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WITCH DANCE / LAST TRIBE
この作品で初めてLAST TRIBEに触れたんですが、こりゃぁいい!
近未来的なイントロから一気に疾走していくタイトルチューンの②をはじめ、〜系と決してくくる事の出来ないような不思議なフレーズ満載の③⑤、ほんのりプログレ風味の⑥⑨、オリエンタルな香りが漂う⑩などいい曲がたくさん入ってて、かなり楽しめました。所々で入るキーボードがまたいい味を出してますよ。落ち着いた雰囲気の曲が多くて、勢いで押し捲ってるバンドが最近多いだけに新鮮に聴こえました。
全体的に演奏力も高いんで、これからが楽しみです。
さわやかな雰囲気のただよう二枚目のアルバム。
1stに比べ、メロディアスハードロックや、正統派へヴィーメタルといった方向へ向かい始めたといえるだろう。
内容の方は非の打ち所は特にない。メロディーにこだわった良質な楽曲が続く。また、そんな中で疾走感のある8などはなかなかいいアクセントになっている。
メンバーチェンジをして演奏面での強化を図った2nd アルバム。
新たにDick Lowgren(bass)とデビュー作『The Ritual』ではアディショナル・ミュージシャンとして数曲プレイしたJaime Salazar(drums)が加入。「Black Widow」のような突出したインパクトのある楽曲はないものの方向性が一貫しているので随分とまとまりのある作品になっています。Rickard Bengtsson(vocal)の伸びやかで安定感のあるヴォーカルが冴える「Man Of Peace」や「Bring Out The Brave」を聴くと彼の成長がまたこのバンドのレベルを一つ上に引き上げている事に気がつくだろう。北欧のバンドですが叙情性のあるヴォーカルメロディだけでなく時に清涼感のあるポジティブな歌いまわしが実に気持ち良い。特に「Dreamer」では適度に哀愁を漂わせながらも希望に満ち溢れたキャッチーなサビ、そして緩急をつけてタメを効かせた展開美が魅力的。