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BLACK SEEDS OF VENGEANCE / NILE
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2000年作、2nd。日本版が現在も定期的に売られているブルデスバンドは数少なく、このNILEはその中の一つ。私は最もこの2ndをお勧めしたい!
ボーカルはこもり気味の超低音ヴォイス、ドラムが非常にアグレッシヴでいい味を出している。
ドラムがローリングしまくっているという点で現在最も気に入っているアルバムです。エジプト風のアレンジ、効果音等随所に見られ、それもNILEの重要な個性ですな。
ローランDEATH 2002年9月28日(土)22時33分

8番に収録されている曲、「蛇身」。マジかっこいいです。最初から、ドラムのブラスト&ロールの嵐。それに絡むように、後半から出てくる古代エジプト文明の偉大さを連想させるギターソロが、「コレでもか!」といわんばかりに入り乱れます。もう最高です。彼らは天才です。涙が溢れ出てきそうです。
蛇身 2002年10月7日(月)0時4分

私は⑪曲目の「呪われた街」にヤラレました。このバンドのベースになっているのはMORBID ANGELあたりの圧殺デスメタルなのですが、随所に中近東メロディーが取り入られており、それらが完璧に融合してあたかも元々1つの音楽であるかのように聞こえる点がスゴすぎます。

聴いていると意識が古代エジプトへ飛ばされるようです。

灼熱の太陽、ピラミッド、スフィンクス、ミイラ、儀式、生贄・・・・
夢想家・I 2003年10月9日(木)22時3分

「デスメタルにエジプト? なんだそりゃ!」というのが聴く前の印象。単にエスニックなフレーズをリフの間や曲間に挟んで「らしく」するといった程度のものならあんまり興味ないや、と。あるいは、中途半端な「異国情緒」演出はオリジナルに失礼な仕業のようにも感じたし、デスメタルならではのブルータリティも結局殺いでしまうんじゃないか、と。それで手をつけるのが遅れてしまった。やれやれ、偏見とは恐ろしいもの。

NILEは実に素晴らしい。猪突猛進ゴリゴリのブルータリティを限界まで尖らせつつ、単に借り物の「中近東風味」で味付け、といった程度にとどまらず、歌詞世界に至るまできちんと自分たちの世界観でアルバム全体を染め抜いている。なぜこういう音響でなくてはならないか? なぜこういう声でなくてはならないか? というところが、曲を聴けば聴き、歌詞を読めば読むほど納得できてしまう。非常にしっかりした自分流の世界観を練り上げている人たちだ。

メンバーによる曲解説もいい意味でのペダンティズムに満ちていて、小さな読み物としても面白く、読み応えがある。日本盤が出ててよかった!

もちろん純然たるデスメタル的魅力も十分。特に次作とドラマー違っているはずなのに、どっちもブラスト・ビートとローリングの集中砲火が素晴らしく、すげぇ快感。
ちょうど今聴いていたからこちらの方に書き込んだけれど、3rdも本当に素晴らしい。
これ(ら)は断然買いですね!

しッド・ツェッペリソ 2004年1月16日(金)2時31分

ブラスト突進型になり、エジプト風味も増して、より良くなった。
NILEはアルバムを重ねるごとに良くなっていくね
SOSO 2004年10月1日(金)22時12分

こういった雰囲気のデスは珍しくないですか!?僕は非常に好みです。久しぶりにすごいドラマーに出会えた気がします。一曲目から凄まじいテンション。単調なブラストだけではなくタム回しもすごい!ドラムをやっている人にはすごさがわかるはず。バスドラの音は少々軽いです(実際軽く踏んでいるのではないかと)がそれよりもリズム感ではないでしょうか。バンドがとてもまとまっています。この手のバンドにしては音質も良い!
THEATER OF DREAMS 2005年5月18日(水)22時44分

エジプトや神話物にはあんまり詳しくないのでコンセプトは深く理解できないけど、詠唱やシンセ処理などを聴き込めば初心者でもそれ風な世界にのめり込める。デスメタルパートは至ってシンプルで、モービッドエンジェル系列な音です。
でも、難しいこともやっているので、テクニカル・ブルータル・デスとも解釈できます。
もろんじ 2005年9月9日(金)17時56分

ブルータル・デス・メタルにエジプト色って、聴くまではどんなものか今ひとつ想像し切れなかったんですが、聴いてみて納得しました。
その頃はちょうど映画『ハムナプトラ』を観たり、瀬名秀明の『八月の博物館』を読んだりした後だったので、けっこうヴィジュアル・イメージが浮かんできて楽しかったデス。内容的にはあんまり合わないんだけど。
本編ラストの「KHETTI SATHA SHEMSU」が良い味出してて、雰囲気あります。
うにぶ 2005年12月23日(金)13時1分

デスメタルに古代中近東的なものが加わるとここまで凄いものだ・・・改めてNILEの偉大さを実感しました。
脳が刺激されます。風景が浮かんできます。下手すりゃそちらへ飛ばされそうです。
K/10 2006年4月21日(金)0時28分

2000年発表の2ndアルバムです。

私はドラミングで押しまくるブルータル・デス(例えばKRISIUNとかCRYPTOPSYとか)をあまり好きにならないのですけど、例外的に、これは私の推薦盤であったりします。

KRISIUNもCRYPTOPSYもこのバンドの次作も・・・何というか、騒音圧殺音楽であると思うのですが、これは圧殺ではなく疾走音楽と言え、ドラムとか、ま、そりゃ一朝一夕に出来るもんではないですが、小細工のない物凄くシンプルな疾走感があって、スラッシュの延長線上としてのデス・メタルが土台となっていると言えます。

構成の緩急も非常に沢山あって静と動のダイナミズムは幅広いですし、矜持であるエジプト旋律及び効果音も独特で、語弊があるとは思いますけど、私はこのアルバム「メロディック・ブルータル・デス」と言ってもいいのではないかと思ってます。終盤のMORBID AMGELの如き厳粛なムードも素敵ですねぇ・・・。

次作は正直凄い疲れるアルバムですけど、これは割とスカッと爽やかになれる。とにかく分かり易いんで、初心者にもお薦めです。
mokusatu 2006年9月21日(木)2時9分

最高です。ブルータルデスとエジプトの融合。異色かつ禍々しいこの曲調は他のデスメタルバンドでは味わえないものがあります。そしてこのアルバムではそれが思う存分堪能できます。民族楽器、シンセの使用や読経などにより雰囲気が見事に表現されています。
それでありながらデスメタルに欠かせない重低音ヴォーカル、テクニカルドラム、スピードを高レベルで兼ね備えています。たまに呪い殺されそうな邪悪なメロディが入っている
ので聴きやすさも有り、飽きが来ません。個人的にはジャケットのミイラがお気に入り。




漆黒の賛歌 2006年11月27日(月)12時11分

アルバム4枚そろえましたが、
このアルバムだけなぜか音量が小さい。
PCにとりこんだあと、わざわざ編集ソフトで音量あげなければならない。
しかし音量をあげてもなにかが足りないような音。。
耳に突き刺さるような刺激音がないんですよね。。なんだろう。
これだけが唯一気にかかります。
ヴォヴォヴォヴォ 2006年12月7日(木)0時41分

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