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BBC RADIO ONE LIVE IN CONCERT / THIN LIZZY
突然として発表される「BBC RADIO ONE LIVE IN CONCERT」。
それも貴重な音源であるものが多く、ライブ・アルバム好きには堪らなく嬉しい。(私はこの他にもMSGやUFOなんかを所有している)
そしてこのLIZZYのアルバムも解散ツアーのラストの1983年レディング・フェスティバルで大とりを務めた時の音源だ。
解散ツアーといえば「LIFE」があるが、これは本当のラスト・ライブ。音質もフィルのVoも「LIFE」より断然良い。(だからと言ってそっちも勿論好きだけど)
ライブでの「A NIGHT IN THE LIFE OF A BLUES SINGER」が聴けるのも嬉しい。
これを聴く限りでは余りの白熱さに「何で解散しちゃうの??」と疑問符ばかりが出てくるが、実際のメンバーの心の内まではCDで読み取れない。
フィルの「これが最後の曲だ」というMCを聴くたびに、そう遠くない彼の最期と重なってしまい本当に悲しい気持ちになる。(涙)
彼らが、ライヴバンドだったというのは、"LIVE IN DENGEROUS"とこのアルバムを聴いたところに依る。実体験なくして、そんな感想を持てるバンドは皆無だろう。故に、この2枚は必聴!
そして、今は亡きPHILの躍動に感涙してしまうのである。「A NIGHT IN THE LIFE OF A BLUES SINGER」は聴かずに死にたくない作品。
THE HOLY WARとかWAITING FOR AN ALIBIとか・・・原曲がぶっとぶくらいかっこよすぎて・・LIZZYのライブ版ではダントツすきです。こんな生々しいレコーディングってなかなかないよ!ギターのミスった音とかハウリングしちゃったりする音まで感動的。歴史的背景はぬきにしてLIVEしてるCDです。LIZZYの中で一番好き・・不覚にも
思いっきりハードロックしてるTHIN LIZZYも最高!!
ハードロックの名盤として語り継がれるべき作品である。
「LIFE」より数倍良い!!
テンションの高さも封じ込めた隠れた名ライブアルバム。
つぎはぎのLIFEよりずっと生々しい。
一気に聞けます。
同時期の「ライフ」よりも音が良いのでこちらのほうが良い感じでした。
もちろん、「サンダー・アンド・ライトニング」の楽曲は一度聴くとスタジオ盤を
聴きたくなくなっちゃう程の迫力。
名ライヴ盤"ライヴ&デンジャラス"も素晴らしいが、本作も捨て難い名ライヴ盤だ。
美しいツイン・リードを楽しむなら前者を、ハードでメタリックなサウンドを楽しむなら本作を薦める。やはりシン・リジィはスタジオ盤よりライヴの方がより楽曲が冴え、ライヴ・バンドだったんだなあとつくづく実感する。
本作の目玉はやはり"ア・ナイト・イン・ザ・ライフ・オヴ・ア・ブルーズ・シンガー"だろう。ブルーズ・バラードの名曲だ。ジョン・サイクスの若さにまかせて弾きまくるギターも心地良い。(スコットとは若干息が合ってない様な気もするが....)
テンションも高く、臨場感たっぷりの演奏でラストライヴにしては実にもったいない。
個人的な希望は、前述の曲と"それでも君を"の2曲は飛び入り参加でゲイリー・ムーアヴァージョンで聴きたかったなあ。
10年程前に、友人の車の中でこのアルバムを初めて聞き、あまりの格好良さに衝撃を受けました。これがThin Lizzyとの初めての出会いでした。当時はこのアルバムが本当に最後のライブとも知らずに聞いていたけど、後でそれを知って驚くぐらいの迫力でした。個人的には「Still in love with you」のサイクシーのソロは圧巻だと思います。
本気で泣けます(笑)Night Life,Live and Dangerous,Life,Gary Moore等それぞれのバージョンを聞いてきましたが、一番情感溢れるソロはこのアルバムのサイクシーのソロだと思ってます(無論、それぞれのバージョンにはそれぞれの良さがある)
まぁ、そういった個人的な感想を抜きにしても、初めてLizzyを聞くなら、選曲、音質を考えても入りやすい一枚かな、と思います。
Farewellツアーの良い部分がつまったアルバムだと思います。ツアーの前まで,
体がボロボロで,本当にツアーに出れるのか!?と心配されたPhilが,立ち直って
渾身の歌を聴かせてくれます。
“Rosalie"での観客との掛け合いで,「Not too bad…」と観客をあおっておいて,
最後に観客とバンドが一体化した瞬間に「〜very fantastic!! Thank you very much」
と照れながらもらすPhilが最高にカッコ良い。
上記の“観客との掛け合い"は他の音源と間違えました。("This si the war"
から始まるラジオ放送で,他に海賊版ビデオもあります。)申し訳ないです。
この“BBC RADIO ONE LIVE IN CONCERT"は“Life"より,Philのボーカルが
かすれ気味ですが,その分,John Sykesのギターはこちらの方が良いですね。
Sykesyファンには特にお勧めです。
長年出るぞ!出るぞ!と言われていたBBC音源。Philのボーカルがキツイ部分もあるが、最初から最後まで、一気に聴ける!そして泣ける!
彼らがつくづくライブバンドであったことを言わしめる作品です。
空き部屋さんのコメントにもあるように、「LIVE&DENGEROUS」も素晴らしいが、殿フリークの私としては、コチラがオススメ!
殿の若さあふれるギターソロは、終始圧巻であり、「A NIGHT IN THE LIFE OF A BLUES SINGER」は、本当に聴かずには死ねない曲です。
他にもRosalieメドレーも聴き応え抜群ですし、ラストを飾る「Still in love with you」で男泣き(涙)!!
現在は、廃盤になっており、中古ショップで見つけたら則買いでしょう!
超名盤!
冷静に聴くとライノットのプレイはヨレヨレだし、ゴーハムのやる気のなさも
すけて見えてしまう。対照的にサイクスのはつらつとしたプレイは耳に残る。
あくまでも資料的な価値としての1枚であって過大な評価は彼らの名誉のため
にもすべきではない。これだけ音圧がヘヴィになってしまうと彼らの真骨頂
である微妙で繊細なニュアンスなど伝わるべくもない。
しかしもはや死に体(完全に死んでいる)バンドの最後の意地だけはひしひし
と伝わってくる。思えばライノットの意地だけで13年間のロックンロール・
デスマッチを戦い抜き、随所で輝きを放ちながら、最後は白い粉の海に葬られ
た彼らの断末魔には涙えを禁じえない。⑥、⑭はまさに鎮魂歌である。