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THE WARNING / QUEENSRYCHE
このアルバムは賛否両論ありそうやね〜。個人的にはいいアルバムだと思う。
特にジェフテイトの歌が凄い目立っている。楽器の音がちょっと弱い感じに聞こえるのが惜しい(特にギター)。
多分、意図的にそうしたのではないかと思われる。それはそれでいいのだがジェフのハイトーンが連発し過ぎていてちょっと聞いていて疲れる気もしないでもない。
前作のEPが気に入った人がこのアルバムを聞いて戸惑うって言うのも良く分かる。ストレートな感じが後退しましたね。進化する速度がちーと速すぎたとも思う。
このアルバムでもコンセプトっぽい作りが感じられる。全曲が上手くまとまっている。
1曲1曲がとても凝っていて、洗練されており、ドラマティックという言葉が良く似合います。
私のまわりではQUEENSRYCHEの最高傑作としてこのアルバムを選ぶ人も多数います。
個人的にはもう少し音質がよければ曲の良さが上手く聞き手に伝わったんじゃーないかと思いますね。非常に惜しい!
ただこの時代にこれだけクオリティの高いアルバムを作った事は素晴らしい。とても新人とは思えない。
スコットロッケンヒィールドのドラミングも若くしてとても冒険心に満ち溢れておりますよ。
ライキチ 2002年10月19日(土)10時32分
このバンドは、ほんとにスタート地点が高い。ジェフ・テイトが飛び抜けたボーカルなのは
周知の通りだが、それを支える演奏能力も実は凄い。そして、作曲能力もある。これが初の
フルアルバムとはね。いきなりそこいらのバンドの最高傑作の水準がある。
従来のHMではあまり使われなかったSEを少しだけどさりげなく、そしてとても自然に使っている。
思わず、HMの歴史を考えさせられたよ。British SteelでJudas PriestがHMを確立させたとして、
他のアーティストにバトンを渡すわけだが、それを完成させたのが、このアルバムではないか。
彼ら自身にはまだ成長の余力があり、この後、Rage for order、そしてOperation Mindcrime
を完成させる。よく、ジェフ・テイトはRob Halfordの正統後継者?と言われたもんだが、
このアルバム、そして次作を聴くと、正常進化させたのだと今になって分かる。
ハイライトは5曲目。NM 156。このギターソロはよい。シンプルな繰り返しが快感を生む、
とはテクノなどダンス音楽の先駆者がもたらした偉大な発見だが、この曲でもそれがみられる。
ただし、HMなので、快感というよりは不安感をかきたて、そしてかっこいいとすら感じられる
異様な快楽をもたらす(実はよく聴くと単純な繰り返しにはなっていない)。
他のVisual、イメージ重視のバンドが装備がごてごてついたマシンガンだとするならば、
このアルバムは日本刀。暗闇でぬーっと光り、人を斬る機能しかないながら、その姿だけで見る
者にその威力を見せつける。
実際に聴く者を切り倒すのはOperation Mindcrimeである。そこでQueensrycheのHMもいったん完結する。そこで使った凶器の姿を最初に完全な形で見ることができるのはまさにこのアルバム
である。
このアルバムが発表されておよそ20年が経つが、まったく色褪せていない。どころか、高水準の位置からへヴィメタルを純粋に追求、極めようとしているのが今になってよくわかる。初のフルアルバムにして、鋭さ、重厚さ、華麗さ、哀愁、緊張感、ダークさと、およそへヴィメタルという音楽に求められる要素を十二分に兼ね備えた強力なアルバムだ。何度聴き込んでも飽きない。否、今だからこそ聴いてこのアルバムの存在価値を認識して欲しい。
これが名作名盤、そして頂点!
これ以後は、うむ。。。。
ジャケットや中の写真類などは恥ずかしくなるほど時代を感じてしまいますが、音の方は今聴いても心からカッコいいと思います。
先に出たEPをカウントしないならばこれがファースト・アルバムということになり、それでこのクオリティですから文句なしでしょう。確かに後に発表する名盤たちに比べると作品として劣ることは否めません。しかし、この時点で以後の活躍を予感できる要素は十分に感じることが出来ます。
楽曲的には「N M 156」と「Take Hold Of The Flame」は傑作だと思います。ライヴ盤『LIVE EVOLUTION』に収録されてオープニングを飾っている前者は、他のバンドとの格の違いを見せ付ける作品だと思いますし、後者は普段のライヴでも人気の高い哀愁ナンバーです。
初期の作品にして、彼らの知能が凝縮された一枚です。
このアルバム評価低い。一番かっこいいのに・・・
僕は「オペレーション〜」までのアルバムが好きですが、特に好きなのはこれ。
「オペレーション〜」を聴いていいなと思った方はこれも聴いてみるといいでしょう。
「ウォーニング」と「レイジ〜」の融合型が「オペレーション〜」に当たるのではないでしょうか。
リマスター買って、暫く聴いていたらはまりました。フレーズの練りこまれ方がこの時点でかなり高いのが印象的。オペレーションなどを聴いて気に入った人はぜひ聴いてほしい。
ギターの音が小さい。これは特に、若いHMファンにはきついのでは。曲の良さでは1,2位を争う作品だけに惜しい気がする。
当時、このアルバムでとても評価を落としていたのを思い出します。
いわゆるヘビーでなくなったからでしょうか。
同じくAlcatrazzのセカンドアルバムも同じ時期で、同じような評価でした。
共に私のお気に入りとして、20年以上聴き続けてます。
素晴らしい楽曲です。
曲のQualityでは、彼らのアルバムでは1,2を争う出来だと思います。
この頃からアメリカのバンドとは思えんサウンドだったんだな。
メタルとしてはかなり良い作品。しかしリズム隊がちと弱い。
個人的には高い評価、というよりも単純に好きなアルバム。
特に5,6,7,9が一番好きかな。
ジェフ・テイトの高音は本当に素晴らしい。
ただ、ちょっと懲りすぎてる印象がある。
円熟した凝り具合ではなく、デビューアルバムに付き物であるから、好き嫌いが分かれそう。
僕は結構好きです。こういうの。
↑にもありますが、ちょっとリズム隊が弱い感じもします。
アイディアは素晴らしいものがあると思いますが、
ちょっとその後に比べると安定性が発展途上かな。
もう少しサウンドに拡がりがあると、もっと良いのになぁ。もちろん、かっちょええアルバムですよ。
確かに音が悪い。当時期待の新人だったはずなのに、なんでもっとお金をかけてあげなかったんだろう?曲が良いだけにもったいない。VOは声が高いだけではない表現力がある。