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DARKNESS DESCENDS / DARK ANGEL
1991年作、4th。この作品、殺傷力、爆発力という点では、間違いなく彼らの作品の中でナンバーでしょう!フル・ボリュームで聴くとぶっ壊れますな。きっと。
リフの多さにまず驚かされます。ほとんどの曲が今やメタル界のドラムゴッド、ジーンによってつくられています。いいセンスしてますね。結構ミドルテンポで聴かせるパートが多いですけど、スラッシュパートではきっちりシバイてくれますから、ご安心を。特にラストの曲は激烈スラッシュの名曲です。
DARK ANGELのみならず、スラッシュアルバムから一枚を選ぶとしても私はこれを選びます。ドラムの疾走感、攻撃的なリフ、複雑な展開、そしてジーンの書く内面性をえぐるような詩、それをとっても最高だと思います。
ズラッシュ 2003年6月15日(日)22時50分
スラッシュメタル全盛期に登場した最もスラッシュしていた至高の作品。
畳み掛けるようなリフが次々と登場し、アタックの強いくっきりとした音像がリフをより刺激的なモノにしている。
抜群の演奏力と息つく間もないリフ展開は、まさにスラッシュの王道を行く。
特に素晴らしいのは硬い質感を保つリズム隊で、気持ちイイことこの上ないです。
よく台所でスリッパ片手に床をパンパン叩きながら聴いてました。
スラッシュメタルの聖典なり!スレイヤーのレインインブラッドなんて目じゃない!曲展開もすばらしく全編にわたって王者の風格を漂わせている。まさにKING OF THRASH!!!
リフリフリフリフ…のアルバム。
リフの継ぎはぎだけでここまでのことをやってのけるDARK ANGELは只者ではない。
しかしこのアルバムの魅力はリフやアグレッションだけではない。
ロンの歌メロに耳を傾けよ!
しっかりメロディを付けて歌っている割にどうやっても突き抜けない歌メロこそがスラッシュの真骨頂なのだ。
リフ数えてやろうと思ったけど、1曲目で挫折(笑)
「67分で246のリフ!」のキャチコピーが付いてたアルバム。
DARK ANGELの最高作品に間違いないでしょう。
でもこのアルバム後、
中心人物のDr:ジーン・ホグランはその後Deathに加入でバンドは解散。
スラッシュにしては一曲一曲の収録時間が疑問視されるほど長いが、聴いてて気持ちいい
あとジャケに女性ってのはスラッシュアルバムでは珍しいのではないでしょうか
やけに人気があるようであるが、僕としては正直微妙な位置づけ。
リフはカッコ良いんだけど、曲によって出来がバラバラなので聴いてて疲れる。
ダメな曲はとことんダメだが、タイトル曲とか"A Subtle Induction"などはむちゃくちゃカッコ良い。
…結局Don Dotyが抜けてからのDARK ANGELってあんまり馴染めなかったな〜。
ラストナンバーがかっこいい。スタスタスタスタ…、よくスタミナ持つねと感心。痛快スラッシュメタル・マラソンだ。
前作までの2級品なスラッシュから最前線に躍り出たアルバム。
音作りもさることながら、疾走とタメを十二分に咀嚼した傑作スラッシュ。
これがラストとなるのが非常に勿体無い・・・
次があればスラッシュ史に違う歴史が残されたかも?
時代が許さなかったのか?
個人的には、へヴィすぎてスラッシュではないと思います。
リフを重視しているので聴き応えはあると思いますけど、スピード面に関して言うとちょっと・・・。
僕はスピード重視派なので、「DARKNESS DESCENDS」が好きな人(僕も)には、あまりオススメできません。
音楽的には、スラッシュとモダンへヴィネスの中間(どちらかというとへヴィネス寄り)に位置する作品、という感じですね。
でも、スラッシュメタルのオリジナルアルバムで、1時間以上のものって本作くらいしかないんじゃないんでしょうか。
そういう意味では、凄い作品だと思います。最近のへヴィ系ファンにもオススメですね。
ヘヴィスラッシュの傑作。
疾走感は薄めだが、アタック音の強いジーンのドラムやメリハリが利いたギターなど
リズム隊の演奏が秀逸で演奏時間が長い割に一気に聞ける。
次から次へと繰り出されるリフの数とスラッシュ界トップクラスのジーンのドラムが一体となって押し寄せてくる様は迫力十分。
疾走だけがスラッシュの全てでは無いという事を証明してくれるアルバム。
「聴かせる」姿勢が、より明確に表れた'91年発表の4thアルバム。
日本ではDEATHの作品に参加した事で一気に知名度を上げた感のあるジーン・ホグランだが、ドラマーとしての腕前は
この頃から既に一流で、時にリード楽器の役割も果たす、そのヘヴィネスと疾走感を兼ね備えたドラミングは
まさに圧巻。彼がその殆どを手掛けた収録曲も、OPとEDを飾る高速スラッシュ・チューン①⑨、
中盤の盛り上がりを演出する④⑤⑥⑦等、いずれもハイクオリティ。特に10分に及ぼうかという長尺曲⑥は、
ストレートな疾走感と、煮え切らない歌メロ&メロディアスなGの絡みが秀逸な、本作のハイライト的存在の名曲。
「67分で9曲、246のリフ」という名キャッチコピーからも分かる通り、大作主義、頻繁なリフ/リズム・チェンジ等、
複雑な曲展開が前面に押し出された仕上がりなわけだが、ドラマーが曲作りの中心に座っているせいか、理屈っぽさが感じられず、
頭よりも体に直に訴えかけてくる衝動性が非常に素晴しい。そのため展開の複雑さに反して、楽曲は「走ってる」印象が強い。
愛想はないがしっかりとメロディを追いかけるVo、アグレッシブにリフの壁を築く一方、メロディアスなソロや
ハーモニー・プレイを聴かせるGコンビ、手数の多いジーンのDsと、がっちりスクラムを組むB・・・と、
各メンバーの仕事振りもナイスで、作品自体は以前よりメロディ重視の姿勢が打ち出されているとは言え、
軟弱な印象は欠片もない。スラッシュ・メタル・シーン末期の名作の1つではないだろうか。
聴いてて疲れるくらいの長さとリフの多さが特徴
今日、5年ぶりに買い直しました。聴いて頭に浮かんだのは「すげぇ・・・」の一言。
前言撤回。隙など見せることなき鉄壁のへヴィスラッシュ。まるで、音の要塞です。
皮肉なことに、最後のアルバムでようやく音質は抜群に良くなりました。
PANTERAの「俗悪」の衝撃によって、一気にへヴィ化した90年代中盤あたりのメタルシーンを先見した1枚。
ジーンの「演奏のバックに徹する」と「速い曲ではとにかく暴走」のドラミングの使い分けが出来ているところを見て、
自分にとって彼が理想的なドラマーだと実感しましたね。