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OVERLOAD / ANTHEM
'02年発表。復活後2作目。
例えて言えばなにが頭に来るって、ラーメン屋に行ってぬるいラーメンを出されることほど、頭に来ることは無い。ラーメンって"熱い"もんだろ。出された直後にスープがごくごく飲めてどうすんだって。
だが、この『OVERLOAD』とANTHEMに限って言えば、期待したものが裏切られることは無い。それどころか期待以上のものが待っている。
もう、全編熱い。前作もそりゃあ熱くて最高の作品だったが、本作を聴くと"あれですら、まだ道半ばだったか・・・"と思えてしまう。
もう「聴き所満載!」なんてレベルは超えている。全曲、どれをとっても最高の出来である。各人のプレイは当然ながら魂のこもった鬼気迫るものだが、なかでも特筆すべきは清水のギターである。本作でのこの人のギターは凄い。上手いとか早いとかいう形容では全然表現できない。なにしろ格好良いのだ。「ああ。こういうギター(ソロ)が聴きたかったんだよ!」というフレーズ、メロディがバンバン出てくる。正直なところ、「次はどんなソロか」が楽しみで全10曲あっという間に聴けてしまう。
楽曲の出来は前作以上にキャッチーかつフック有りだが、とにもかくにもHMである。HMの教科書と言ってもいいのではと思えるくらい、HM以外の何物でもない。熱く、激しい。
正直なところ、今年はビッグネームも含め色々なバンドの作品に接したが、年間ベスト5には間違いなく入れたいと思う。それほど素晴らしい作品である。
坂本さん、清水さん、本間さん。そして柴田さん。本当に有難う御座います。日本にANTHEMが居て良かった。
クーカイ 2002年10月13日(日)11時46分
超ヘヴィ!超カッコイイ!これが今のアンセムだと言わんばかりの作品です!
前作のSEVEN HILLSから入った自分ですが、アンセムとしての方向性が確定したアルバムだと思います!
柴田さんのベースが前回以上に凝ってるのがわかりますし、クーカイさんの言うように、清水さんのギターソロだけで通して聴けます!
ヒロヤさんに比べて腰が弱いとか言われてたのが嘘のようなハードなギターを見せてくれてます!
楽曲も剛直なリフあり、美しいメロディありの素晴らしい作品です!期待を遥かに超えたアルバムでした!
個人的に好きなのは③ですね。でも他の曲も優劣つけがたいです!
keath 2002年10月13日(日)23時8分
哀愁炸裂の①、アグレッシヴに攻める②、Gメロが印象的なストレートなHM③、ポップな感じながら決して軽くならない④、素直にカッコイイ疾走系⑤、前作のインストよりも一体感が増した⑥、雄雄しいコーラスのタイトルトラック⑦、新機軸のディープでスロウな⑧、一転ノリの良い⑨、清水さん作詞作曲の⑩
全曲紛う方無きHMでありながら、似通った印象を持たせることなく、随所に印象的なメロディ・フックが仕掛けられていて、メロディへの拘りがビシビシと伝わってくる。
こういう作品に遭えるからHMはやめられない。
前作は期待して購入したのに、正直言って好きにはなれませんでした。良く出来たアルバムではあるけど、入り込めるスタイルではなかったのです。ロックではあるが、決してメタルではなかった。それに、坂本さんの歌が凄く堅く感じられてしまったのです。のびのび歌っていないというか、豪快さに欠けるというか。
それでもまた期待して購入した今作。全然悪くないですね。曲調もよりメタルらしい作りになっているし、坂本さんの歌も彼らしさを存分にアピールしていて素晴らしいと思います。ギターも前作よりも耳を惹く物が多いです。
熱い、濃い、まさしくヘヴィ・メタル!ってアルバムですね。
メロディアスでフック満載、しかし男臭く硬派なメタル。たまりません。
アンセムは「まだ終わってない」ベテランバンドではなく「これからが旬」のバンドなんじゃないでしょうか。だってこのアルバムの曲は過去の名曲の数々を凌いでますから。まるでベスト盤。
しかしツボにはまる曲ばかりですが、ブリティッシュ/ジャーマン/アメリカン/北欧なんかの日本人好みのHR/HMを、いかにも日本人メタラーの好みに合うように組み合わせて演ってる印象がちょっとあります。実際「×××みたい」なフレーズはそこかしこで聴かれるし。でもやっぱりオリジナルのアンセム節にちゃんとなってるのは、やはり柴田さんがつくるからなんでしょうね。あと坂本さんのコブシのきいた歌はやっぱりジャパメタ(笑)。
でもこのカタカナ英語な発音……これなら全編日本語詞にしてもきっちり言葉が乗りますね。その方が個人的には嬉しいんだけど。アニメタルとかB'zやLUNA SEA、GLAY、SIAM SHADEなんかを聴くと、決して日本語はHR/HMに合わなくないと思うのです。そりゃ歌メロは多少変わるでしょうが。
わざわざこんな苦言を言っちゃうのも、坂本英三という魂のヴォーカリストの歌が、あんまり感情に訴えかけてくるものだから、100%伝わってくる言葉で聴きたいなと思ったためです。だって英詞と日本語詞が半端に混じってると妙に表面的な感じがして…。
あと上で言われてますが、このアルバムほんとにギターだけの魅力でも最後まで聴けちゃいますね。ここまで痒いところに手が届くようなギター、久しぶりです。
リズム隊も、歌心のあるプレイですよね〜。トータルでまさしくバンド全体の魅力を出し切った感じです。曲を活かすために、各人がしっかり役割をこなしているのがいい雰囲気です。
捨て曲なし。バラエティも充分。快作!
「SEVEN HILLS」に比べると、明らかにバンドの一体感が増している。曲も佳曲揃い。ここに必殺の名曲が入っていれば、言う事は何もなかった。87点。
SEVEN HILLSよりかなり良いです。
今でもたまに聴きます
英三は当然のことながら本間が素晴らしい仕事をしてます
クオリティは過去最高のアルバムと思います。
作成中の次回作にも期待大です。
好きは好きなんだけれど、敢えて否定的意見も書き込むと、曲順にかなり難があるきがする。OVERLOADをトップに持ってくるのは論外だろうけど、それでも、いきなりロウな曲から始まっているので、人によっては全曲聞かずに止めちゃうんじゃないだろうか。
中盤以降盛り上げていく手法なのかもしれないけど、個人的には収録曲自体は好きな反面、1枚聞きとおすには少し疲れる気がする。
5、9以外はどうもな〜
俺は上の方で仰られてるのとは逆で
正直、seven hills の方が何十倍も好き
申し訳ないけど。
再結成第2作目。前作に物足りなさを感じていただけに近作のデキには大満足。
暑いね、まさに漢のメタル。ヘヴィな楽曲のオンパレード、よくまとまったアル
バム。シングルカットもされているVOICESは必聴。
前作に比べると、ヘヴィさがかなりアップ。「Demon's Ride」とかキラーだし。これまで前作と同様に何度も聴きましたが、こちらも聴けば聴くほど味が出るアルバムですね。最初はどうしても疾走する曲を聴いてましたが、最近はヘヴィな曲の方をよく聴いていることに気づきました。まだいろんな魅力に気づかせてくれるこのアルバム。やはりアンセムはいい。
再結成して2枚目のアルバム。
良い点
・前作(というかこれまでのアンセムのアルバム)よりへヴィ。
・かなり熱い、熱気と気迫が伝わる
悪い点
・全体的に良曲だがキラーチューンが少ない
・曲順が悪い
以前までのアルバムよりヘヴィになり、パワフルな印象を受ける。
それでいて熱い漢のメタルというアンセムの基本に変わりはなく、アンセムは健在という感じである。
日本人的な情熱のメロディと破壊力が増した彼らの本気度が伝わってくるノスタルジーでは終わらない再結成第二弾。哀愁のある①が一曲目なんて驚いたね、ヘヴィな③⑦キャッチャーな⑨テクニカルな疾走ナンバー②妖しげな⑩等名曲が多い、全体的にヘヴィな音質がカッコイイ攻撃的なアルバムですね
再結成後では間違いなくこれが最高傑作!まるでグラハム・ボネットが日本語で歌っているかのようなヴォーカルも文句なし。楽曲もキャッチーさと硬派感が同居しており何回聞いても飽きない。音質も各自のプレイも最強!清水のギターもソロとリフに大活躍であり最高だ。アルバムだとこれでしょ。
完璧すぎる!!