CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
STRIPPED / PRETTY MAIDS
1993年発表、全10曲。
もともとはその前年に日本で発表されたミニ・アルバム"OFFSIDE"から発展した、企画モノアルバム。
つまり"SIN-DECADE"に収録した"PLEASE DON'T LEAVE ME"のヒットにあやかったモノだったりする。
"OFFSIDE"にも収録されたアコースティック・アレンジの"PLEASE DON'T LEAVE ME"が収録されてるワケでして。
5曲入りだった"OFFSIDE"からフィルPHIL LYNOTTのカヴァーを除く4曲と新たに5曲を加え、さらに"SAVAGE HEART"の新録音versionという構成。
が、意外とコレ、スキだったりする。
"OFFSIDE"からの哀愁に満ちたアコースティック・バラード"IN THE MINDS OF THE YOUNG"とバラード"SAY THE WORDS"に加えて、ピアノに導かれての"SAVAGE HEART"...この素晴らしい3曲が収録されてるから。
特にこの新録音の"SAVAGE HEART"での慟哭と呼ぶにふさわしいギター・ソロは絶品である。
このソロからもわかるとおり、コレはアコースティック・アルバム...ではない。
某CD店にて昔なつかしのHM/HR名盤試聴コーナーで聴いたところ、Please don't leave meやSay the words等に惹かれ、購入。
その後新たに別のアルバムも買ってみたが、いかんせん珍しいもの好きの私にはオーソドックスすぎてピンとこなかった。捨て曲がどうしても目立ってしまう傾向も。
WHITE SNAKEに僅かに通じる悲壮感を含んだメロディラインと渋みが心地よい。