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DREAMS OF THE CARRION KIND / DISINCARNATE
デス・メタル界の天才ギタリストの一人、ジェイムズ・マーフィー率いるバンドの1st。1993年作。一般的にDEATHあるいはチャックの方が知名度が高く、評価されているが、何故このDISINCARNATE(ジャイムズ)は評価されないままだったのだろうか?不思議ですな。この作品は特に、マイケルアモット入りのCARCASS、DEATHの後期あたりが好きな人、ちょっと聞いて見てよ!
過小評価も甚だしいジェイムズ・マーフィーの初のリーダー・バンド。唯一の作品。
疾走感と激しい曲展開に重点を置いた作りが施されたデス・メタル色が強い。
リフ・ワークこそ暴力的だが、時折聴けるメロディ・センスは独創的で傑出している。
兎に角、素晴らしいギタリストであります。
滑らかに空間の伸縮を繰り返すような演奏により組み立てられた、複雑で精緻な楽曲が占める作品。時々スローなパートも出るがダラダラ長くやらない所がいい。結構聴き易くて、通して聴いてもあまり疲れないというのは凄い。リマスター効果もあるんだろうが、自然でソリッドなサウンドプロダクションも良い。CORONERの3rdあたりが好きな人なら気に入るんじゃないかと思う。