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ETERNAL DEVASTATION / DESTRUCTION
彼らの3rd。
全体の出来からいくと次作の方が素晴らしいが、何と言ってもこの作品には彼らの代表作である“Curse the Gods"、“Life without Sense"の2曲が収録されているだけで高ポイントである。トリオ編成などとはとても思えない圧倒的なスラッシュサウンドがなんとも心地良い。
再結成してからのサウンドは次作よりもむしろこの作品の方に近く、何もここまで遡らなくても・・っと思えてしまう。12月にはライブ作品をリリースするようだが、上記の2曲は是非入れておいて欲しいですね。
リフ良し、スピード良し、攻撃性良し。しかし俺がこのアルバムの中で一番気に入ってるのは
Gの音である。今のDESTRUCTIONは丸くなった感じがする。しかしこの頃はギザギザで殺傷力のあるスラッシュメタルバンドだった。収録曲で特に好きなのは1、5、7。
演奏のもの凄い下手さがもの凄い。
daita 2003年8月23日(土)12時45分
やっぱり演奏ヤバめですよね(^^;
素人耳にもけっこう危なっかしく聴こえます。でもそこがまたがむしゃらな勢いを感じられて良いかも。ノイジーな音もこういう音楽には合ってます。
何となくこのアルバムにこそ『狂気のスラッシュ感染』(ANTHRAXの2ndの邦題ですが…)みたいな題がぴったり合うように感じます。
演奏力、音質共にかなりアップしてます。前作と比べて、ね。
特にドラムが上手いとまではいかなくても、前のドタバタ振りと比べるとかなりの進歩。
曲もミドルと疾走が適度に組み合わさって、ただ走るだけじゃないのがポイント。
そして、一番の特徴がサウンドプロダクション。
全体的に見ると音も軽いしあまりいいとは思えなさそうですが、ギターの音がとてつもなくスバラしいです。
鉄ヤスリで金属をガリガリ削るような音で、これこそメタルと呼ぶに相応しい。
いくらチューニングを下げたところでこの迫力には勝てないでしょう。
DESTRUCTIONの名に恥じない傑作です。
CURSE THE GODS、ETERNAL BAN、LIFE WITHOUT SENSE、CONFUSED MINDは、もっと演奏が上手ければスラッシュ史に残る名曲だったと思います。
かなり簡単なことしかやってない(のにヘタに聴こえる)ドラムや、CONFUSED MINDのイントロ静かな部分でモタついてるベース。アラを探せばキリがない。
でも、この頃のDESTRUCTIONは、一発で彼らと分かるオリジナリティーがありました。
特にギター。ランディー・ローズの音を意識しているのはミエミエだけど、丸コピじゃなくて更に金属的な音作りをしたのは偉いっ!
ツイン・ギターになってドラマーが交替して、音楽的にも技術的にもハイ・レベルになったRELEASE FROM AGONYよりもこっちの方が好きです。
DESTRUCTIONの最高傑作。
このアルバムでは完全にスラッシュメタルを極めてます。
完全に狂ってるSchmierのVoは全アルバム中もっとも格好良い。
全リフを頭の中に叩き込ませるくらい聴きまくりましょう。
ジャーマン三羽烏に入るだけのことはある。さすがだね。これぞスラッシュメタルの美味しいところを集めた名盤中の名盤。
1986年リリースの2ndフル。
トリオ編成時代のDESTRUCTIONの最高傑作。
ジャケット良し、曲良し、演奏良しの三拍子揃ったアルバム。
前作『INFERNAL OVERKILL』では疲れきったような歌い方だったシュミーアが見違えるように成長。
マイクのギターも音が良くなり鋭利な刃物のような尖った感じで、個人的にはこれが"DESTRUCTIONサウンド"です。
トミーのドラムも要所をかっこよくキメています。
彼はスラッシュ界の隠れた名ドラマーだったなぁと思いますね。
イヌスケ 2005年11月18日(金)23時14分
やっぱりこれがDESTRUCTIONの最高傑作だな。
かなり聴き込んだ。
ジャーマンスラッシュの中でもKreatorの2ndと本作はホンマによ〜聴いたなぁ。。。
マイクのギタープレイは極上の音色も伴ってかなり特異的な冴えを感じます。。
単品曲では1stミニ収録の「Total Disaster」がかなり好きですが。。
(この曲、LPで普通に再生しても音が割れます<笑>CDではどーなんかなぁ。。)
「Curse The Gods」のイントロからギターの刻みに入る辺りはも〜何回聴いても♪♪
ギター音がちょっと変わった2nd
しかし方向性は相変わらずガンガンのリフ構成
特に不満などありませぬ
昔、「RELEASE FROM AGONY」とのカップリングの日本盤で初めて聴いた時は、
「こんなもん聴けるか!」とCDぶち割ってやろうかと思いましたが(ごめんなさい・・・)、
その後、80年代のスラッシュを聴きすぎた(?)せいか、最近になってようやくこのアルバムの「音」が耳に追いつくようになりました。
ざらついたリフと有無を言わせぬリズムをもって突き進むサウンドの方は、まさに80'sスラッシュそのものです。
「RELEASE〜」とこのアルバムの音源は、今はもうカセットに入ってる音の悪いものしか残っていませんが、
いつの日か買い直す日が来るのかなぁ・・・と思いつつ、これからのDESTRUCTIONにも期待したいです。
なんか、全然アルバム紹介になってないですね。失礼しました。
86年の2ndアルバム。
非常にノイジーな金属音Gtの音が実に心地よいアルバムです。前作と比べるとスピードよりもリフを展開させて聴かせようとしています。SchmierのVoはこの時が全盛期で最高にクールな金切り声です。この頃までのDESTRUCTIONの音がまさに僕がThrash Metalに求めるものでした・・・
この何とも形容のしようのないギター音はどうやって出しているんでしょうか。最近のマイクがこの音を再現しようとして再現しきれていないところをみると、偶然の産物なのかも
ともあれ、耳の奥をヤスリがけされているような感覚はクセになる
DESTRUCTION3rdアルバム。
絶え間ない聞き応えのあるギザギザ、ザクザクのリフ、シンプルなドラム、ベース、そしてスピード感!決して吐き出すだけではないボーカル。
スラッシュ系を今から求める人にはお薦めの作品。
狂気のボーカル、疾走、耳障りなほどなリフ、下手な演奏。
これがたまらん!初期の傑作