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UNDERTOW / TOOL
某B誌での評価があまりに低かったため、買うのをためらってしまったけど、買って正解でした。
今までのHRのイメージで聴いてしまうと、ちょっと聴いた感じでは「感情のこもってないVo、陰鬱でひねくれていてノリにくい演奏」等、本質を見逃してしまいます。
彼らは、精神の内にあるダークな部分を表現するために、今までのHRの枠を超えてしまったのです。
聞き込むほどに「鬱」気分になりますが、それが美しくもあり、のめり込んでしまいます。
「陰鬱でひねくれていてノリにくい」と言われていたそうですが、私はこの感じが好き(笑)王道ハードロックっぽいリフかと思えば一瞬でひねくれた音遣いになっていくこの様は、1回はまると中毒になります。今のところ、TOOLが出したアルバムの中で一番中毒性の高い曲が収録されているように思います。
「残さず喰え・・・」が宣伝文句だったな。残してしまいそうなサウンドだったな。当時ヘンリーロリンズが大好きで参加してたので買っちゃたな。
今更ながらTOOLの1stフル。
3rd、2ndと入った後追い組なので、どうしても後の作品と比べてしまうが、全然悪くない。
聴けばやはりTOOLだなと感じさせられる事もあり、前半4曲は特に好きだ。
B!の低評価は納得出来ないね。
このアルバムのメイナードのVoが一番エモーショナルに感じる気がする。
サイケで沈み込む感じの異色オルタナティヴメタル、って感じ。
ドロドロ感は全アルバム中NO,1かと。
でもリフは70年代そのものだし、ある意味一番とっつきやすいかも。
Soberは名曲じゃないっすか!
再び「不鮮明」なアルバムである。
初期衝動のようにバンドに一貫して垣間見える音の核を感じることも無い。
ただただ、まだ「下手・荒削り」な印象を受ける。
もちろんそれはあくまで後の作品と比べてということは言うまでも無いが。
とにかく今作品も前作と同じような方向性を感じるアルバムである。
一皮向けたような手ごたえもある。しかしまだ何が潜んでいるのかが見えない。
わざとひねくれた曲調にしている気がするのは私だけだろうか。
「何も見えてこない」アルバム。不鮮明。化けの皮はまだ剥がされていない。
HM/HR好きな人ならこのアルバムが一番いいと思います。
TOOLにしては乗りやすいというか。。わかりやすい作品だと思います。
TOOLにしてはということですから難しいということにはかわりないです。
とにかく残さず食えっていうかオカワリですよこれは。
timez 2007年12月15日(土)22時24分
「Prison Sex」「Sober」等、キャッチーな曲(注:当社比)が前半に集中してしまっていて、後半のパンチが弱いのが残念。後追いのファンに多い感想なのかもしれませんが。
ただ、音の中で何かがうごめいているような雰囲気、ラストに延々続く空白のトラック等、Tool特有の妖しさと捻れたユーモアは既に確立しています。
反対に、メイナードのボーカルに衝動と感情の噴出が垣間見られるあたりには、『Opiate』の名残が感じられます。