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SEVERED SURVIVAL / AUTOPSY
1989年作。カリフォルニア出身。ジャケットも、中身も、アンダーグランドの匂いがぷんぷん漂ってきます。デス/グラインド・コア系で、彼らに影響されたバンドも多数あるようです。マニアの方にお勧めします。
いいね。本当にいいよ、このバンド。アルバム全編にわたって凄まじい死臭を放っています。80年代にこんなものをつっくっていたなんてある意味驚きました。徹底したゴア路線を行ってて、背筋がゾクゾクするようなリフがたまらん!まだこの作品ではブラストビートは使われていなくて、スラッシュビートが基本です。でもここのドラマーお世辞にも上手いとは言えません。でもその下手さ加減が汚らしさを、よい意味で増しています。あとギターソロなんかはかなりカッコいいです。アームとビブラートだけで済ませるグチャグチャのソロではなくて、汚いけれど適度にメロディーを入れてくるタイプのソロです。この作品が一番気に入ってます。後の作品は下手にブラストビートを導入してしまったがために、いまいちキレがないような...とにかくゴアメタル好きな方は勿論、汚物系スラッシュが好きな方にもお薦めできる作品でございます。
ジャケがヤバ過ぎたせいか、手術台の上からゾンビ医師数名に覗かれている妙なジャケに変更された1st。
オリジナルも変更ジャケもどっちも好き。
元DEATHのクリスのモタるドラムとスティーヴ(SADUS)の超人ベースの息が合っていない所が逆に異常な緊張感を生んでいます。
間違いなくデスメタル史上十指に入る傑作です。
イヌスケ 2003年11月16日(日)17時15分
ボクは2ndの次に好きな作品。
妙に存在感がある作品で、こういうカルト風味の作品は演奏のウマいヘタは関係なく、むしろその独特なノリが異様な世界を醸し出しています。元祖ゴアを感じさせる古き良きデスメタルの名盤ですね。
徹底的にゴア路線を突き進む彼らの血がにじむ程の最高傑作。
次々と繰り出されるおぞましい音像は、死臭を纏った狂気の旋律である。
これを聴いて血湧き肉踊らん者は、腹を裂いて内臓を取り出し一人棺桶で窒息せよ。
すごくいい。
ドロドロしててドギツイ死臭を放ってはいるが、一曲一曲が意外にキャッチーで聴きやすい。オールドスクールのお手本みたいなサウンドですね。さらりと聴けちゃう良盤だと思います。
これは良い !
スティーヴ・ディジョージオのバカテクベースとクリス・レイファートのド下手なドラムス、このチグハグした釣り合いが破綻しているリズム隊を聴くだけでも楽しめる。
だが、楽曲もカッコいい。
デスメタルだが、この面子で味わえるサウンドは、かなり不思議な感覚というか、とてもユニーク。
完成度や洗練を重視する人よりも、粗暴で突飛なデスメタルを好んで聴かれる方は是非 !
ドロドロで汚らしい、非常にデスメタルしてる1st。
ブラストしてるわけではないけど疾走感は十分感じられ、
デスメタラーはもちろん、スラッシャーでも受け入れられるんではないかなぁ?
ちなみにジャケはデジパックの初期版、中に差し替えジャケもありますが
中米辺りのグロジャケに慣れてしまっている所為で、
これぐらいならいいだろうと思う自分が末期でしかない。