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THE UNKNOWN / PRIME TIME
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元NARITAのヘンリク・ポールセンが中心に結成されたバンドの1st。VoがELEGYの初代Vo、エドワード・ホーヴィンガ、KeyがROYAL HUNTのアンドレ・アンダーセンということで注目を集めましたね。
アンドレ参加ということでネオクラ調バリバリなのを想像しましたが、参加メンバーがそれぞれのバンドの個性を少しずつ持ち寄って作りました、的な音作りになっとります。
まずエドワードのVoがELEGY時代のような硬質なハイトーン一本槍でなく、どこかトニー・ハーネルを彷彿させるちょっとハスキーかかった声でポップ・キャッチーな歌メロを歌っています。でも③“The Unknown"みたいな直球勝負の疾走曲でこそ彼らしさが生かされている気もするけど…。アンドレはそんなに弾きまくらずにバンドの一員に徹してるって印象っすかね。ヘンリクのGは…NARITAで特に意識してなかったから…こんな感じじゃなかったっけ?
プロジェクト的な色合いが強いグループだと思ってたけど、3枚もアルバム出していたとは驚き。なんせこの1枚しか聴いてないもので。こんなThat's北欧なタイプのアルバムが97年当時は結構新鮮だったかも。
29 2002年10月5日(土)2時52分

中古屋で置いてあったのでとりあえず買ってみました。
NARITAではマックガウナの超絶Gソロに押され気味だったため、ヘンリックはコンポーザーとしての印象しかなく、NARITAの曲も堅実な作りではあるもののイマイチ剥け切らないものだったので、正直PRIME TIMEには大した期待はしていませんでした。
このアルバムを初めて聴いた時は、“クラシカルでキラキラなNARITA"ぐらいの印象でした。実際、メンツ的にはNARITAのVoを替えてアンドレが加入したようなものでしたし。
しかし、何度か聴く内に気に入りました。その要因は、曲のよさですね。相変わらず手堅い作りなのですが、躍動感が漲っていて明らかにNARITAよりも一皮剥けているんですよね。
Gはテク的には依然厳しいものがありますが、それでもよく頑張っていてNARITAの時よりも奔放に弾いているためこれが躍動感を感じさせる要因なのかもしれません。
Voは、1曲目の強烈なハイトーンのインパクトにハートを鷲掴みにされました。NARITAのケニーは実力者と評判ですが、私はエドワードの方が気に入りました。この空へ突き抜ける様なハイトーンも躍動感にかなり貢献していますね。
地味ながらもDrのアランはかなりいい仕事をしています。決してテク派ではないですが、HRドラマーの重い疾走感を備えていて、こういうジャンルにはピッタリです。
注目のアンドレは、上で29さんがおっしゃるようにエゴ剥き出しではないですが、このアルバムにクラシカルな印象を植え付けたのは間違いなく彼です。こうさりげなく自己主張しつつも確実に存在感を示しているのは彼が一流たる所以でしょう。
帯のタタキに“メロディアス、スピーディ、ドラマチック… HMファンの望む全てがここにある"とありますが、後半部は褒め過ぎです(爆)。ただ、前半部は確かにその通りで、北欧様式派なら思わずニンマリでしょう。キャッチーでポップで叙情的で透明感もキープしつつメタル度も高い、そんな感じです。速い曲もミドルテンポも曲もそれぞれ印象的でフックがあり、収録時間が44分弱ということもあり、最後までダレずに楽しめます。
この後、2ndは飛ばして3rdを買いましたが、3rdは全く別バンドのようになってしまっている(=メタルというよりもハードポップ)ので驚きましたが、3rdも悪くはないです。ただ、メタルを求めるなら絶対1stですね。
DUSTY-TRAIL 2002年12月1日(日)1時5分

ほとんどナリタのメンバーで構成されている。ナリタが改名しただけと思った方がいい。
しかし、このアルバムには、RHのアンドレ・アンダーセンが参加している。そこが、
かなり大きい。アンドレがいるだけでRHになってしまうと思いきや、ナリタにクラシカル
フレーズをふりかけたような感じで、ボーカルのエドワード(元エレジー)が大活躍して
いる。エレジーではイアンパリーになってからの方が好きだが、ここでのエドワードは
エレジー時代より、良くなっている。ナリタよりは、ソフトで、ギターも控え目、ミドル
テンポの曲が多く、どちらかというとメロディアスハードやプログレハードっぽい。
ナリタと言ったら、北欧のレーサーⅩと言われた、高速ツインリードが売りであったが、
ここで見られるのは、ボーカル重視のキラキラハードロック。次作からは、次第にソフト
になっていく。3枚とも聴いたが、この1stが一番聴き応えがあるかも。もう少し、楽曲
が良ければ、尚良かったと思う。曲自体はナリタの方が出来は良い。
ジョージベラス 2010年4月1日(木)15時42分

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