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FOXTROT / GENESIS
プログレ時代のジェネシスの傑作。EL&P、YESとは違った味わいの優雅でテクニカルな大作。
22分を超えるSUPPERS READYは70年代プログレの金字塔である。メロトロンの甘美な音が調和の世界に誘い出す。
'72年発表。通算4作目。彼らの出世作である。
Watcher In The SkyとSuppers Readyは、本作の双璧といえる名曲。
やまねこ 2002年10月28日(月)20時26分
初期、ジェネシスの最高傑作と言うにふさわしい作品。
「音」自体がプログレしています。
フィルよりもピーターのヴォーカルの方が好きやなあ。
Peter Gabriel在籍時の、又はGENESISの全てのアルバムの中でも
最高傑作と評されることの多いアルバム。
それにしてもPeter Gabrielの頭の中はどうなっているんだろうか?
『Get'en Out By Friday』『Supper's Ready』などは
数秒先の展開が全く読めなかった(笑
それでも、すんなり聴けてしまう(僕にとっては)。とても不思議。
とてもまとまりがあって大好きです。小曲、中曲、そして最後の大曲!!!。
全曲素晴らしいと思いますが、やっぱり目玉は最後のタイトル曲でしょう。23分、飽きさせませんよ〜、GENESISは。
プログレ四天王に比べるとGENESISはそんなに高度な技術は使わないし、どちらかと言えば雰囲気で酔わす楽曲が多いですが(どちらかと言うとFLOYDやJETHRO TULLに近い)、そんな中でこのアルバムは最高峰のアルバムではないでしょうか。僕の中では『おせっかい』や『パッション・プレイ』と存在感がかぶります。
ジャケもわけ分かんなくて大好き。
何はともあれSupper's Readyだろう。衝撃の23分間。フィナーレは圧巻。
他の5曲も名曲。この頃のGENESISは捨て曲が一切ない。凄すぎ。
ピーターガブリエル在籍時のアルバムでは、あまり好きではないアルバムである。
(もちろん、フィルコリンズのGENESISも含めたアルバムの中では、好きなアルバムに位置しているが・・・)
「GENESISの名盤は何か」が論じられている雑誌などを見ると、このアルバムがよく推奨されている。理由は、「Supper's Ready」が収められているからである。
しかし、自分は、「Supper's Ready」があまり好きにはなれなかった。
(曲はすばらしいと思う。好きになれない理由は、単なる好みの問題だけである)
「Supper's Ready」を好きな人、ゴメンナサイ。
ガリヴァー旅行記やマザー・グースなんかのイギリスの寓話を彷彿とさせる世界観は、
いわゆる「四天王」には見られない要素ですね。
「Get'en Out By Friday」は現代または未来を予見しているようで鳥肌が立ちますが、
ガブリエル独特のストーリー展開はバンドのサウンドだけじゃなく、ジェネシスの
大きな魅力になってますね。
個人的には、四天王より英国臭が濃厚なジェネシスがプログレ・バンドの中では
好みです。しかもガブリエル時代に限定されるのですが。
テクニックではイエス、キング・クリムゾン、EL&Pに、売り上げではピンク・フロイド
に圧倒的に差をつけられていた彼らですが、大英帝国特有の翳りを感じさせるという
点ではジェネシスに軍配が上がるのではないでしょうか。