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ANTHEMS TO THE WELKIN AT DUSK / EMPEROR
2ndアルバム。1stよりも整合性があり、聴き易くなっていると思う。
とはいえ、この狂気、おどろおどろしさは本物。
なんせ彼らは本物の悪魔崇拝集団なのだから・・(レビュー参照)
狂気に満ちていながらクラシカルでメロディアス。
これは癖になる。
ブラックメタルは印象が悪い。特に、何やってるのかよく分からないほど音質が
悪いものが多い!ほかにもセンスが物凄く悪いのが多い!とにかくラリってるだけの
ものや、アイドル視されて喜んでるようなものまで、ほとんどのバンドは偽者や
2流・3流だと言ってもさしつかえないでしょう。
しかし、このEMPERORは別です!本物です!この恐怖心・不安感を煽るような美旋律、
曲を聴いて情景が思い浮かぶようなドラマ性、高度な演奏技術、もう何をとっても
こんな素晴らしいバンドそうはないです。僕はラストアルバムから入ったのですが、
すぐに虜になってしまいましたよ(笑)ロックオペラのダークサイドの最高傑作!!
ホントやべえよこれ。癖になる。これで音質良ければ言う事無し。まさに闇の賛美歌!やっぱ真性ブラックはいいやねぇ
天才ブラックメタラー。
ロック界の名盤です。
97年発表の2nd。
凄まじき凶々しさと荘厳さに溢れ
その上に綿密に創りあげられた「異空間」が
広がります。
驚異的なブラストビートを堪能できる#2「Ye Entrancemperium」や
#5「The Loss and Curse of Reverence」といった暴虐的な曲に限らず
#8「The Wanderer」のような「佇まい」を感じさせる曲も良いです。
惜しむらくは・・・・音質の悪さでしょうか(各音のバランスが悪く感じてしまいます)。
ブラックメタル界の帝王、エンペラー!!このアルバムはそんな帝王の名盤です。
ひたすら壮厳とした世界が広がってますね。でも、一つ俺がエンペラーに抱いている
不満を挙げますと、世界観を作っているのは良いんですけど無駄が多いかなってことです。
その、世界観を作ることに重点を置き過ぎてる感じがあって肝心の音の方にあまり
インパクトがないっていうのが正直な感想なわけです。もちろん演奏の方は激ウマで
言うこと無しなんですけど作曲の意味において、ということで。
そういった意味ではディムボガーも似てるかなあ。ディムボガーも彼らなりの
世界観作ってる感じするんですけど、曲にインパクトが無いかなあ。
でも、実はそこがブラックメタルの魅力だったりするのかなあ?
俺は未だにデスメタルにはないブラックメタルの本当の魅力をいまいち把握
しきれてないんですよね。バンドに関してもそこまで詳しくないですしね。
どーなの?教えて、真のブラックメタルファンの皆さん!!!
音楽なんて聴いて自分で合うか合わないか判断してけばいいと思います。
こう聴くべしなんてのはないですよ。
たしかにブラメタ系は曲長いの多くてメロディアスではあっても
キャッチーではないから、把握しづらいと思うんですよね
俺も皇帝聴き始めの頃はかなりの轟音でなかなか把握できなかったけど
しばらく聴いてたら彼らがカリスマ視されてるのわかってきました。
ということは自分が気に入ったってことです。
ドラムの音が軽いなとは思ったけどタイトで速いしギターやVOの迫力は凄い。
壮厳かつ重厚でVoの表現も幅があり、正に美と暴虐のアートだと思った。
アンダーグラウンドのイメージもかっこいいかもしれないが
これでメジャーから出てたらそりゃ恐ろしいクオリティになるね。
でも警察の世話になったら百害あって一利なしだから犯罪はするなと。
アルバム全体のクオリティー、キャッチーさ、真性度、構成美という点では、これ以上のブラックメタルアルバムは無いんじゃないかな。悪の美学が貫かれています。構成は複雑なのに中だるみがなく、クオリティーが高いのにわかり易く、美しいのに醜い、暴虐性の中にもどことなく悲嘆を感じる。ただ、プロダクションが悪すぎる。
最初は音質が悪すぎるせいかあまり何度も聴いてませんでした。
しかしCDに収録されているPVで、皇帝イーサーンの禍々しき姿を見て惚れました。
それからは普通に聴いてます。きっかけって大事ですね。
しかし本当に音質が悪いな、どのアルバムも音質に差があるのでツライ。
美しいメロディーと狂気に満ちた暴虐性はエンペラーの中でも
当然、このアルバムが最高級でしょう!
個人的にEMPERORのアルバムの中で、メロディの綺麗さ、暴虐性、曲の構成や邪悪さなど
色々な点で最もバランスが取れているアルバムだと思います。
サモスが懲役に服している間にかなり曲を練ったのか、メロディが凄く良くて「WITH STRENGTH
I BURN」や「THUS SPAKE THE NIGHTSPIRIT」の普通声パート、「THE LOSS AND CURSE OF
REVERENCE」のシンセパートのメロディなんて聴いていてじーんと来てしまいます。
ただ、あまりにもテンションが高いので聴いていて疲れるので他の皇帝作品と比べて聴く頻度は
やや低いです…けど、人(激しいもの好き限定ですが)にEMPERORのアルバムからどれか一つを
選んでお勧めするとしたら、間違いなくこのアルバムを選ぶと思います。
あと、付けたしですがEMPERORは歌詞もかっこいいですね。
「YE ENTRANCEMPERIUM」の後半の自問自答を「Never」と振り切って疾走するパートや、
「WITH STRENGTH I BURN」の幽霊船の描写の部分など、サウンドに負けないドラマ性を
有しているように感じました。
ちなみにリマスター盤も出ていて、そっちには日本盤の収録曲に加えて「THE LOSS〜」の
ライブ版も入っています。ただ、音質は悪くてドラムがなんかドラム缶を叩いているような
変な音ですが、迫力があっていい感じです。
最初に聞いたのは4thだったんですけど、こっちの方が禍々しさが出てますね。
シンセサイザー等で表現されていた荘厳さが薄れている分、
よりギラギラした感があります。
それにしてもホントに演奏技術がすごい。
よくあそこまでカッチリと合わせられるなぁ。
やっぱりカッコイイ!
1stからいろいろあって、ちょっとしたブランク後の2nd。数々の良質なブラックメタル作品が出はじめる中、闇の皇帝の凄まじい才能をあらためて見せつけた超名盤。これに太刀打ちできるブラックメタルバンドはいないでしょう。オープニングは凄いドラマチックだ、イーサーンの才能だな。音質は良くはなったが、そこそこです。
ユッティー 2004年6月14日(月)22時41分
超ドラマチックかつ邪悪。あぁ、邪悪って美しい・・・
荘厳性・暴虐性、共にEMPEROR史上最高ではないでしょうか?
さらに、もろもろの事情で時間が充分あったせいか、楽曲の質が非常に高い。
特にWish Strength I Burnは素晴らしい!!
Black Metal史上に残る名曲でしょう。
ただ、音質が悪く、イーサーンの美声が音圧に埋もれてしまっているのが惜しい。
邦題『闇の賛美歌』
これで、ブラック入門。
そして、ブラックメタル史上最高の神盤!
あまりの衝撃にしばらく別のCDが聴けませんでした。
にしても、凄まじいまでの表現力だ。
音質こそイマイチだが、ここまで捨て曲がないバンドってほんっといませんよ!
とにかく、EMPERORを知らない人はホント不幸だ。
これはメタル人生でも5本の指に入ります、とにかく最高!!
THE CROWNの「DEATHRACE KING」同様「Children Of Bodomの100倍カッコイイ」
97点。
皇帝の最高傑作ですね!ブラックメタルの神盤です。
①から②の繋ぎだけでノックアウトされました。
1stに比べると邪悪さが落ちてしまったのは残念ですが、激しさという面からみればこれが一番だと思います。しかもメチャクチャドラマティックなのがまた凄い!
3rd並に声がはっきりしてればもっといいと思いますが、まあ悪い音質ではないかと思います。
シンフォニック・ブラックの最高峰!!邪悪と言うより狂気に満ちてる。「狂気と美の融合」という表現をこれほど体現しているバンドはいないっしょ!イーサーンのクリーンヴォイスも皇帝ならではの威厳を感じる。ブラックメタラーなら買わなくてはいけないアルバム!!
①と②が良すぎてあまり残りの曲が印象に残らなかった
まあ⑦も好きですね
ボーナストラックは2曲とも最高です
OPUS SATANAが特にいい
素晴らしすぎて何を書けばいいのやら。
邪悪の行きつくところ、それは究極の美である。
一時期は寝ても覚めてもサルのように聴いてました。
聴けば聴くほどその奥深さ壮大さに圧倒。
ここにきて音質の悪さが勿体無い。
初めは「Ye〜」「The Loss &〜」などを特に聴いていたんですが、
次第に4、6の辺りの良さを理解し始め、今ではイントロでモードが切り替わります。
もちろん他の曲も良い曲ばかりなんですが、個人的に好きなのが
ボーナスの「Opus Satana」です。夜寝る時なんかに聴くと
「Thus Spake〜」と並んで安眠できます(笑)
ところで「Opus Satana」ってどういう意味なんでしょう?
たしかMARDUKのアルバム(未聴)にも似たような名前があったような・・・。
どなたかわかる方がいらっしゃれば教えて下さい!!
Hydra 2005年5月13日(金)20時39分
このアルバムに限ったことではないが、聞いてると怖くなってくる
イーサーンのVoをはじめ、演奏陣が恐怖感を醸し出している
めっさ邪悪ですな。
Voが埋もれてるけどそれほど気にならない。
なんつーかドラムがヤヴァ過ぎ。
超激速の狂気性と美シンフォニックな壮厳性が見事に融合。
頭からケツまで超高品質で低音質(笑)な曲の詰め合わせ。
ライブDVDはスタ録を遥かに上回るスピードとアグレッションの塊。
「With Strength I Burn」 金字塔やろ、この曲...
コレを聴かなきゃデス/ブラックは語れないでしょう。
必聴盤です。全てのメタラーに聴いて欲しい。
音楽で泣くことはあるけどそれは歌詞とかであって、「音楽」で泣くとは思わなかった。神。
panda 2005年12月10日(土)20時27分
言葉に言い表せない…本当。
彼らは本物の「アーティスト」だ。
これをメタルの事始めだったのがその後の俺の人生を変えてしまったんだろうな。
実にすばらしい曲群だよね。一曲目のイントロから二曲目に移るところは秀逸すぎる。
凄まじいスピ-ドと邪悪なリフの嵐。
それでいて荘厳。これぞ暗黒美。
音が良ければもっといい物になっただろうに
湘南メタル 2006年4月14日(金)16時30分
ブラックメタルの名盤。
2流のバンドとはわけが違います。
聴いたことない人は是非・・・・芸術、芸術です。
私はこのアルバムが、何故こんなにも音質が悪いのかさっぱり分からない。
前作のような割とシンプルなブラック・メタルではない、かなり凝ったアレンジが随所に施されたドラマティック・カオティック・ブラックとして孤高の音楽性を提示しながら(アルバムの裏面には「Empeor performed Sophisticated Black Metal Art Exclusively!」とすら表記されている)、こんなアングライズム溢れる音質にする必要性がどこにあるのだろう・・・音質によって楽曲の細やかさやダイナミズムを死んでいる気がする(もしかすると、メンバーの問題等からして「必然」だったのかもしれないが)
3rd以降の洗練された音質を知っているからだろうが、このアルバムはどうしても素直に誉められない。
ブラック・メタルの邪悪さを精神から音楽に落とし込んで生まれたのは、凄まじく複雑で技巧的な混沌が優雅に暴れ狂う、格調高いブラック・メタルである。音質は極めて「悪い」が、それを差し引いても、明らかにブラック・メタルの新次元を提示した傑作である、とは思う。
↑の皆さんがおっしゃる通り素晴らしい暴虐性を兼ね備えた美しい?!アルバムです。
・・・いや、美しさを兼ね備えた暴虐性の・・・・まぁ〜気にせず良いアルバムです。
初めブラックメタルって色物扱いしてたんですがこのアルバムは素晴らしい〜〜!!!
1stも聴いたのですが個人的にはこのアルバムのが好きでした。。
ブラック素人なんですが(なら語るなって。。)1stはブラックの本質と言うか
精神性を捉えるならいい感じでしょう〜がアルバム単位でのクオリティーはこの2ndの方が
上でしょう〜って素人は思います。ごめんなさい、玄人さん。。。。
・・・って言うか日本人の俺にはブラックメタルの精神性は分からね〜。
この作品をエンペラーの名盤に上げる人は多いでしょう。
捨て曲なしの最高の出来で、名曲も沢山収録されています。
イーサーン、サモス、タリム、彼等の才能が集中した素晴らしい作品。
美もあれば闇もあるこんな素晴らしい作品には滅多に会えないでしょう。
音質が悪いとか駄目とか言っている人は、分かってないなーって思いますね。
このアルバムの先行シングル「Reverence」に入っているTHE LOSS AND CURSE OF REVERENCEを聴けば分かると思います。
このゴチャゴチャした音質が、混純とした世界観に大きく貢献しています。美と醜の対照美を作り上げているのです。
かなりの数のブラックメタルを聴いてきましたが、今でも理想の音作りだと思っています。
どうやったらこんなに人間離れした演奏技術と音楽が可能なのでしょうかw
歌詞の世界観はやたら意味不明でサモスの教会放火にもあまり興味ないんですが、
(あったら怖いんですけど・・)これは単にブラックメタルというよりも
ロックスピリットを掲げるものとして聴くと楽しいかも。。
もろんじZ 2006年10月9日(月)10時59分
シンフォブラックの超名盤!!!
凄すぎ。奇跡の大名盤。
ふふふひひ 2007年3月21日(水)20時50分
名盤。
2.Ye Entrancemperiumや3.The Loss and Curse of Reverence、7.With Strength I Burnなどはもちろん、6のThe Acclamation of Bondsはとても気に入りました。
全体的に捨て曲がなく(8のインストはあまり聴かないかな〜)ボーナストラック11のThe Loss and Curse of Reverence Liveがとても気に入ってます。
捨て曲というかEMPEROR自体殆ど捨て曲が無いバンドですよね。
とにかくブラックメタルを語ることで外せない名盤だと思います。
ミックスの都合か、イーサーンのVoが殆ど聴き取れない気がするのは僕だけ?
ラストのインスト「Opus Satana」は素晴らしい。本物のオーケストラじゃなくても、かなり迫力!
邪悪を通り越して、神聖さすら感じる。
これがEmperorの最高傑作だとする人も多いみたいです。
何にせよブラックメタルとしてEmperorを聴いてみようという方は
1stか2ndを買うのが良いと思います。
1stも良いけど、この2ndも良い作品である。多少、邪悪さが減退した感があるが、荘厳さにさらに磨きがかかり、非常にドラマティックである。実に高い完成度。暗黒芸術である。
1stとはまるで違う雰囲気に変貌した2nd。
新加入のTrymのブラストが終始轟いています。
EMPERORの名曲もいくらか収録された素晴らしい作品ですが、
1stで聴ける暗黒感漂うあの音のほうが好みですね。
これ、言葉で形容するのは犯罪だと思うんだけど・・・。
美しい・・・。
あっ、形容しちゃった!俺は罪深い人間だ!Ihsahn大先生、裁いてください!
その美しいメロディと邪悪なデスボイスで!
音楽史上最高峰のアルバムです。
圧倒的な世界観。
音楽ってすごいなと改めて実感させられた一枚。
※上記の僕の書き込みを取り消します。
これも名盤と名高いEMPERORの2nd。
1stにあった圧倒的な冷気、邪悪さや暴虐性は減退しましたが、その分荘厳さや楽曲の完成度は飛躍的に上昇してると思います。
音質の悪さの所為で最初の内はイマイチ良いとは思えませんでしたが、曲の良さに気付いてからは全く気にならなくなりました。
今ではむしろこの音質だからこそ統合性がありながらも混沌とした雰囲気も併せ持つ奇跡的なバランスのアルバムになっているのではと思っています。
個人的には収録曲全て(ボートラ除く)が悉く超名曲、神曲レベルの神盤。
自分が今の時点で持ってるブラックのアルバムの中で一枚を選べと言われたら迷わずこのアルバムを選びます。
2nd。
以前からBLACKには興味を持っていたんですが、何から聴いていいかわからずまずはEMPERORの2ndが有名なので買ってみました。
とにかく印象的だったのが音質の悪さだったのですが、逆にこの悪さがBLACK特有の邪悪さをあらわしているなと思い次第に気にならなくなりました。
それにしても驚いたのがこのアルバムを聴いた瞬間鳥肌が立つくらい感動しました。
Ihsahnの威厳のある声、Samothのかきむしるようなギター、Trymの激速ブラスト、そして何より楽曲の世界観、整合性にはただただ圧巻されっぱなしでした。
冒頭のAlsvartr(The Oath)〜Ye Entrancemperiumの流れは最強!
他にお気に入りの曲はThus Spake The Nightspirit、The Loss and Curse of Reverenceです。
EMPERORを聞くなら1stか2ndがオススメです。
ありえない!!
残虐な音の中にここまで荘厳な佇まいを同居させるバンドがあるなんて!!
もともとキーボードという楽器が好きでなくナグルファーやマーダックが好きだったんですが、このアルバムを聞いて考えが変わりました。
とくに5曲目のThe Loss and Curse of Reverenceには飲み込まれました。
7曲目のWith Strength I Burnももう筆舌に尽くしがたいものがあります。
まったく名前負けのしていないバンドです、ぜひ聞いてください!
この痛い正統派&様式美コテコテキャッチーな私でも聴いたアルバム
今はレッド・ツェッペリンやキングダム・カムやらZEP関連を聴いていますが
中学の時メロデス、メロスピの流行に反発してブラックメタルに興味を持ったのですが(正直、悪魔崇拝主義という理念に興味があった私)マーダックやバーザム、メイヘム、他も聴いたのですがやはりエンペラーが自分に妙に自分好みの曲が多くどっぷりと使った記憶があります。もう一度中学時代に私を戻してくれ〜
EPIC
日本盤のボートラ2曲は不要というか邪魔。