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PROJECTOR / DARK TRANQUILLITY
DARK TRANQUILLITYを語るには、The Gallery/The Minds Iを支持する人が多い中、ちょっと躊躇しますが・・。
以前から気になり興味を持っていたバンドだが「Projector」で、始めて音と出会い、もう完全にはまってしまい本当に長い間毎日毎日聴いたものです。
Projectorを聴き、ダートラ /ミカエルに魅せられた者としては、The Minds ITheGallerは、必聴だと思い聴いたが、私の中でのダートラ の順位は、Projector、Haven、DamageDone、The Minds I、The Gallery なのだ。
メランコリックで哀しく激しく甘美なサウンド・ヴォーカルには陶酔してしまった。
ダートラ の全アルバムで、ProjectorでのミカエルのデスVoが一番好き、芸術の域に迄、達していると思う。〜ん..いやまじです。
アレンジにキーボード・ピアノを取り込んで、ミカエルのクリーンVoも併用し、美と醜が交錯し絶妙なのであります。
ここで見せる鋭さはアグレッションがどうの疾走曲がどうのという文句を受付ける次元のでは?
噴き出す感情の陰影があまりに濃いので聴き疲れしたりもするのですが、
私もこのアルバムが一番好きです。きちんと対峙して聴きたい名盤だと思います。
あと、ミカエル・スタンネのディストーション・ヴォイスは吼え猛る中に気品を感じます。
いい声!
…失礼。「次元ではないのでは?」です。
なんか〝殴り込み〟を掛けた気持での〝カキコ〟だったので、自分ひとりの評価で無いことがわかり本当に嬉しい限りです。
昨年渋谷でのライブで、ミカエルが観客に向かって、ダイブ&PETの水かけをした。その水飛沫がほんの少しかかり、嬉々として帰ったものだ。
このアルバムは…ちょっと複雑ですね。
曲は最高なんですよ。現時点から見てもかなり進化的ですし、
DEPECHE MODOは大好きなんで、その手の曲(まんま過ぎるのもあったり)も好きなんですが…
俺はまったく逆で、デス声が駄目です。
あの頃のインタの影響もありますが、非常に苦しそうに聴こえてしまいます。
The Minds Eyeは、デス声ながら非常に湿り気ある感じなのですが、
この作品のデス声は乾いた感じが苦しそうです。(逆にそれが苦悩を表現?)
ま、それでも随分と愛聴しましたけどね。
てか メロデスの耳で聞いたらダメでしょうね
ゴシックの耳できけばかなりのもんでしょう
メロデスと思って買うのダメですねぇ
↑そうだと思います。が・・ゴシックの名盤とのことで期待して購入したのに、私はパラロスが好きになれなかったので、当たり前と言われそうだけどメロデス / ゴシックと言っても、そこに何を感じ・求めるか、ですね。
最近ではエヴァネッセンスがゴシックと言われたりしてますが、この三者( ダートラ・パラロス・エヴァ)だけでもかなりの隔たり感。あ〜ぁ... ジャンルのカテゴライズって?・・何。まぁ、不毛な論議でしょうけど。
EVANESCENSE はゴシックとは言い難いと、思いませんか(←実はこれを一番言いたかったので)。すみませんでした。
DARK TRANQUILLITYで初めて聴いたアルバムがコレ、ってのはバンドを理解する上では
問題があるのかもしれないけど、先入観なしで聴けたわけで。
で、このアルバム、かなり良いと思うんです。
ノーマルボイスは深みさえ感じられるし、
過剰なまでに哀感重視のメロディは癖になる魅力があります。
ま、メロデス路線のアルバムとは別次元で語った方がいい、とは思いますね。
実はこのアルバムからDARK TRANQUILLITY聴き始めたのでした。
独特の哀感を引き出した良い作品です。
ミカエルのノーマルヴォイスにはとても深みがある。
ボドムっ子 2004年2月16日(月)18時20分
私は普段からメタル、それもゴシック/メロデスを主食にしていますが良い音楽がであればジャンルとかはあまり関係ないと思っています。聴き方はどうであれ "いい"ものは"いい"と思います。1stから全部聞きましたがこのアルバムが一番よくまとまっている印象が強いのです。もちろん初期の作品も好きでです。とにかくこのアルバムはメロディーが素晴らしいのです!!!
ちなみに、EVANESCENSEのよさがサッパリわかりません。えらいヒットしているけど。ただただ淡白に聴こえて心に響きません。
このアルバムは素晴らしいですよね。
音楽だけをしっかり見て評価しなければいけません。
普通に歌っても彼は良い声している。アグレッシブに攻め立てる事は少なくなれど、作品の出来は相当なものだ。
99年発表の4th。
ゴシック色が前面に色濃く出ているので、
(私もそうでしたが)前作までの音を期待して聴くと
カナり違和感を感じるかもしれません。
ただ#3の様な哀愁溢れる曲は、
逆に引き立っていると想います。
問題作とリリース当時は言われてましたっけ。
ゴシック色が強く、初期(と言うか「PUNISH MY HEAVEN」)の音を
期待してた人にはかなり肩透かしを食らわせた印象のこの作品ですが、アルバム全体を
通して聞くと、哀愁が漂ってて自分はかなり気に入ってました。その後の作品も聞き、
それでもこのアルバムがダートラでは1番だってのには変わりません。
あ、「CHARACTER」はアグレッションが増してて「HAVEN」や
「DAMAGE DONE」よりは評価は上がってますよ、自分の中で。
ひょっとしたら、自分の現在の音楽の嗜好(SENTENCEDやOPETHなどの
アグレッションと哀愁の同居したサウンドのバンド、大好きです)に大きく影響を
与えた作品なのかもしれませんね、これは。
本作品はまさにB!誌によって潰された悲運の名盤だと俺は思う!!!!
俺も最初は駄作だと聞いていたので、たいして期待もせずに聴いてみたが、聴いた後の感想は、「いいじゃないか!!どこが駄作なんだ!!!!」というものでした。
過去3作とくらべても楽曲のクオリティは上だと思うし、ブラストビートこそ登場しないものの疾走感を感じる曲もあるし、全曲ミドルテンポの次作HAVENよりもアルバム全体の流れも良いと思う!!!!
そしてミカエルのクリーンボーカルを堪能できるのは本作だけである。デス声も世界最強だが、クリーンヴォーカルもデスヴォーカリストの中では群を抜いて素晴らしいと思う!!!!
本作から正式加入したキーボードも素晴らしい仕事をしており、後のDARK TRANQUILLITYサウンドを確立するにあたって重要な位置にある傑作だと俺は思う!!!!
たしかに当時バンド側もデス声は封印するとか、速い曲はやらないとか言って、初来日公演でPUNISH MY HEAVENをはじめとする疾走チューンを一切演奏しなかったのも問題ありとは思うが、当時のB!誌の記事は酷いと思います。まぁ、今となってはCHARACTORのような素晴らしい作品があるから、どうでもいいと言えばどうでもいいんですけどね!!それにしても本作のライナーノーツの最後にある、「今後、彼らが過去3枚のスタイルと本作のスタイルと本作のスタイルを掛け合わせ、そこにさらなる新たな音楽的要素を加えたとき、凄いことが起こるような気がする。」という言葉が現実になって良かったと思います!!!!
とりあえず、DARK TRANQUILLITYが好きな人で未聴の方がいましたら是非聴いてみてください!!!!素晴らしい作品であることは間違いないです!!!!
↑ラスカルさんに同感です!
この人達ってちょっと不気用なところがあるんですよね。
リリース当時は問題作あつかいされているようでしたが僕の中ではこれがDARK TRANQUILLITYの最高傑作。
メロデスにおけるクリーンVoとデスVoの使いわけが大好きな僕にとってこの作品はかなりの名盤デス。
最近はまっているOPETHにも同じような魅力を感じています。
今となっては世界最強のデスVoが封印されなくて、めでたし、めでたし、だったけど、ミカエルのあの美しいクリーンVoをもう1度聴きたいよ〜
メンバーチェンジ、レーベルの移籍を経てリリースされた4thアルバム。
今作は過去3作で築き上げたサウンドを基礎としつつも、ゴシックの要素を大幅に加えた作品となっています。
サウンドは、アグレッション、スピードを抑えたメロディアスでムーディなものとなり、
ミカエルもデスヴォイスだけではなくクリーンヴォイスを多用しています。
ほとんどの曲でクリーンヴォイスが使われており、中でも④⑧などは完全にクリーンヴォイスのみ。
しかし、どの曲も不自然な展開などなく、クリーンヴォイス、デスヴォイスの使い分けも非常に上手くできています。
そういったタイプの楽曲では①②⑦⑩などがオススメですが、
唯一デスヴォイスのみで歌いあげる⑥は今までの彼らしい非常にカッコいい曲となっています。
大きく路線を変更しつつも高品質であり、彼らのメロディアスな側面が強調された作品です。
ミカエルは非常に優れたデスヴォーカリストですが、クリーンヴォイスもなんというか色気がある声でとても良い声でした。
「DARK TRANQUILLITY」で最初に聴いたアルバムであるが・・・
上記の意見に見られるように、大いにゴシック的であり、
メロデスとしての魅力はやや弱い
しかしメランコリックなメロディが奏でられ、なかなかに感性を揺さぶる
スローな曲が多いので少し退屈もするが、じっくり聴くと味わい深い曲が多い
「FICTION」「CHARACTOR」の2枚が大好きなのですが、皆様のコメントを
見て、購入して聞きました。
メロディが素晴らしいですね!クリーンボイスとデスボイスとの対比が
非常に印象に残る、聴き応えのあるアルバムだと思います。
このアルバムを創ったからこそ、今の彼らのサウンドがあるんだなぁと
つくづく思いました。
普段メロデス聴かない人にこそ、聴いてほしいですね!
ダートラのアルバムの中でも異色の本作ですが、個人的には結構好き。
ゴシックメタル的要素は意外とマッチしていて、たとえば3,4,7などは前作までとは違った側面を見せていて新鮮味がある。
ミカエルのクリーンVoも声質自体が魅力的で、なかなかいいなと思いました。