CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
MUTTER / RAMMSTEIN
語りかけるボーカルに、チープなシンセといい、ドイツ語が理解できないと「なんだコリャ」ですが、DVD版とかで映像と同時に聞くと、かっこいいです。
それでいて、演奏はそれなりにまとまってます。
古くから、演劇とかの芸能が根付いてるせいでしょうかね。
ネオナチ疑惑とかありますけど「ああ、ドイツの伝統芸能なのね」って納得します。
非常に「おいしい」サウンド。
最近のラウドロック好きに人気あるかどうか分からないが、個人的には非常においしい。
前作ではやや薄さが気になったギターの音がへヴィになり、全体的に重厚さが増した。
それがダンサンブルさとメタリックさの相性をより良くし、さらにゴシックのムードにも
拍車をかけている。
バリトンのヴォーカルといい、非常に個性的で先鋭的なサウンドで、ドイツではかなりの人気者
らしい。何でも初来で消防法にひっかかってしまったらしいが(笑)、日本でもブレイクしても
おかしくない。ただ、日本ではゴシックとデジロック系のファンが分かれているかもしれないが…
マンソン程のポピュラリティは無いからなあ。(ビジュアル的にも厳しい?)
リフはやや攻撃性を落として熟れた匂いを帯び、インダストリアルビートも弱くなり、ますます重厚になった。そして有機性(男臭さ)の復活。
曲の質が確実に向上しているのもいい。
ボーナストラックも珠玉の出来。
RAMMSTEINとしては一番いいアルバムだと思う。
1/144 2003年10月8日(水)16時48分
6曲目の ムタ〜〜〜〜!! ムタ〜〜〜〜〜〜〜〜〜!!! で 死ねる。
ジャケット◎。中身◎。
文句なしです。
アメンボ 2003年10月17日(金)16時15分
3rd。ダーク+ヘヴィになった。
へんちくドイツ語Voによるデジタリーロックバンド。
何といってもVoが小気味良い。
あ〜、褒め言葉です(笑)
ドイツ語を聞きなれてないので新鮮に感じます。
サウンドもズンズンゴリゴリ(?)な感じでノレるんじゃないでしょうか。
まだこれしか聞いてないですけど、こーいう個性的なバンドは好きですね。
デジロック好きな方はゼヒ。
うむ、俺はこのバンド大好きです。
日本ではブレイクしそうでしてないところ(してたらごめん)がマイノリティ心をくすぐる。
一曲目と言い二曲目と言い、こいつらナチだ。絶対そうだ。と一人にやついて聴いたものだ。
クオリティもいい。申し分ない。デジコア要素がグンと減ったせいで人間味が増し、
ヘヴィネスとメロディの絶妙なバランスで成される極上の楽曲の数々。
ラムの1stは好きな人が聴けばいいけど、このアルバムは皆聴くべきだと思う。
ちなみにこのアルバムの豪華版に付いてくるポスター、最高のセンスしてやがる。
ラムはもの凄くシリアスなバンドのようでもの凄くふざけたバンドらしい。
あんまり好んで聴かないジャンルだけど、良いモノは良い。
硬派でチリチリした異様な緊張感漂う。ドイツ語ヴォーカルもなかなか。
前作までのシンセ主体からへヴィでぶ厚いサウンドに移行、無闇なスケールのでかさに
磨きが掛けられている。全体主義を志向する音、そんなような。
大袈裟なメロディ、軍隊の行進のようなリズム、厳粛なコーラスとストリングスといい。
「自己なんてちっぽけなものはとっとと大義のために投げ捨てたくなる」、と言うような
気分を疑似体験できるかも‥‥。。
彼らの作品で、初めて聴いた作品。
VOの声を聴いて、1発でハマッてしまった。
ドイツ語もメタルに合っている。
今度こそ、来日してほしい。
ぜひ、炎とパイロにまみれたステージを見てみたい。
2曲目が1番好きです。
いろんな意味で危険なドイツ産メタルバンドの3rdアルバム。
ゴシカルなムードを絡めつつもへヴィでアグレッシヴなサウンドが強烈で、なんだかよくわからないがとにかくスゴそうなサウンドになっています。
怪しいドイツ語ヴォーカルも、なんだかよくわからないがとにかくスゴそうな感じです。
軍隊の行進のようなリズムの②や、疾走するへヴィナンバーの⑤などカッコいい曲が多く、なんだかよくわk(以下略)
なんでもロシアの学校立てこもり事件では、犯人グループが士気を上げるために彼らの曲(このアルバムかはわからないが)をかけていたとか。
つまり戦闘用ミュージックだと思ってください。
また、このアルバムを私に貸してくれた友人はマッチョの筋肉です。きっとそんな人が好きな音楽です。
寝坊メタル 2007年4月18日(水)20時22分
初rammstein。1〜8はいいカンジ。
ゴシック風味の①や行進曲的な②、妖しげなムードとドイツ語の数字読みが分かる③、映画に使われていた⑤など、聴き所は多い。
⑥⑦のバラード連チャンもGOOD!!
前作のインダストリアル風味から、一転ストリングス満載の仰々しさへ。個人的にはラムシュタインはこういう重厚感の方がぴったりだと思います。図太いドイツ語ボーカルに合うってだけでなく、メンバーのマッチョ具合も相まって……。
それはともかく、本作は泣きが相当入ってますね。タイトルトラックを始めとするバラード寄りの曲が美しい。そのくせM2はナチ疑惑の一端だし、M7は生き埋めだし、M8はエグい両性体だし、M9はあまりに露骨な……このヤバさはさすがです。
ところで、ブックレットから薬品の臭いがするのはそういう仕様なんでしょうか。
前作『渇望』でインダストリアルの怪物バンドとなってしまったラムシュタイン。3rdアルバムでは、そのデジタル、打ち込み要素、そして攻撃的な要素は影に潜め、行進曲、ゴシックな要素が前面に出て、そして、ギターサウンドは厚くなり、聴きやすくなった。だが僕はデジタルの頃のラムシュタインが好きだ。このアルバムのデジタルなナンバーはM5の「撃て!」しかない。しかし僕はこのアルバムも素晴らしいと痛感した。『渇望』よりこっちの方がいいだろう。美しく綺麗なサウンドを聴かせてくれるからだ。捨て曲なしの全13曲。ラムシュタインはどこまで行くのか。不景気ならゴシックメタルでぶち壊せ!