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METALMACHINE / MIDNIGHT SUN
全編一貫したメロディアスなヘビーメタル。
北欧の叙情性を受け継ぎつつ硬派なメタルへと上手く変貌をとげた。
インパクトのあるメロディアスなナンバーが目白押しでおすすめ。
2nd,3rdでのPete SandbergのVOがあまりにも気に入っていた為、ボ-カルチェンジと聞きこのバンドへの興味を一気に失っていて発売当初から今まで購入意欲がわかなかったのだが、近所のCD屋の閉店セ-ルにて半額で売っていたために気まぐれに購入。
長い時間このバンドの作品に触れていなかったせいか、「同名の別バンドでしょ」的な感覚で聞けたために、楽曲のシフトチェンジもあまり気にならず、かなりの好印象。
Jakob Samuelの以外にも器用なVOと、今までよりもかなりHM化した楽曲の根底にある前作まで支配的だった北欧マインド溢れるメロディがリピ-トを誘発する。
ただ聞き込めば聞き込むほど、メロメロ派とも鋼鉄派ともつかない中途半端加減が気になってくる。それはア-トワ-クに言える事で、あのオモチャマシンにHMの重さと硬さを見出すのは至難の業。
次回作ではその中途半端っぷりをどうにかしてくれると良いかも。
イングヴェイ以上のネオクラシカルなギターにハロウィンの楽曲が合体したようなサウンドになっている。マグナスカールソンが同時期に始めたバンド、ラストトライブみたいでなかなかメタリックなよい作品になっている。
レインゴルードが目指した究極のヘヴィメタル美学。
8,9,10の展開は、その芸術性においてクイーンのオペラ座の夜を越える。
いまだかつて、本作の芸術性を賞賛したヘヴィメタルマニアもいなければ、
音楽評論家もいない。
ヘヴィメタルの中では、数少ない墓場まで持っていくべき作品。
Voをヤコブ・サミュエルに変え制作した4th
BURRN!藤木氏のライナーノーツに全てが記されていています
メロディーメイカー、ヨナス・レインゴールドの才能が爆発しています北欧ならではの叙情性とHM/HRのもつ硬質でしなやかな躍動感が見事に昇華された名盤です。前半の畳み掛ける攻撃的な流れは圧巻ですね。自分が求めるHM/HRの理想形の一つがこの一枚に示されている。フックに富んだ良質なメロディの数々に胸キュン必死、北欧ならではの美意識に頭が下がりますね。