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LATERALUS / TOOL
AENIMA発表から4年強。一時は解散説も流れました......
しかし、彼らは今までで一番へヴィー(といっても、へヴィーさが他とは一味ちがう)かつ、最高の完成度の作品を創り上げました。(ふつうのHM/HRファンでもいけるかも)
①変拍子の嵐+美声かつ激しいVo。でも、無意味に複雑にしたという感じではなく、表現の爆発という感じで、無意味な音はいっさいありません。(こんなの本当にえんそうできるのか?と思っていたがライブで実体験したときには、あまりの演奏力に感動。)
静かな曲も含めて『完璧』です。
(ここまで凄まじいのを作ってしまうと、また新作までまた何年も待たせれそう.....)
僕には理解不能です。
最初買ったときは「外した」と思いました。でも聴いてるうちになんか良くなってきました(やっぱ理解不能ですが)
曲は長いし、つかみどころのない音だし、フラフラしてるし・・・。でもなんか耳が惹かれちゃうんですよね。深く深くそしてなによりも暗く悲しげな音。聴いてるうちに精神がどんどん蝕まれていくような感じになります。心の闇の部分に響くというかなんというか・・・。殴るとか蹴るとかとか表面的な強さではなく、内面的で目に見えないところの弱さ(あくまで弱さです。そしてそれからきてしまう強さも・・・。しかしこれも弱さの一部)
ある意味なによりも人間的な音だと思います。静かな絶望。絶対的な孤独。
部屋を暗くして聴きましょう。狂気じみた世界が感じられます。
これを聴いたあとはきまって憂鬱になっちゃいます。
良い意味でもその反対の意味でも意味不明な音楽です。「良いような嫌なような」そんな感じです。ただあと一週間くらいしたら「アニマ」が僕の部屋にあるのは確かですね。
不思議です。
アメンボ 2002年10月27日(日)22時26分
まったく、とんでもないアルバムだ。
TOOLのメンバー達は良いかも知れないが、我々、聴衆こそよい面の皮、知った顔で拍手はしているものの、内容は理解できない次元のものになっている。
だが、私は言いたい!
この演者と聴衆との乖離が、TOOLというバンドの魅力につながっているのですよ!
彼等の名演・名唱は、何百回くり返し聴いても、変わらぬ感動を与えてくれるだろう!
では。
アゴ 勇 2002年11月22日(金)10時57分
彼らは音楽は一度聞いたぐらいで全部理解する事は不可能です。
スルメのように一つ一つ噛み砕くことによって全貌が見えてきます。
けど僕にもまだ見えてません。
あまり聞いていてスカッとしません。なんかもやもやが残ります。
けどこれがTOOLの魅力じゃないかな。釈然としない不思議な感覚。
インダストリアルな音作りは僕の中では彼らが一番です。
MESHUGGAHの新作と同じく、一度聴いただけでは、『なんかとっつきにくい変な曲!』という印象が強いです。
しかし、頭の中をからっぽにして、何度も聴いていると、今までの人生で味わった事の無い不思議な感情を呼び覚まします。
さらに歌詞の内容や、演奏技術、音楽性等に集中して聴いてみると、『彼らこそ、真の表現者』という思いに圧倒されます。
初めて聴いたときは、最初「宗教音楽か何か?」っていう印象だったのですが(The Grudgeの始まりのドラミングとかで)、そのまま聴いて深さに驚かされました。1曲1曲にただただ圧倒されます。どんな風にこれらの曲が作られているのでしょうか。変拍子に注目がまずいきいますがそれだけではなく、エフェクトを巧く使いこなし、極めて高いクオリティーの楽曲の数々・・・。やってる音楽はかなり異端ですが、今あるロックバンドで最もロックしているバンド、そう思います。
ちなみに、私のように最新作から入ると、1stミニや1stフルは少し物足りない感じもありますが、初期の頃からかなりのものをやっていたようです。他のアルバムも要チェックだと思います。
これはプログレッシヴ・ロックだ。だから難解で当たり前。
キング・クリムゾンの「太陽と戦慄」〜「RED」が好きな人は号泣モノではなかろうか。
プログレの視点では、これは「正統派」であり「様式美」なのだが、いわゆる80年代の
「正統派」や「様式美」を好んで聴いている人にはオススメしない。
個人的には、今のクリムゾンよりカッコイイ。
プログレッシヴロックが難解なわけじゃない。プログレッシヴだから難解なわけでもない。toolのやってることがそもそも難解なだけ。普通のプログレバンドの曲ってもっとキャッチーなとこがあって聴きやすい。
さて、このアルバムについてだけど、持ってないなら買いに行こう。これは俺が今まで聴いてきたもののなかで一番薦めたい。音の一つ一つに意味がある。アダムはクールに弾いてるようでいて、実は物凄く熱い!魂にビンビン響いてくる、そんな感じがする。
プログレでも何でもない音楽がプログレと呼ばれている現在、これは本当の意味でのプログレ。
最近のニセモノバンドにウンザリしていた人には是非おすすめ。ただ、某B!読者がプログレと思ってる音楽とは若干ズレるので、覚悟は必要だ。
あえて、えらそうな事をと自覚しながらも書き込ませていただきます。
この作品を聴いてもし何も感じる所が無いのであれば、某B!の一部(大方か)の文章のように、「既成概念」、「様式美」という狭い感覚に囚われて抜け出せない(自らの信じていた音楽を否定されるのが、自らの存在を否定されていると感じるかのごとく)、不幸な人だとおもいます。
確かにTOOLの音楽は、一般受けしやすいものだとは思いませんが(アメリカ本国では売れまくった所が驚きです)、聴けば聴くほどに深い感情(摩訶不思議な)と同時に、人間の感情では理解しきれない....と言う思いでいっぱいになります。
彼らの音楽が難解?そうかもしれませんが、私にとっては、今までの音楽の焼き直しを、今更聴く事の方が難解です。
彼らは、新しいものを創りあげたのです。私たち凡人には、難解で当然です。しかし、聞き込めば新しい発見が必ずあるはずです。
メンバー全員がKINGCRIMSONの影響を受けているみたいですが、そのkingcrimsonもまたtoolとのツアーで影響を受けたNEWALBUMを発表しましたね。TOOLはスゴイ
因みに,voのMAYNARDはこのALBUMを製作するにあたって、MASSIVEATTACKを聞きまくって
RECORDINGに入ったらしい。
またMAYNARDのプロジェクトAPERFECTCIRCLEもお勧め、またtoolもカバーしている,Bの
JUSTINが参加しているPEACHもお勧め。
ところで、TOOLってプログレなの?
プログレ全盛時代は小学生でしたので、確固たる意見を言う資格は無いと自覚してるんですが、常に進化していくロックをプログレと定義するならば、彼らこそプログレ。
70〜80年代にこれがプログレだと呼ばれていた物をプログレと定義とすると、彼らは過去の焼き直しではないので、非プログレ
TOOLは友人に勧められてCDを買ってみました
それがLATERALUSでした
初めて聞いたときにこれは来た!!とおもったぐらい自分の印象ではかなり好きな感じでした
VOの声が最高です 色っぽくて
今までKING CRIMSONしかまともにプログレに接していないので、えらそうな事は言えないのですが、皆さん言われる通りプログレを「進歩的なロック」と定義するとTOOLのやっている音楽こそまさにそれであると思いますね。
アルバムは前作に比べると1曲目がダイナミズムに溢れたThe Grudgeなだけにまだとっつきやすい方ですね(とはいえ難解なアルバムには違いないが・・)。
ら〜しょん 2004年1月23日(金)14時22分
最初聴いた時は、あまりの暗さと曲の長さに拒否感を感じました。
でも何度も聴いてるうちに気持ち良くなっていくんですね。
まさに「落ちて行く、深い音の闇へ・・」って感じです。
それにしても、これがビルボードで1位になるんだから、アメリカはすごい国だ。
しゅんぺ〜 2004年2月14日(土)14時33分
名前わるあがきで書き込んでいた者です(XPインストールし直したらクッキー消え
パスワード忘れた)
で、いまだにラタララスほぼ毎日聞いてます。飽きません。
超寡作な彼らだから、つぎの作品まで後更に5年くらい待たされる。もしかしたら
解散するかもしれませんが、何にしろラタララスを上回る物を作れるのはtool自身
しかありえないので、次作品に期待しつつ聞き続けます
TOOLは神。
聴き込めば聴き込むほど素晴らしいです
全貌を理解することなど不可能、しかし言いたい。これは最高のアルバム!!
ミニマムなリフの繰り返しが独特の雰囲気を醸し出している。
ヴォーカルラインのメロディがキャッチーだから売れるのであろうが、もしこれがなかったらさっぱりだっただろう。
リフの種類が多様な凄まじい曲展開が「フォロワー」が生まれない原因だと思う。
キリスト教圏の人間にとって、仏教的な世界観は興味の対象なのだろう。
宗教的な要素はあるが、Toolにおいてそれは仏教である。
これはToolが特殊な存在として見られる一因だと思う。
AENIMAと比べると重苦しくはないので、まだ聴きやすいのですが、やはり難解な作品ですね。
一曲の衝撃度はAENIMA収録曲よりも大きいかもしれません。(特にTHE GRUDGE、PARABOLA)
いつ聴いても飽きる事がないのが、このバンドの凄みです。
もっと評価されても良いと思う。
1週間前に聴いてはまっちゃったよ。ぞくぞく来る感じはホントに久々。それも2曲(The GrudgeとPARABOL/PARABOLA正確には3曲か)も。応援するぜ!
現在、心技体がここまでそろってるバンドって他には知らない。
深い、とにかく深い。
アルバム全部聴き終わった後は何ともいえない爽快感を味わえます。
とにかくやってる事は難解なんですが基盤のサウンドは70年代のロックンロールの臭いがします。
音的にも、精神的にもヘヴィな一枚。
最近、聴いたばっかりなんですがopethを聴いたときよりも衝撃を受けました!
ホントに怪物だと思います。toolって最初はとっつきにくいと思いますが(自分は聴いた瞬間からハマッタ)、聞き込んでみるとあんがい歌メロや演奏がキャッチーな作りに
なっていることに気づいた。
凄いバンドだ!
OYAMA 2006年1月26日(木)12時46分
流されるままに聴いていると、マッタリできていい感じです。
もともと内容を理解しようとしないせいでリラクゼイション効果抜群。
疲れないのがイイ。
かなり不思議な感覚のアルバムでした。とりあえずかっこいいんですが、渋いといった方がしっくりくるかも。音一つ一つもよかった。
う〜ん、なんというか、深いね。
個人的にはTOOLの作品で最も中毒になったアルバム。このアルバムの隙を与えない緊張感が支配するムードは素晴らしい。
感想は向こう(10,000 DAYS)で書いたつもりですが、「10,000 DAYS」を聴いてから久々にこっちも聴いてみたが、より全体的に輪郭が掴みやすくなったというか。
(っていうか、「Lateralus」が好きな自分にとっては、ただ単純に「Lateralus」の世界をもっと探ってみたくなったという感じ。よりメタリックな部分の格好良さを再確認できたのかも)
確かに本質的な部分は変わっていないのかもしれませんね。
アートワークからブチのめされました
空間に溶け込む、更なる切り口。最高傑作の予感である。
前作「AENIMA」の音にはただただ圧倒された。
剥ぎ取られたマスク(化けの皮)の下には確かに見えた顔があったはずだ。
しかし今作でそれはまた違うものとして浮き出てきた。
こいつらは変現自在の顔(表現)をもっているのかって、そう思う。
全員メンバーチェンジしたんですかみたいな。
全員のかもし出す匂いが変わってしまっているのである。
何でなのかな、こんなにも音が変わるバンドってありえるのか??
繰り返すようだが前作で確かに
「THIRD EYE」からTOOLの世界に招待してもらったはずである。
しかし今作は前作と全く印象が違うではないか。
詐欺だぁ!馬鹿野郎!
とまぁ、熱くなっちまったが今作は前作以上にエスニックな面に接近している。
お前らアメリカンじゃないのかよ。わけがわからん。
内在するアイディアは決して混沌とするわけでなくひとつの音のよう。
アルバムひとつで民俗音楽。そう、これは民俗音楽。
前述したように前作の音にはただただ圧倒されるだけであった。
しかし今作は音が空間に溶け込んでいくようで。
安心感ではないんだけどね、癒されるとも違う。
懐かしさと言えば良いのかな。そんなものを感じるわけよ。
とにかく圧倒されました。そろそろ最高傑作ってことにして良いですかね。
終わりなきTOOLの精神世界をサ。
コレを聞く前に言っておくッ !
おれはこのCDをほんのちょっぴり前からだが体験した
い、いや・・・ 体験したというよりはまったく理解を超えていたのだが・・・
あ、ありのまま感じた事を話すぜ !
「 おれはこのアルバムを最初は難解すぎると思っていたのに、いつのまにか何度も聞いていた 」
な、何を言ってるのか わからねーと思うが
おれも何をされたのかわからなかった・・・
頭がどうにかなりそうだった・・・
ありふれたヘヴィ・ロックだとか単なる流行りモノだとか そんなチャチなもんじゃあ 断じてねえ
もっと恐ろしいものの片鱗を味わったぜ・・・
いやあ、まいった。こりゃ名作だ。
これはいいスルメですね
4周目あたりから一気にきました
でもこれ音が悪かったらきっと聴き込む前に封印してただろうなぁ
いいヘッドホンで聴いてくださいね
何がそうさせてるのか分からないけれど、聴けば聴くほど深みにはまってゆくし、何がどうすごいのかは分からないけれど、圧倒的な楽曲レベルの高さを感じるこのアルバム
一切の退屈を排除して聴く人をどんどん取り込んでいく上手さがある
とりあえずToolの曲は基本雰囲気鬱なので初めはとっつきにくかったりもするわけだけれど、その雰囲気も含めて音・リズム・構成・展開とどの要素をとっても一切の違和を感じることが無く、非常に整合性の高い音楽を作ってると思う
正直捨て曲が無いなんて今更そんなことを言うのもおこがましいほど凝った内容になっている
どの曲もそれぞれの味があって、聴き始めて大分経つけれど飽きた曲はまだ無い
そしてこれから先聞き続けていっても飽きが来る気がしない
こんな感じは久しぶりだ
今までに全く聞いてこなかったタイプの音楽だった故に新鮮さからこういう感覚になっているのかもしれないけれど、僕のようになる人は他にも多く居る、はず
味わう価値はかなり高い、はず
まぁなんかかなりマンセーしてしまったけれど、そんな感じです
変態メイナードさんこれからもがんばって下さい
深い!
渋い!!
名作です!!!
1枚ページをめくるごとに人体が剥き出しになっていくアートワークのように、聴くごとに体内にじわじわと切り込んでくる音。
この点は『Aenima』で言ったこととほぼ同じだし、実際本作も同様に複雑怪奇な世界ですが、それに輪をかけて奇々怪々であるように思えます。何せM1「The Grudge」から、渦巻く音の中に不穏な空気までもが潜んでいる。いや、音の洪水の中だけでなく、静かな中に響くごく僅かなギター/ベースの音にも潜んでます。
「Parabol/Parabola」のPVはこの世界/神という概念を語ろうとしている……とは曲のレビューに書いた意見ですが、だとしたらアルバムに漂う得体のしれない不安感は、この世界の混沌そのものなのかもしれないと感じました。
一曲目を聴いたら最後まで聴くしかないと思わせるアルバム。
言葉で上手く言い表せないという表現があまりに相応しく、難解な印象を受けました。
初めて聴いた時はあまりよいとは思わなかったけれど、どこかに漂う異様なオーラを感じ、絶対に何回も聴けば好きになれると思い、繰り返し聴きました。
そしたら、すっかりこの世界観に惚れ込んでしまいました。
幾多の曲、アルバムを聴いてきましたが、Toolというバンドのこのアルバムほどの独特な世界観を持つものはそうそうないと思います。
特に静から動へ切り替わる瞬間は鳥肌もので、展開があまりにクールで驚きました。
超名盤です。
何コレ?最高なんですけど(笑)
現存するバンドの中に、Toolと張り合えるのいんの?
一生聴き続けるか、二度と聴かないか、ハッキリと分かれる音であるな。
でも先生、自分が理解できないからって貶すのは良くないと思いまーす!