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END OF ALL DAYS / RAGE
新譜「UNITY」と共に中古盤で購入したんですが、新譜はほったらかしでこっちばかり聴いてます。んー「BLACK IN MIND」に迫る高品質アルバムじゃないかと。こりゃ参った。
「BLACK IN MIND」を気に入って前2作(「THE MISSING LING」「TRAPPED!」)に遡って「んーイマイチかな・・・」と思っていたのですが、遡らずに後の作品を聴けばよかった、って感じです。そのうち他のも買い揃えようっと。
全体に漂う陰鬱な感じが良いアルバムだと思います。また、以前の作品より音質が良いのも(相変わらず低音が弱いですが)高評価です。
こ〜いちさん、その気持ち、実は、私、よく判ります。
UNITYはインストパートが過去にないほど充実していて、もちろん曲の完成度も水準をはるかに凌駕してますが、BLACK IN MINDで突然大爆発を起こした、「歌謡的魅力」に関しては、このアルバムを含めた当時の作品のほうが若干ながら上かも、と思うわけです。
こ〜いちさんの意見を読んで、なるほどやっぱりUNITYよりこちらのほうが好き、という見解もあるのだなあ、と思いました。
BLACK〜が好きなら、このアルバムは絶対に買いです。
ただしギタリストのプレイが「棒読み」なので、そのあたりを重視する向きには不適ですが。
ちなみに、次のTHIRTEENは「ムード重視」で、若干キャッチーな魅力が減退します。
1曲目の「Under Control」は「Black In Mind」を彷彿とさせるので、似たような方向性かと思っていたら、実際結構コンセプトが違っていた。
「Black In Mind」のときにあった明るい曲が、このアルバムでは一貫してダークなイメージが守られている。
「Higher Than The Sky」、「Fading Hours」など悲しげなメロディを持つ楽曲が目立つ。
全体的にコンパクトになった感じがします。曲が短くなったのはもちろんですが、前作のように轟音ではないし、フルパワーの疾走曲もかなり減っているのでこっちの方が癖がなく聞きやすいかも。ただ、今まで通り歌メロは魅力的なんですが、もう一つの魅力であるギターやリフのヘヴィさが減退しているのが残念。でも、いいアルバムには違いないと思います。
自分にとって記念すべき(?)2枚目のアルバム。確かに疾走曲が減り、哀愁ある曲が多くなったので聴きやすくなったかも。RAGEの疾走系が好きな私には少し物足りないが、アルバム全体としては満足しています。
そしてピーヴィーのVo、これがひじょ〜に自分好みになり、私が言うのもなんだけどうまくなったと思う。
でも『LINGUA MORTIS』の影響が本作にも多少あるのだが、次作『THIRTEEN』ではさらに強くなり、自分の好みから外れていく。
個人的に、これは好き嫌いという次元で語れるようなアルバムではないような気が。
全く未知のタイプの楽曲が揃った、しかし紛れも無く名盤です、これも。
特に後半に進むにつれて「Secret in〜」や「Refrections〜」を少し思い起こさせる曲が楽しめます。
とはいえ上の2アルバムのイメージが残っているので、違和感のようなものはまだかなりある。完全に慣れるまでは相当な聴き込みが必要だと思います。
RAGEで初めて聴いたアルバム。
1996年発表の12th。
ジャーマンメタルの雄、RAGEの12th(RAGEと改名してから10枚目)。1984年のデビューから本作「END OF ALL DAYS」まで12年の月日が流れたのだが、年に一枚ペース。バンドのメインソングライターであるとともにマイクを握りながらもBaを兼任するピーヴィー・ワグナーの脅威の創作意欲には凄まじいものがあるが、そのペースの速さからは想像も出来ないほどに充実度の高い完成された楽曲が聴かれる。RAGE独特の毒々しさも全開で、パワフルでありながらも暗い雰囲気で聴き手を鬱にするような感じが個性を強めている。①や⑤に代表される疾走チューンも刺刺しさに溢れていて耳がちくちくと刺されるような何とも言えない感じが堪らない。他にも④や⑫は名曲と言って差し支えないほどの名リフが刻まれている。全ての曲に言えることだが、コンパクトにまとめられていながらも哀愁すら漂わせるドラマティックな曲展開にはそこらのバンドには絶対に真似できない美しさがある。他の作品にも決して劣ることのない名作。
自分はこの作品の音作りやダークな雰囲気がとても気に
いっています。あと特に良いのがピーヴィーのVoでしょう。
とにかく格好良い☆アルバム中で一番好きなHIGHER THAN
THE SKYは抜群にノれる名曲だよ。こういう曲があるから
ヘビーメタルを聴いてきてよかったと思えるのかな。この
一曲だけでも買う意味あると思うよ。
これと『BLACK IN MIND』、輸入盤で2枚組みで売っていて安い。
僕は1750円で購入しました。どちらも聞き逃せない楽曲が非常に多く、オススメ!
僕と同じく、長年HR/HM聞いてるのにRAGEはあんまり聞いたことない・・・っていう方、このバンド知らないのはもったいないですよ!
個人的には、曲数が多すぎるように感じられる。
なかにはクオリティーに若干問題のある楽曲も混じっていることから通して聴くと、中だるみが生じ、散漫な印象を受ける。
優れた楽曲 10曲程度に絞っていたらアルバム・トータルの完成度はもっと高くなったはず。
名曲が少なからず収録されているので勿体無いことである。
塚本林之助 2007年1月28日(日)22時17分
個人的には、曲数が多すぎるようには全く感じない!
歌メロのクオリティが尋常じゃなく高いです。
疾走チューンからバラードまで、一貫して暗く切ない雰囲気なのも最近の名作群とは違った魅力があります。