまで凄い演奏をされたら
もう畏敬の念を抱くしかないでしょう。
内容的にはテクノロジー路線の80年代を総括した、楽曲が並ぶライトな作風です。
アクセントにもなっている二ール・パートのパーカッション的ドラムソロが
いいですね。ゲディ・リーのマルチ・プレイヤーっぷりは人間業じゃないし。
アレックスがおとなしいのは残念だけど、この時期のラッシュはシンセ主体だったから
しょうがないと言えばしょうがないんだけども。
過去2作のライヴ盤とは違って、洗練されてスマートなラッシュのライヴを聴くなら
何はさておき、この作品でしょう。