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HEARTBREAK STATION / CINDERELLA
いやいやこのアルバムでのトムの才能には改めて感動しましたね!前作でのブルース色が強くなった事をかんがえても今作非常にファンとしても入りやすい一枚でしたネ!このアルバムが出てからのブルースロックブームになった経緯を考えるとやはり偉大なトムキーファーと改めて思います。今作のハイライトは承知のとおり「HEART〜」です。アルバムの色を決定付ける珠玉のバラードになりました。男の本当の内面の切なさや寂しさたるものをトムの生声と、イントロのギターといい、抑揚はまりまくりのスライドギターソロで見事な構成で表現しています。この曲をサビとしてアルバム全体を1ストーリーにして、起承転結的流れを明確に打ち出している曲順、曲を第一に抑えられたギター、男臭さを恥じることなく切々と歌うトム。ちょっと臭いですが1冊の小説の様ですね・・・そう感じます。アルバムを通して初めて感じる物がこのアルバムには何かマジックたる仕掛けがあります。シンデレラファンとしたら1.2作品がベストの人が大半でしょうが、僕は間違いなくトータルのアルバムの流れバランス的にもこの一枚です。
一言で言うと・・・ブライアン在籍のAC/DCをLAメタルにしたようなバンドですか。
ブルースの神ジェームス・ブラウン等の影響を受けているのも少しだけ分かる。
私はあまりブルースには詳しくはないのですが、健在のHRバンドの中でもブルースの理想に一番近いほうではないかと思ったりします。
湿っぽさと気さくな雰囲気が同居した曲の数々は勿論のこと、全体の流れもほぼ完璧。
特にこの曲が素晴らしい・・・というのはないですが、名盤であることは事実です。
タイトル曲のHEARTBREAK STATIONだけの為にアルバムを買っても損は無いですね。
トムの才能が詰め込まれた宝箱的アルバムだと思います。
前作よりもかなり土臭くなりましたね。
トムはもちろんですが、バック陣もいいフィーリング出してます。
前作ではブルーズ感はトムに負うところが大きかったのがバンド一体となってブルーズやってるのがいい。
のりの良い曲はよりのりのりに、渋い曲はさらに渋くなってて好き。
土臭っ!!哀愁度凄いです。
個人的にCINDERELLAの中では、一番聴きやすいこの3rdが好きです。
トムのブルース感が一番出てるアルバムではないでしょうか?
余談ですが、フレッドがレコーディングに参加した唯一のアルバムです。1stから正式メンバーであるにもかかわらず・・。
恥ずかしいことに、私はこのアルバムの良さが分からずに、
ずっと地味な作品だと思っていました。いや〜、恥ずかしい。
最近になって(歳をとって)やっと気付きました。
これは最高のロック・アルバムです。一生モノです。
グレートJ 2003年12月23日(火)15時44分
彼らのアルバムの中で一番好きな作品です。シンデレラのアルバムはどれも傑作ぞろいですけど…
トム・キーファーの声って本当に良い声ですよね…ブルージーな曲はよりブルージーに、タイトル曲のような曲では哀愁を醸し出す。
それにしても「HEARTBREAK STATION」は素晴らしい名曲だと思います。さびしげな歌詞とあいまって思わず切ない気分になります…
デビュー盤に特に顕著だった80年代的な華やかさは消えましたが、装飾を取り払ってブルーズを前面に押し出した結果、トムの声が生きる好盤に。
前2作まで、私の周囲ではCinderellaファンが全くいない状態だったのですが、このアルバムが出てから弟がファンに。男の人だったら、シンパシー感じる世界なんじゃないでしょうか。このアルバムは弟に持っていかれてしまったんで、再購入を検討しています。ちなみに、個人的にはCinderellaにはLAメタル的あっけらかんさをあまり感じないんですよね。あの風情は東だなぁと思う。西部や南部の土ぼこりに東部の冬とメランコリーを加えるとCinderellaになるってイメージです(そんな風に思うのは私だけか。。)
これ1番好きです。1stは力みすぎ、2ndはかっこつけすぎだったけど、このアルバムは自然体だと思いました。
私はむしろカントリー色が強まったアルバムかな、と考えています。
スライドギターが良い雰囲気をだしております。
ついでに収録されたかのような、ちょっとだけZEPぽい曲がまた佳曲だったりします。
彼等のキャリア中、2ndとともに最高の一枚。
ルーツがあからさまで、非常に心地よい一枚です。
LA風味から離れた分、普遍的な音になりました。
声がいいから安心して聴けますしね。
けっこう傑作だと思います。
このアルバムの雰囲気は最高ですね!自分ではCINDERELLAの中でこれが一番です。当時も聞いていましたが、正直、良さが分かってませんでした。十数年経った今、ハマリまくってます!!!聞きやすくて本当に良いアルバムであると思います。特にタイトル曲はたまりませんね〜!ホンマかっこエエ〜!!!
SAMMY 2004年12月1日(水)18時59分
シンデレラの中では、2Ndに勝るとも劣らない作品です。
2NDは聞き飽きたので、最近はこっちを良く聴いてる。
シンデレラは4Th以外はすべて名盤。
2ndはメタルっぽさが残ってたけど、本作は生粋のR&Rだ!!
ゆえに流行関係なく一生聴けます!
センス良し。
シンデレラの最高傑作!!!
ブルーズハードロックという領域で
本当に楽しそうにロックしてる感じが好き。
もちろん各々の楽曲の質もとっても高く
よく3rdがトムの迷走、と批判されてるのが納得いかない。
そういうのを見てこのアルバムを敬遠してる方がいたら勿体無いです。是非聴いて下さい。
ドブロやマンドリン、サックス、ピアノといった楽器をふんだんに使用し、前作で見られたブルーズ懐古主義を更に強く推し進めた'90年発表の3rd。
アメリカの大地に根差したかのような土着色の強いサウンドはHR/HMファンには受け入れにくいかもしれないが、個人的には彼らが本物のロックン・ロールを聴かせることのできるバンドであることをはっきりと再認識させられた好アルバムである。
バンドの華やかな色彩を感じさせる御機嫌なオープニング曲「THE MORE THINGS CHANGE」、ブルーズの渋さとロックン・ロールの華やかさが同居したリーダー・トラック「SHELTER ME」、悲哀を感じさせる切ないメロディのバラード「HEARTBREAK STATION」、スリリングなギター・リフを持つ「LOVE GONE BAD」を始め、ファンキーな「LOVE'S GOT ME DOIN' TIME」、女声コーラスがいかした「SICK FOR THE CURE」、カントリー・ソングと言える「ONE FOR ROCK AND ROLL」、呪術的な雰囲気漂う「DEAD MAN'S ROAD」、軽快なテンポを刻む「MAKE YOU OWN WAY」、BEATLESの「COME TOGETHER」を彷彿させる「ELECTRIC LOVE」、トムの優しげな歌唱が印象的な「WIND OF CHANGE」といった楽曲は、地味ではあるが聴けば聴くほどに味が出る。
殺戮の聖典 2009年1月24日(土)18時32分