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DOWN ON THE UPSIDE / SOUNDGARDEN
'96年発表。メジャーデヴュー後4作目(通算5作目)。
現時点での最終作(ベスト盤除く)。
個人的には1曲目「PRETTY NOOSE」に尽きる。この曲は彼等の残した楽曲群の中でもベストだと思う。
他の収録曲も、重い質感を持ちグネグネとうねる曲が多く、ツボにはまると快感になる。
前作『SUPERUNKNOWN』のコインの裏側にあたる作品。
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全く同感です。このアルバムはPretty Nooseの素晴らしさに尽きるでしょう。自分がSOUNDGARDENにハマるきっかけになった曲です。
他はRhinosaurや、Zero Chance、Blow Up The Outside WorldやBurden In My Handが好きですね。アルバム後半はややダレてしまうのが難点ですが、トータル的にはヘヴィなもったり感が心地良く感じる良いアルバムだと思います。
Sound Gardenの作品は全て良いが、このラストが一番はまったかな。ラストだけあって音が一番多彩。クリスのボーカルにはこの音があっている。時がたてばまた巡り会えるだろうか…
hate? 2004年10月25日(月)15時22分
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.107 ★
最初は、曲数も多く、地味な曲もあるので、あまり好きではないアルバムだったんですが、じっくり向き合って聴くと、やはり凄い。
表現の幅広さ、曲に込められた気合いは、一切の妥協を感じさせません。
可能性を制限せずに貪欲なまでに音楽に取り組む姿勢が彼らの魅力だったのだと、再認識しました。
メタル耳にはちょっと馴染み辛い作品だと思いますが、とにかくロックが好きとか、自分はロック馬鹿だというような人にはおすすめ。
『SUPERUNKNOWN』の方が評価が高いが、こちらのほうが上。
リフにまったく無駄がなく、芸術的に純化されている。黒いグルーヴの上で自由に咆哮するクリスのヴォーカル。その魅力に気づくと、本当にやばい。
グランジという枠を飛び越えて、とんでもない高みにまで達してしまった名盤。彼らは音楽の神の触れてはいけない領域にまで行ってしまったのではないだろうか。こんな境地に達すれば解散するのも当然。
バンドもこの作品もほとんど評価されてないのが本当にもったいない。
世間的にイマイチ評価を受けていないが、さりげなく良リフがちらほらある侮れない出来。
やや曲が多く、散漫な気がしないでもないが、買って損はないでしょう。演奏力、説得力があるのだから。