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TRIBUTE / OZZY OSBOURNE
オジーのアルバムでは一番のお気に入りです。特にランディーのギタープレイは、とても20年前のものとは思えないほど。Iron Man〜Children of the Grave〜Paranoidの流れは鳥肌のものです。オープニングのI Don't Know〜Crazy Trainも入魂のギタープレイ!って感じで、ヘッドバンキングの嵐です。オジー初心者はまずこれを聴け!!!
このアルバムも高校時代に聴きまくりました。
テープが伸びてCDを買い直したもんね。
言わずもがな、ランディローズのライブがたっぷり聴けます。
しかし分厚い音を出すよな〜。ディミニッシュラインも独特だし。
たまに、ミスッてるのがライブの生々しさを表現してててそれがまたイイ。
ライトハンド奏法を多用しなければもっといいのに。(エディ風過ぎるから・・)
選曲もサバス時代有りと、初期オジーの集大成とも言えます。
アコギソロの「DEE」がまた泣けるよね。
ランディ時代のライブアルバムが発売されるって聞いてから、発売日まですごく長く感じた。
恥ずかしながら、泣きながら聴いた思い出の一枚です。当時はランディの写真とかも少なくて、LPジャケットの中に入ってた、ちょっとした写真集もうれしかったな。
オジーの声って、麻薬みたいなものかなあ。その味がわかると、どんどん深みにはまっていく。どこがいいの?なんて聞いてくる人はなんか、かわいそう。ライブでは、カエル飛びを見せ、腹もでてるし、決してかっこよくはないけれど、なんでこんなにはまってしまうのだろう。そんな愛すべきオジーおじさんとこちらは、グラビアアイドルのランヂィの今はもう見ることのできない絡み。ロックファンなら涙なしには、聴けない一枚でしょう。日本でその勇姿をみたかったなあ。永遠なれ。
大昔のカレから借りたまま今に至る・・・
最初のオペラちっくな曲が怖いですね〜、オーメンでも使われたアレ。
オジーはやはり「Blizard〜」が一番好きなので、よってこれも聴きまくった。
「Dee」でRandyの肉声がちょとっこ聞けるのもよきかな。
最後の「Dee」で泣きました。
生で一度ライヴを見てみたかったです。
ランディー・ローズの凄みは、スタジオ盤だけでは伝えきれていないと思う。
爆発寸前までオーヴァードライブさせたギターを唸らせながら、異常なまでに美しい旋律を奏でる。
スタジオ盤よりも「ぶち切れ具合」が数段上だ。
その邪悪なパワーと美しい構築美の融合は、「圧倒的に美しい悪魔の城」を思い出させる。
こっちを先に聴いてしまったら、スタジオ盤は少し物足りない印象を受けてしまうのではないか。
↑そうですね。私はスタジオ盤よりもこっちを愛聴しています。
当時、輸入LPでいち早く購入した憶えがあります。(今でも大切に保管)
私は昔からライブ・アルバムを好んで購入してますが、数ある中でもこれは特別な思い入れのあるアルバムですね。
〜オジーの溺愛に甘えることなく、常に前向きな姿勢を持っていたランディ。音楽学校で勉強するためしばらくバンドを離れるつもりでいたランディに「行ってきな、いつまでも待ってるから」と大きく成長したランディを心待ちにしていたオジー。筋書き通りにいかないのが人生なのか。RIP ランディ〜
涙なしでは聞けなかった。ランディをリアルタイムで聞けなかったのが残念だが、いろいろな伝説から、彼への思い入れが普通ではなかったときに聞いたので余計にだ。ラストの「DEE」を聞いて放心状態になった。まずスタジオ盤で予習して、ランディへの思い入れが出来た頃に聞いてみるといい。泣けるから。
僕は初めて聴いたオジーのアルバムがこれでした。感想は「おぉ!これぞヘヴィメタル!」I Don't Know〜Crazy Trainがあまりに衝撃的すぎて、後追いでスタジオ盤を聴いたときはコケました(笑)。スタジオ盤もライブ盤もどちらも名盤。僕もMetropolisさん同様、スタジオ盤から聴くことをオススメします。だって、このライブ盤、マジ凄すぎるもん。
一曲目「アイドントノウ」のイントロでランディが走り気味のため、トミーアルドリッジのドラムカウントが早くなるのにはいつ聞いても笑ってしまいます。
パラダイス 2003年6月15日(日)22時30分
プレイはかなり粗めで「?」だが勢いはある。
ひたすら残念なのはギターのトーンが良くない。
ランディ&オジーはスタジオ盤よりこっちの方が遥かに映える。
言われて見れば確かにギターの音が良くないかもしれないが、
そんな重要に思える事すら関係なく素晴らしい出来。
ライブアルバムの中ではかなりの上位に入るのでは?ミスも味のうち。素晴らしいです!
ランディー最高!ぶっちぎりですね!!
唯一のオフィシャルのランディのライブ音源やね。はじけるパッションさ〜。
よっちゃん 2003年11月29日(土)17時35分
ランディーの写真がかわいいよね。
最後のDEEは涙が止まりません。
ランディローズ時代のライヴがオフィシャルで聴けるってことが価値がある。やはりオジーのバンドの歴代ギタリストではランディが一番ですな(ジェイクもザックも好きだけど)。
内容も完璧です。「MR.CROWLY」はやたらカッコいいです。もちろん全曲カッコいいが、「PARANOID」「IRON MAN」などのサバスの曲にも耳が魅かれる。トニーアイオミのプレイと比較してみると面白いかもしれません。
最後の「DEE」はすっごく良いですねぇ〜。涙ものですぞ。
素晴らしいライヴ盤だと思います。自分もランディのギターが大好きなので。
なにせ残してきた音源があまり多いとはいえないので、
スタジオ盤とは違うちょっとした指使いに「おおっ!」と感動したり。
あの柔和な顔と様々なエピソードからは少し想像がつかないような、ヘヴィでアグレッシヴなギタートーンで引き倒していくのを
「へーこんな一面もあるんだ」と意外に思ったり。
あとオジーの声が思いのほか若いので「オジーにもこんな時代があったのか」と新鮮に感じたり。
ともかくこのアルバムの中の様々な場面で一喜一憂してしまいます。
「Dee」のラストでランディがギターを置き、そして靴音がゆっくりと遠ざかっていく。
若くして人生からも退場してしまった、孤高のギタリストの運命を物語るかのような終わり方に涙。伊藤政則氏のライナーにも涙。
初めてオジーを聴いたのがこのアルバム。
Mr.Crowlyのランディーのギターが衝撃的だった!
マジですごい!
オジーの元気いっぱいです。
スタジオ盤以上に激しいランディーのギターが聴けます。必聴!
95点
人生の一枚とも言える大切なアルバム。
入手当時は録音したテープが本当に擦り切れてしまうまで聴きまくった。
何と言ってもRANDY。最愛のギタリストである。
未だに彼がもし生きていたら、と思わせる程才能に溢れていた。
特にMr.Crowleyでの名演は聴く度に心が震える。
ここで聴かれる神がかりなソロはあまりに壮絶で筆舌に尽くし難い。
他にもI Don't Know,Crazy Train,Children of the Graveなど名演がずらり。
Paranoidのソロのようにラフすぎて?なものもあるが、
とにかくアルバムの中でまだRANDYが音と共に生きているのだ。
このアルバムを聴けばいつでもRANDYに会える、そんな気がする。
未聴の方には是非一度聞いてみて欲しい。
そして流星のように消えていった天才ギタリストの魅力に触れて欲しい。
いやー最高だよーこのライブアルバムは!
今まではパープルの「LIVE IN JAPAN」がライブアルバムでは一番だと思い込んでたけど、
それをこのアルバムは完全に超えちまったよ。音が少し粗いけど、ランディーを含め
ノリにノってるバンドの演奏が聞けます。演奏してる曲も1stからの曲が多いので、
まさにベストの選曲でしょう!みんな最後のDEEで涙しちゃったみたいだけど、
俺は「GOODBYE TO ROMANCE」でもう大泣きしちゃいました。
高校時代に友達が大枚はたいて買った,「ロング・ビーチ・アリーナ」の海賊版と
同じ演奏だったので,ちょっと得した気分になりました。1stの曲は,こちらの方が
ギターの演奏に凄みがあり好きです。このギターに,オジーのスタジオの音声を
かぶせて欲しいな〜。(ほとんどそうなんだけれど。)
Over the Mountain で始まるランディー演奏バージョンのライブ録音もあるはずだ!!
音に多少難があっても許すので,発売して欲しい。
このライヴ盤は今まで聴いたどのライヴ盤よりも素晴らしい!!スタジオ盤より暴れているかつ美しいランディのギターが聴ける!俺が生まれた時にはもうランディはいなかったがランディのギターは今も多くの人々の心の中に残っていると感じさせてくれる1枚!!ランディのギタープレイはいつ聴いても心に染みる!今生きていたらどんなギターを弾いていたのだろうか?どんなギタープレイをしてても心に染みるギターを弾いていたのは間違いない!!本当に惜しい人を亡くしたものだ…
ランディは凄いよ。オープニングからのI DON'T KNOW,CRAZY TRAINからパワー全開だもの
最近ではCDが24bitものになってより音質もUPしている。
俺はランディ・ローズが亡くなった数年後に生まれた。そんな『昔のギタリスト』がまさかこんなにまでも自分を魅了するとは…、音楽を始めとする芸術活動の素晴らしさを物語る事実のひとつとして感慨深いものがある。
初めてランディの音楽に触れたのは、オジーの2002年の武道館公演のDVD「LIVE AT BODOKAN」を買って観た、ランディのいないライヴ映像でだった。「MR.CROWLEY」を聴いて涙を流した。ザックのプレイも格好良かった。が、この曲では他の何よりも、オジーの尻出しよりも(笑)印象的だったのがメロディだった。こんなメロディは聴いたことがなく、耐え難いまでの慟哭を感じた。そこで俺はランディ・ローズというギタリストに興味を持った。
そんな折、ランディの20回忌ということで深夜に特番が放送された。これは見逃せないと思いビデオで録画をし観てみる。その番組では貴重なランディのライヴ映像が流されていた。雑誌の写真で見た彼、曲は聴いたことあるがまだプレイを観た事はない彼、今は地上にはいない彼、その彼が動き、数々の名曲をプレイしている。
そして「MR.CROWLEY」がプレイされる。その魂を鼓舞するメロディ・音色・ヴィブラート、総てが想像を絶するものだった。感情の塊が古い映像・音から隕石のように、俺には成す術がなく衝突してきた。そのプレイはあまりにも感動的で、そしてもうこの人のプレイを肌で感じることはないんだなとわかると涙が込み上げてきた。
そんな俺にとって、このアルバムは重要なアルバムだ。なにせランディの唯一のオフィシャルなライヴ盤なんだから。
実は俺はオジーの1st・2ndソロ・アルバム、つまりランディが参加したスタジオ・アルバムは持っていない。それは詰まるところ、ベースとドラムを入れ替えられたヴァージョンとオリジナル、どちらから聴くのがいいのかわからないからだ。
そこで買ったのが本作である。
ライヴ・アルバムとして真っ当な意見を言えば、オジーは今より声に張りがあるし、リズム隊も上手いし、ランディのギターも勿論良いが、リズム・ギターは若干走り気味だし、ギター・サウンドの歪みもちょっと大きいかもしれない。
しかし、ここにあるのは紛れもない、ランディが残した演奏なのだ。彼が魂を込めてプレイしたライヴのひとつが、この盤ひとつにしっかりと刻み込まれているのだ。彼の、そしてオジーの魂がここに込められているのだ。その"気持ち"の前では実際のマイナス面など塵の如く消え去る。
そして彼の肉声入りの「Dee」のデモ音源。ここに収録してくれたことに感謝したい。
なんだか長くて堅くてクサい文章になってしまったが、俺のランディに対する愛情と敬意が少しでもこの文章に表れていてくれれば幸せです。
最後にひとつ、先述のランディ追悼番組の終盤でザック・ワイルドが「彼(ランディ)の曲をプレイすること自体が名誉なんだよ」と言っていたのには泣けました。しかし、編集のせいもあるとは言え最後にはしっかりと「ビールをガンガン飲め!」なんて全く無関係なことを言ってくれ笑わせてくれました。(笑)
その追悼番組、観たことのない人は是非見て欲しいです。オジーやシャロンへのインタヴューではついつい涙が出てしまいます。
荒々しくかつ美しいランディーのプレイはギターヒーローそのものといった感じで最高!
70分以上あるのにあっという間に聞き終わってしまう
皆さん言っているように「DEE」では泣きます…
たった2枚のスタジオアルバムを残して去っていってしまったランディーローズの貴重なライブ音源。
個人的にはスタジオ作品を聴きまっていたしコピーもした。このライブ作品を聴いた回数は結構少ない。が最近なぜか結構聴いている。「いい」
やっぱりロックバンドはライブだぜ!!!ロックバンドなんだからライブなんだよ!!!
って感じですね。スタジオ作品なんか昔聴きまくっていたのに最近はめっきり聴かなくなってしまったが、この作品は昔あまり聴いていなかった事もあり、なんかちょっと新鮮ささえ感じてしまいます。
ランディのギターはやっぱりいいな〜。⑫のGソロはいつ聴いてもたまらんわ。はっきりいってほとんどの曲がスタジオバージョンよりいいように感じてしまうな。
サバスの3曲もなかなか面白いし。オジーの声もまだ若くて調子良い。
ランディーがスタジオ盤と所々(微妙に)違うプレイをしているのですが、とにかく
カッコイイです。1曲目のI Don't Knowのリフからカッコよくてビビりました。
自分の場合、Deeを聴くと微笑んでしまいます。ランディーでもミスするのか〜等と思
ってしまいます。ただ、聴き終わってしまうと泣いてしまう時があります。
素晴らしい。
これほどカッコいいヘヴィメタルのライブアルバムは中々存在しない。
悲しい出来事の上で出された不朽の名作。
我が青春の一ページ・・・。
この作品は思い入れが強過ぎて、うまく話すことが出来ません。
だからこれ以上何も言わないことにします。
日本盤の酒井康さんによるライナーノーツが、このアルバムについて語り尽くしている。
スタジオ盤より断然かっこいい!
ParanoidやIron Manといったサバスの名曲も聴けます。
ランディーにもオジーにもそれほど思い入れは無いんですが。スタジオ盤をはるかに上回った迫力のギタープレイに圧倒されますね。これを聴くとLIVE&LOUDでのザックのプレイはランディのLIVEでのプレイを再現しているようですね。1stは買う必要ないんじゃないかな。全曲入ってるやん。個人的にはDiary〜とかS.A.T.O.とかも聴きたかった。
あっ、十分思い入れありますね。
オジーのアルバム中、ランディ時代のライブアルバムはこれだけである(無論、ブートは大量にあるが)。何て言ったら良いんだろう。チクショウ。80年代のライブあ生で見たかった…。オジーの声も今のような感じではなく、最高だった時なんじゃないかな?それよりも何よりも感情のこもり方が二人とも半端ではなかった。名盤、名盤、超名盤である!
はあ・・・いやいや、ただため息しか出ません。
だってあまりにも驚異的過ぎるから。
何でもっと早くこのアルバムに出会わなかったんだ!?と自己嫌悪に陥りますよ、これ。
スタジオ版以上に気合いは入りまくりのオジーのヴォーカルが素晴らしい!
けどなんといったってランディのギターが一番最高ですよ。
ライブでこれほどまでにクレイジーでエネルギッシュなギターを弾けるギタリストなんて
ごくわずかしかいませんからね。
ランディ・ローズ、ああ、もっと早く彼のギターを知るべきだった!
最後のDeeでほろりときた。マジで。
ランディ時代のライヴを収録したアルバム。
DEEは泣けます。
松戸帆船 2006年11月21日(火)21時38分
ランディーは最高のギタリストです
カッコよすぎだけど、最後のDEEは泣ける
若くして散ったランディのプレイが十二分に堪能できるライブアルバム。
スタジオ音源とは違う、勢いを爆発させるかの如く弾きまくってます。
オジーとの奇跡の組み合わせによるライブを楽しんだ後は、
ラストに収められた"Dee(Randy Rhoads Studio Out-Takes)"がアルバムを締めくくります。
この曲を聴くたびに、彼のギターへの愛情を感じ取れます。
このアルバムが出た87年に生まれた僕にとっては、どこか不思議な親近感を覚える名ライブアルバムです。
彼は飛行機事故で死んでなかったとしても彼は英雄であったことは間違いない。
死んだから過大評価されている、という人は彼からのギターの情熱を感じていないだけだと思う。
ライブで見せるランディローズはまだまだ発展途上。荒さがその証拠。しかしその荒さがかっこいい。
ランディローズは完成していない。
近年のどんな技巧派のギタリストよりも、間違いなく独特の音色を持ったランディローズ。
自分の音を持っているギタリストというのは少ない気がする。
ランディローズの音を存分に楽しめるアルバム。
技術のための曲ではない、曲のための技術、ギターが楽しめる。
生まれた年と出たアルバムが一緒だからといって特別な親近感は覚えない。
特にランディに強い思い入れというものはないので、普通にライヴ盤として楽しんでいます。
ライヴならではのラフな勢いが良いですね。
しかしオジーは、ライヴでも何でもオジーでしかないって感じなんだなぁ…。
「MR. CROWLEY」のギター・ソロがこれからというところでフェイド・アウトせずに、しっかり盛り上げて締めてくれるのが嬉しいです。
自分的最強ライヴ盤。何百回聴いたことやら。。。
Ozzyライヴお馴染みのオープニングSE、オルフ作曲「カルミナ・ブラーナ」から自分のテンションが上がっていき、I Don't Know のリフで頭の中が真っ白になり、ギターソロでアッパーカット喰らって悶絶して、気が付くとラストのDee、という感じ。
今となっては絶対叶わない、「ランディ・ローズのライヴ参戦」を体感できる奇跡の名盤。
もはやスタジオ盤よりもこちらがデフォの演奏として刷り込まれている。
このライヴで聴けるランディのプレイは決して技巧的に完成されているとは言いがたい。
しかし、遥かに技巧的に洗練されたZakkのプレイに比べて、音に込められた質量がとてつもなく大きく、圧倒される。
ピッキング・ハーモニクスやベンディングのエモーションもまるで生命をもってむせび泣くような渾身のプレイである。
思うに、クラシック・ギターへの転進を真剣に考えていたランディは、実は物凄く繊細で、危ういガラスのような感性を持っていたのではないだろうか。
だからこそ、このライヴから聴かれるプレイが激しくもはかないものである気がしてならない。
それは決して、彼の早すぎる死によってもたらされる同情票ではないはずだ。
最近、ルディ・サーゾの著書、「オフ・ザ・レイルズ」を読んでいます。まだ、
途中です。ここで、お詫びする事があります。私は以前このライブを「ロング・
ビーチ・アリーナ」と書きましたが、本の中で「モントリオール」のショウだと
記述されています。ただ、この日のライブ・レコーディング音源を、オジーが
気に入っていないとも書いてあります。ルディも気に入っていないような書き方
です。従って、いずれにせよ、このライブ音源がそのままリリースされたわけで
はなさそうです。
ランディはそれほど悪くないと思っていたようです。きっとランディはどのライブ
でも、全力を尽くしていたんでしょうね。この本からも、それが伝わって来ます。
ランディの頑張りにもかかわらず、ツアーの最初はあまり人は入らなかったようで
す。ルディの文章からは、その時のランディの歯がゆさが痛いほど伝わってきます。
いずれ、ヘビー・メタルの時代が幕を開け、ランディは自分が望んでいるものを手に
する事の出来る階段を確実に登っていたのでした。そんな様子が、本を読みながら
「Tribute」を聴くとひしひしと感じられます。
コレクターズ・アイテムによっては、そのツアー前半のクリーブランドの音源が
この「Tribute」の原形で、それに出来の良い各地の公演を上からかぶせたとある
のですが(例えばttp://www.diskheaven.com/dh/new/n070325.html)、ジャケット
の写真もいい加減だし、やっぱりルディの記述が正しいんでしょうね。私の感じ
では、ボーカルはロング・ビーチ・アリーナを使っているように思います。
まあ、もう当事者の手を離れていて、ルディも正確な事は分からないのかもしれま
せん。「オフ・ザ・レイルズ」、とても感動の連続です。今まで、コレクターズ・
アイテムでしか知らなかったオジー・バンドの足跡が、まるで映画を観ているよう
に目に浮かびます。よくぞここまで記録をとっておいて、しかもそれを発表して
くれました。言いたい事はたくさんあるんだけれど、それはまたの機会に。ひとつ
言えるのは、読む速度がどんどん遅くなっていると言うこと。そう、あの日、あの
場面が確実に近づいているからです。あの悲しみをもう一回体験するなんて、
日本のファンはクワイエット・ライオットを日本発の大スターに出来ると信じていた。
そう、クイーンやチープ・トリックのように。私は、クイーンやチープ・トリック
は後追いだったので、クワイエット・ライオットでそれが体現できるわくわくして
いた。でも彼らは来日せず、それは叶わなかった。その後、ランディはオジーのバンド
に入り、もう少しで来日するところだった...。
ランディー・ローズの魅力はテクニックだけで語る事が出来ない、聞き手の感情を激しく揺さぶるギターの音色は他のどのギタリストとも違う彼特有のものだ。
そんな彼のギターの本質を知る事が出来るという点ではこれ以上ないライブ版であると言える。
ラストのDEEはランディー以外には決して出すことの出来ない(同じように演奏したとしても)感動的なメロディで個人的には彼を象徴する一番の名演奏だと思う。
ランディのライブパフォーマンスが聴ける貴重なアルバム。
本作での彼のプレイは、スタジオ盤での繊細さが嘘のように
ワイルド且つアグレッシブなもの。
聴き手の心を容赦無くかきむしる情熱的なプレイは圧巻!
そして最後のDee・・・。フィンガーボードをランディの指が
こすっていく、その一音一音も噛み締めていたい。
これを超える感動を与えてくれるライブ盤は生涯現れないでしょう。
久々に聴きました。素晴らしいです!
オジーのVo、トミーとルディのリズム隊の素晴らしさは、
当たり前ですが、やはりランディのプレイが凄い!!
オープニングナンバーの「アイドントノウ」から鳥肌です。
凄まじいGuプレイです。
以降色んなGuがカバーして来ました(トリビュートアルバム等)
が誰もランディの足元にも及びません。
後半のサバスの曲もランディなりにこなしています。
しかしランディ自身の曲における彼のプレイは凄まじいです。
これがランディによるランディの最後のプレイなのです。
オジーがトニーアイオミ以外に始めて認めたGuですから。
本当に彼の死が悔やまれます。
「私は足が不自由だから派手な動きは出来無い。
だから音で勝負するしか無いんだ。」byランディローズ
ちなみにトミーのDrよりランディカステロのDrの方が
完璧にカッコイイです。
両ランディにご冥福を!!!
エビフライ 2008年6月19日(木)18時15分
皆さんがおっしゃるように、素晴らしいライヴアルバムです。
曲は1stの全曲に、2ndから2曲、Black Sabbathから3曲になりますね。
1stから全部やってしまうのはちょっとなぁとも思ったりもしますが、そんなの関係ないですね。
どれもスタジオ版とは違う魅力がありますから。
ランディのギタープレイは、ライヴらしくワイルドでとてもいいです。
ディストーションが程良くかかってて、すごくいいサウンドです。
センスのいいオブリをどんどん放り込んでて最高です!
オジーはスタジオ版とあまり変わらない感じですね。
良く言えばライヴでもスタジオ版に劣らぬヴォーカルを披露してるともいえますが、個人的にはもうちょっと気張って歌ってほしかったかな(笑)。
まぁ、なんだかんだいっても、このアルバムは必聴ものですよ〜!
ランディは本当にギターの音色に美しさを感じられるギタリストです。そしてその美しい音がオジーの怪しいボーカルと極めて相性がいいという不思議な存在です。
このライヴ音源では、ギターサウンドが脚の不自由なランディの代わりに飛びまわっているように思えました。特に「Mr.Crowley」のソロには、技巧の凄さを越えた感動があります。
尚、私も「Dee」で泣いた人間です。ランディの功績と死についてはロック史における1つの事件として知っていた程度で、特に思い入れがある訳ではありません。それでも、1stアルバムの中で最も美しいアコースティック曲を爪弾き、ギターを置いて去っていく音を聴くと、この素晴らしいギタリストは本当にこの世界から去って行ってしまったのだという事実を突き付けられたように思えて、やりきれない気持ちになってしまいます。
Spleenさん、ランディが足が不自由だったというのはガセネタ説もあるのです。
彼のお母さんのインタビューでは「足は不自由だったか?」という質問に対して
キッパリと否定してらっしゃいました。
しかし出所は不明ながら小児麻痺の後遺症という具体的な話もあり、ランディが
この世にいない今、真実は闇の中…
このアルバム、出るぞ出るぞと言われてかなりの年月が経ってからのリリース。
ランディのプレイはスタジオ盤とは違う、荒々しさが気持ちいい。
エディ・ヴァンへイレン同様、この人も独特のタイム感を持つギタリスト。
インプロを織り交ぜたソロはやはりスタジオ盤とは違って新鮮に響きますね。
サバスタイムに突入してからのプレイは圧巻です。
昨年発売されたマーシャル社のランディ・ローズ・シグネイチャーアンプ
これをGETすればランディのトーンが出せるのだろうか? と、
無理な事は承知の上で考えてみたりする。
はっちゃん 2009年5月25日(月)20時38分
CRAZY TRAINはスタジオ盤より良い。ライヴならではの臨場感も凄い。基本的にライヴ盤が好きではない僕にとってもこれは名作。
至高のライヴアルバム。
最高のライブ版。CRAZY TRAINはスタジオよりいい。ランディのPARANOID,IRON MANが聴ける。ラストのランディのスタジオテイクは泣ける