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NEXUS POLARIS / COVENANT
CRADLE OF FILTH、DIMMU BORGIR、MEYHEM(いずれも当時)というブラックメタルの大御所バンドの面々による、ある意味スーパーなバンド(プロジェクト?)による1枚。
音楽的には、DIMMU BORGIRのナガッシュ(Vo)の吐き捨てるデスVoこそあれ、シンフォニックで荘厳なアレンジが施された楽曲はブラックメタルというよりはより正統HMに近いものです。当時ブラックメタルと言ってもCRADLE OF FILTHの「DUSK AND HER EMBRACE」しか聴いてなかったので、この2枚でいきなり「間違ったブラックメタル像」を植えつけられました。北欧の寒々しさやドロドロした悪魔的な雰囲気は残っているものの、クオリティの低さやアンダーグラウンドぽさは全く無く、非常に整合性のある音楽だと思います。
要所で使われる女性コーラスも効果的だし各パートの演奏技術の高さも特筆するものがあります。(DrはHELLHAMMER!)ジャケットの雰囲気も手伝ってかなりクオリティの高いHMアルバムに仕上がってます。
その後の活動状況はよく知りませんが(確かKOVENANTって改名してたような…)シンフォ・ブラックの走りだったこのバンド、後進に与えた影響は以外に大きい気がします。
メロディアスで、クオリティの高いメタルではありますが、ブラック・メタルの有名バンドのメンバーたちがつくったというところで期待すると、邪悪さや攻撃性があんまり感じられないのでがっくりかも。
ある意味SINERGYみたいな存在でしょうか。
けっこう絶賛されてましたが、個人的にはまあまあかなってくらいの印象でした。悪くはないですけど。
すごくダークでドラマティック。KEYは素晴らしい。Voが単調なんでもう一ひねり欲しかった。
暗黒かつ幻想的なサウンドで退廃的な雰囲気も出しています。
この中だと個人的にはSINDROMだけがなんとなく切ない曲調だったと思う。
すいません、間違ってます。アニマトロニックのとこに
書こうと思ってたのに・・・。