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BIG LIFE / NIGHT RANGER
ナイトレのアルバムで何故かこのアルバムだけ過小評価されるのは不思議である。
キーボードが目立ちすぎる分ソフトに聞こえがちだが、1,2作のアルバムにも負けない
くらいにハードであると思う。特にオープニングのビックライフを聞いたときはあまりの
ハードさにびっくりしたぐらいである。
ビックライフ,カラーオブ,キャリーオン等のかっこいい曲、ラブイズ,レインカム等のドラマチックな曲、シークレットオブみたいならしくないおしゃれな曲、唯一バラードのハーツウェイは物足りない気がするけど、全体としてはいいアルバムだと思うんだけど
初めて聴いたナイトレンジャーのアルバムだからか、とても思い入れがあります。
なかでも「never let it go」が好き。いかにもアメリカンな曲調でなんか元気になれます。
アルバムの完成度としては、かなり高いと思う!
ずば抜けた曲はないけど、捨て曲もない!
COLOR OF YOUR SMILEなんかカッコエーじゃん
HEARTS AWAYもギターはかなり泣いてていい曲だし
質は高い!
ライブでしてくれないのが残念(>_<)
前作"7 Wishes"から前兆があったが、本作はさらにポップさが増し、キーボードを前面に押し出した聴き易い作品に仕上がった。初期のファンからはこの軟弱さが不評だった様であまり人気のない作品だが、個人的にはお気に入りのアルバムだ。
NIGHT RANGERの良さは何といっても曲だ。本作もいい曲が揃っているので軟弱さもさほど気にならないし、ポップと言ってもやっぱりポップスじゃない。結構ロックしてます。
"Big Life"なんてカッコイイハードなオープニング曲、"Color Of Your Smile"もコマーシャルなハードポップ、"Love Is Standing Near"は一番のお気に入り。"Rain Comes Crashig Down"なんて凄くドラマチィックなバラード。と、他の曲もNIGHT RANGERらしい凝った曲作りがされていて最後まで飽かずに聴ける。(唯一"The Secret Of My Success"だけ浮いてるような気がするが....)
全体的には、産業ロック的な売れ線狙いに照準を当てたアルバムだが、完成度が高く、楽曲も充実した素晴らしいアルバムだ。
『Seven Wishes』を彷彿させる壮大なロックナンバー『Big Life』。
イントロの雨の音が哀愁漂わせるメロディアスでドラマティックで泣けるバラード『Rain Comes Crashig Down』。
oh!マイケルJ!(笑)の壮大なポップ&キャッチーな『The Secret Of My Success』。
初期のハードな匂いが消えたね。
確かにここからNIGHT RANGERが変わったと言われるのは違う気がしますね〜。
ハードさは前面に出てるし、曲自体もとてもメロディアスです。多少キーボー度が高いかもしれませんがほとんど気にならない程度で、楽曲にとても溶け込んでいます。
全曲好きなんですが、特に好きな曲は「Color Of Your Smile」「Love Is Standing Near」「The Secret Of My Success」あたりです。あ、「Rain Comes Crushing Down」なんかも壮大でドラマティックでいいですね〜。
メロディー好きの方なら聴いて損はないアルバムです。
「キーボードが前面に出すぎ!」「ポップすぎる!」
リアルタイムでそう言われ問題作扱いされてきたこのアルバム、さてあとになって聴いてみると・・・。
・・・この程度のサウンドの変化で「問題作」なんて、
リアルタイムで酷評した人はどこまで耳が狭いんでしょうか(笑)
持ち味が死んでるとかならまだしも、全然ピンピンしてますよ、持ち味が。
「Big Life」「Rain Comes Crashing Down」「Better Let It Go」などのいい曲を、
"いかにも80年代"なキーボードに彩られたサウンドで聴ける、ということで、
今のファンにはちょっと古臭く感じる&懐古的かもしれませんが、
でも、決してあの頃は良かったなぁ的ノスタルジーに留まらないクオリティを誇っています。
やっぱりいわゆる"洋楽"は、この時代が一番生き生きしてたんですよ・・・。しみじみ。
ついでに (おすすめってワケじゃないんだけど) この作品も・・・。
レコード会社から「君達ももう終わったな」と言われてしまったとか?・・・の本作。
まぁ〜・・・ほんのちょっとやりすぎちゃいましたかね?・・・
いわゆるエンターテイメント性を狙った“ポップ娯楽作"ですね。 (もともとそういうコンセプトだったんだろうけど)
自分も、正直言うと「曲単体」ではあまり好きな曲はない・・・ が、
「アルバム」として全体的に考えてみるとなかなか面白い作品ではある?かも・・・と少し思ったりもする・・・
ってのは、要するに「こういう作品も一つぐらいはあってもよい」って事。
毎回何作も出す事の出来るアルバムの「良さ」「面白さ」「醍醐味」ってのはそこにあるんだよね。自分達の「スタイル」「カラー」「らしさ」を保った中で、時には「冒険」もしながら、色々な違ったコンセプトで、臨機応変に芸術作を創って行く事がバンドのアルバム制作であると思っている。
いいんじゃない? たまにはこういうのも・・・
この程度なら「全然あり」かなと思います。
曲単体としては、「The Secret Of My Success」「Color Of Your Smile」あたりがまあま食える。
あと、佳曲に「Rain Comes Crushing Down」あたり。
これぐらいかなぁ?・・・
ハードロックの流れでファンになった輩から“軟弱者"呼ばわりされたアルバムだが…
NIGHT RANGERの魅力がここぞとばかりに詰まった会心作。他の凡百のバンドには決して辿り着けない域に達したソングライティング&アレンジの魅力が満載。このクオリティの楽曲群は“軟弱者"が作ろうと思って作れるレベルの音楽ではないだろう。
ある意味、NIGHT RANGERらしさが最も出たアルバム。
文句あるか。
1987年発表の4th。これまた、祝発表20周年アルバムですね!!
EUROPEの「THE FINAL COUNTDOWN」でお馴染みの、ケヴィン・エルソンのプロデュースの影響か、
Keyが前面に出され、サウンドにダイナミズムが加わったような気がする。
でも、個人的には「FINAL〜」と言うよりも「OUT OF THIS WORLD」みたいな感じだと思います
(別に、EUROPEと比較してるいうわけではありません。国も違うし)。
「ポップで売れ線のどこが悪い!?」ってやつですね。Keyがより前に出ているところが素晴らしい。
本気のHM/HRファンには聴かない方がいいと思います。多分、受け入れられないだろうから。
正直言うと、「The Secret Of My Success」ばっか聴いてますけど。
楽曲を個別に見ていけば、そんなに悪くないと当時も思っていた。しかし、ポップすぎるオーバー的なプロデュースには、昔も今も納得できない。確かに時代背景を考えると、このような作風になったのは、致し方ない事なのかも知れない。でも、これではそこら辺のハードポップバンドと大差がないわけで、バンドの強みの一つを犠牲にしたように僕には感じる。
東海岸から西海岸に移ったサウンドには、今でも違和感がある。でも、曲作りは抜群に上手い。
このアルバムの比較相手
①VIXEN「ヴィクセン」
②EUROPE「ファイナル・カウントダウン」
③BAD ENGLISH「バッド・イングリッシュ」