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VIBE / VOWWOW
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俺はこのアルバムを一番聴いた。録音状態は悪いけど、曲はイイよ。
特に「FADE AWAY」「TURN ON THE NIGHT」が好き。
あきお 2002年10月19日(土)3時51分

世界最高水準のサウンドと曲。心を震わす元基のボーカル。熟成された演奏.ヘビーメタル一筋の私がこの世で1番好きなバンドの絶頂期。全英ツアーを収録したビデオを見ても完璧。新宿厚生年金会館のLIVEを見て至福と興奮を味わい、その余韻で最も聴き込んだアルバムです。私は38歳。生きてるうちににもう1度見たいな。VOWWOW蘇生しろよ。もう時間ないぞー
2003年8月9日(土)19時33分

Ⅲのテンションの高さや、Ⅴの洗練された完成度には届かないけれど、百凡のバンドでは決して作れない躍動感に満ちた作品だ。個人的には、"HELTER SKELTER"のイギリスにおけるマーケティング重視的な採用には疑問符だが、文句をつけられない出来ではある。その他、VOW WOWにしか作れない煌びやかで見事なロックはやはり継承されている。でも、聴くと何時でも、なぜか惜しい、と思ってしまう。
kotora 2003年8月11日(月)21時10分

ハードロックのお手本だったVOWWOW。
日本バンドの中でも日本臭さの欠片もなかったVOWWOW。
そして世界で活躍した我等がVOWWOW。

VIBeは捨て盤と言われることも多いのだけれど、
今改めて聴いてみると一曲一曲の作りこみ方はなかなか凄い。
正直言ってここまでのクオリティの曲を作れたロックバンドは
日本人では後にも先にも彼らのみ。

彼らの持つ才能を相変わらずフルで活用しているのがわかる…割には、
それが聴きこまないとなかなか伝わってこない。
人見元基の歌唱も厚見・山本の作曲、演奏も、
VOWWOW史上最高峰のレベルだが、その割には、
わかり易さがない。伝わりにくい。
新美は手数を明らかに抑えられている。
これはプロデューサーの意向なのかもしれないが、
演奏がカッチリしすぎているのだ。

聴く側の耳のレベルにも高い次元を要求しているのかもしれないが、
そこまで敷居が高くてどうするのだろうという感は否めない。

作風を問われたら答えに詰るであろうこの散漫さ、
英国らしくも米国らしくもなく、どこかにありがちなハードロックを
実力派がさらりとこなしてしまう姿には、
新鮮味や、何かまず伝えたいもの、というものが感じられない。
いい意味での不細工さや不器用さがなく、
悦に入るには早すぎた、これほどまでのスマートさが、
感動の無さに繋がってしまったのではないか。

結果として、求めているものが、
プレイヤー・リスナーともに見えなかったこと、
アルバムとしての統一感に欠けたことが悪評の全てではないかと。
新アルバムではなく、未収録ベストなどと言い切ってしまったほうが
かえって潔かったのではないか。評価も180度違ったはず。

しかしアルバム単位では散漫に感じても、曲単位では、
間違いなくVOWWOW中最高のクオリティを楽しめるはずだ。
だからこそ、今、聴き直してみる価値がある。
(2008/11/08追記)
ATOSS 2003年9月26日(金)12時14分

kotoraさんがおっしゃるように非常に惜しいアルバムです。楽曲的には拡散していったのだろうけど、どうしても散漫な印象をうけてしまう非常にもったいないアルバムです。よい曲多いのだけれど...でもやはり、このアルバムも彼らにしか作れないVOWWOW然とした作品です。
wovwow 2003年11月22日(土)0時31分

名曲が名曲に生まれ変わった(笑)『Helter Skelter』。ハードロッキン!
アメリカンハードロック的な元気パワーの『Rock me now』。
『Night by night』もいいね。
フライングV 2004年6月24日(木)16時3分

難しいことは分かりませんが、
YOUR'RE THE ONE FOR ME
が一番好きです。....全部好きだけど。
くるみ 2004年8月18日(水)22時51分

高水準の楽曲、ゴージャスなサウンド!
特にROCK ME NOWがノリノリでカッコイイ!!
相変わらず凄いグルーヴ感!!並みのプレーヤーじゃ絶対だせないよ。

結構好きだなこの作品。
PZC 2004年11月20日(土)23時41分

今日中古で購入。もの凄く良い。初心者だが,素直にカッコいいと思った。
Keyが非常に上手く楽曲を装飾している。特筆すべきはヴォーカルだ。
正に圧倒的と言っていいほどの存在感を放っている。全曲名曲だが,
特に「Rock Me Now」が気に入った。バラードの後にこういう曲が来ると
テンション上がるね。(バラードも良い)
ハウリング 2005年4月9日(土)19時45分

個人的にはこのアルバムがベストです!
疾走感の強い(そこが良いのですが)Ⅲ、ゴージャスな(そこが良いのですが)Vと、
それまでの彼らの経験がうまくバランスされ、完成度の高い1枚と思います。
逆にこの安定感は、ロック・アルバムに不可欠なテンションが、ⅢやVに譲る感がある
ともとれちゃいますが。

あと残念なのが、トニー・タバナーがムーグ嫌いだったために、厚見'Sムーグソロが1曲
も無い点!これさえあれば言うこと無しだったのに(泣)
TAT 2005年8月4日(木)2時15分

VOW WOWのスタジオ・アルバムは全て持っているが、
このアルバムは渋くて、大人のHARD ROCKといった印象。

私見だが、BEATLESのカヴァーである『Helter Skelter』、不自然に明るい『ROCK ME NOW』は、
収録しないほうが、アルバム・トータルとしては引き締まり、散漫な印象は回避できたと思う。

それら以外の楽曲は、他の世評が高いアルバムと比較しても何の遜色もない。


塚本林之助 2006年3月13日(月)0時41分

十数年前に初めて聞いた時は「何だか地味な作品だなぁ」と失礼な感想を
持ってしまったのだが、あの頃は俺も若(バカ)かった・・・。今ではVOWWOW史上
1、2を争うほど好きなアルバムである。“SHOT IN THE DARK"のような
キラー・チューンはないものの、収録曲は何れもしっかりと練り上げられ、
聴けば聴くほど味の出るスルメ状態。特に劇的な盛り上がりが胸締め付ける
“SHOCK WAVE"型の名曲“FADE AWAY"が与えてくれる感動は半端じゃない。
特筆すべきは厚見玲衣のKEYで、その華麗且つドラマチックなプレイは
楽曲の完成度を数段引き上げている。まさにキーボーディストの鑑。
火薬バカ一代 2006年4月3日(月)20時17分

88年発表の5TH。
個人的にはテンションが高く、鬼気迫る情熱が迸るⅢが一番好きだけど、本作は逆に精神的に落ち着いて聴ける「いい作品」だと思う。“Helter Skelter"や“Rock Me Now"が示すように、より幅広い層を意識しての曲作りをした結果がこの音なのだと思う。ニール・マーレイが作詞面でかなり貢献しているので、彼の意見もこっち方向にかなり強かったんじゃないかな。ただ、起承転結とかメリハリを好む日本人にはちょっと退屈に聴こえたのも事実。最後まで特に盛り上がるでなくサラ〜、っと聴こえてしまうのが少々残念な気がする。
お奨め曲としては“You're The One For Me"、“Fade Away"です、手に入る機会があったら聴いてみてください。
HIGASHI 2006年7月9日(日)22時42分

このアルバムを自分はスルメアルバムと呼んでいます。
Ⅲがレインボーの「Rainbow Rising」なら、Vibeはレインボーの「Bent out of shape」に当たる気がします。物悲しい「never let you go」が秋の夕暮れに非常に似合いますよね。。
UK 2006年11月5日(日)3時25分

「VIBe」(1988年11月6日発表)

結論から先に言えばこの作品は「駄作」だ。

「SPELLBOUND」「I FEEL THE POWER」「THE BOY」「NEVER LET YOU GO」「KEEP ON MOVING」は、人見元基の歌唱を以てしても如何ともし難い捨て曲以外の何ものでもない。何とか及第点レベルが「TALKIN' BOUT YOU」「TURN ON THE NIGHT」「NIGHT BY NIGHT」辺り。「BIG V」の称号に相応しい楽曲は「FADE AWAY」「ROCK ME NOW」「YOU'RE THE ONE FOR ME」くらいだろう。(「HELTER SKELTER」はカバー曲なので評価の対象外とする。私はそもそもこの曲自体を収録する必要はなかったと思うが、イギリス・サイドの強い要望だったのだろう。イギリス、欧州では「HELTER SKELTER」とアルバム・タイトル(と収録曲、ジャケット)を変更してリリースされているし、「HELTER SKELTER」はシングル・カットまでされている。因みに、日本でもリリースされた)

このアルバムの最大の失敗の理由はVOW WOW(山本恭司?)の自分たちへの「過信」だと思う。「BURRN!JAPAN」(1988年11月臨時増刊)のインタビューで山本は「プロデューサーは音をちゃんと録ってくれさえすればいい」と発言している。おそらく、レコーディングは山本恭司主導(もしくはメンバーの合議制)で行われたのであろう。客観的、かつ、第三者的に、楽曲の質、アレンジ、プロダクションを判断する人間の不在の結果がこの作品なのだと思う。同じインタビュー内で山本と厚見玲衣は「THE BOY」をVOW WOW版「STILL」(BOW WOW初期の名曲。1977年7月発表の「SIGNAL FIRE」に収録)と言っているが、「あなたたち本気で言ってるの?」と訊きたくなった。楽曲のクオリティに天と地ほどの差があるからだ。(個人的には人見が唄う「STILL」は聴いてみたかったが・・・)

最新のリマスター・ベスト「ROCK ME FOREVER」(2007年発表)に、本作品からは「ROCK ME NOW」(元々は「BEAT OF METAL MOTION」に収録されていた「ROCK ME」のリメイク)「HELTER SKELTER」「YOU'RE THE ONE FOR ME」(「LINE IN UK」と同音源)の三曲しか選ばれていないことからも、私が記述した内容があながち的外れでないことは理解して貰えると思う。(因みに「VOW WOW Ⅲ」は全曲を収録。「SHOCK WAVES」のみ未発表のLIVE音源)

とにかく語るべき内容の作品であることは確かだ。(あくまで「VOW WOWとして」なので、その点は誤解無きよう・・・)

こねこ王子 2008年1月3日(木)23時34分

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