CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
DE MYSTERIIS DOM SATHANAS / MAYHEM
北欧ブラックメタルシーンのカリスマであり、教祖でもあるMAYHEMの1st。まずこれはブラックメタル好きなら必携の一枚でしょう。今日のブラックメタルの基本は全てここに詰まっているんですから。北欧ノルウェーの鬱蒼とした闇夜の森に不気味に佇む古城を思わせるジャケットが素晴らしい。至ってシンプルなんだけど彼らの雰囲気をうまく伝えているというか。あんなところに棲んでいるのかなあ?なんて余計なことも考えちゃいます(笑)。で音の方もこれでもかという程に陰険なリフに爆走ドラムという、まさにブラックメタルの基本ですね。ユーロニモスの呪文でも唱える様なボーカルは聴く者を呪い殺さんばかりの妖気を放っています。そしてこの業界ではもはや説明不要の凄腕ドラマーのヘルハマ-が神をも窒息させんばかりの勢いでビートを叩き出してきます。たまにスラッシュビートも聴けますが、ほとんどがブラストビートです。特にアルバムのラストにあるタイトルトラックのイントロのリフはヤバい。あんなリフをずっと聴いてたらとり憑かれますって!ホント。真っ暗な部屋でロウソク4本くらい立ててこのアルバムを聴いたら間違いなく悪魔が出てきちゃいますね。注意してね(笑)
殺伐としたリフを偏執的に連ね続ける弦楽器隊も、
音の粒揃いっぷりと手数の多さと一打ごとの迫力どれも異常なレベルのドラムも
勿論恐ろしいんですが、個人的にはもったりもったりと呪詛を呟いている途中、
急に苛立ちが爆発したように声を荒げるヴォーカルが最恐だと思います。なんて厭な声だ!
北欧の闇や霧をゲル状になるまで濃縮させたものを無理矢理流し込まれているかのような、
そんなおぞましい感覚に支配されます。あまりに暴力的。
casa 2002年11月28日(木)21時36分
DEADの死後に完成された作品で、EURONYMUSの遺作。歴史的名盤であることは間違いない。
ブラック・メタルを聴くものは、全員必聴!!これを聴かずしてブラック・メタルを語ることはできないでしょう。EURONYMUS、そしてHELLHAMMER、最高!!
の…呪われる…こんな恐ろしいリフは初めて聴いたかもしれないです。他のデス・ブラックよりも生々しい。アッティラ(だっけ?)のヴォーカルやべえって。ギャースカ喚いてる方がまだ健康的。あまりにも病んでるアルバムなので、買って早々MDに録音しました。寝る前に聴いてます。ところで、歌詞が掲載されてないので、僕の英語力では全ては歌詞が判らないんですけど(怒)まあでも言いたい事は分かる。何となく。
自分の心の中に「闇」を植え付けてしまったアルバム。
初めて聴いた当初は「こんなの人間に作れるワケが無い!絶対に悪魔が作ったのに違いない・・・」と本気で思ってました。
傑作だ・・・。あーコレを買うのに苦労したぜ。
すみません。今さら訂正ですがこのアルバムのボーカルはアッティラ氏です。ちなみにベースはBURZUMのカウント樣です。でたらめばっかし言ってて申し訳ないっす。
最新作や他のブラックメタルバンドのアルバムに比べるとシンプルな作りなのだが、
醸し出す邪悪さはやはりこれがNO.1です。
怪しげなリフに呪詛の如きアッティラのヴォーカル、ホント怖いよ...
いや〜、ついに真性ブラック「MAYHEM」の音源に手を出してしまいました(笑)
曲の方はメロディックさは殆ど感じられないですが、不気味でかっこいいリフと呪詛のようなボーカル(個人的には⑧の普通声が狂ってる人みたいで一番怖かったです…)、そして無茶苦茶疾走感の有るドラムと初心者の私でも大満足!!な内容になっています。この病みっぷりは全国の暗黒音楽ファンのみなさん全てにお勧め出来ると思います。
ちなみに初心者な私はどうしても音質がとても気になってしまうのですが、このCDでは全く問題ないです。ベースの音までちゃんと聴き取れます。まぁ欲を言えばスネアの音がもっとバキバキいってて欲しいことと曲の終わりが「ぶちっ」って感じで切れる(これは演出だと思いますけど)のがちょっと嫌な所くらいです。
ちなみに歌詞カードは新品で買ったけど最初から無いみたいなので、インターネットで海外のサイトを探しましょう。割とすぐに見つかると思うので、その不気味な歌詞世界も同時に味わいましょう。
True Black Metal。
それ以外の言葉はないです。
Euronymousの追悼アルバムであるコイツに、彼を殺したCountGrishnackhが
ベーシストとして参加しているとは、何たる皮肉。
軋るような声に乗せて、彼の無念がわが身に降りかかってくるような……
そんな気分に、なりません?
今から約10年も昔の作品なのに古さはまったく感じられません
音もわりとクリアだし、なによりもドラムが凄い!!
さすがはブラックメタル界の超人ドラマーの一人。いまでこそ激速ドラマーなんて珍しくも無くなりましたが、こんな昔にここまでの速度を叩き出すなんざやはりただ者じゃありません!!
ヴォーカルも負けず劣らず怖いのなんの!八曲目にオペラ調で歌う箇所もあるけどそこがかえって怖い・・・・この人普通に歌ってても邪悪なんだろうなぁ・・・・
ついに手を出してしまったこのアルバム…。いやあ、ホント買ってよかったです!
この異様な邪悪さがたまらないです。超癖になりそう。
アッティラ氏の呪詛ヴォイスが素敵過ぎです。ヘルハマーのブラストも高速ドラム好きの私にはたまらないです。
黒金属やゴアグラというものに興味を持って、初めて買ったアルバムがこれです。
何処かのサイトに、初心者はVoによって火傷しそうだと書いてありましたが
もうそんなのお構いなしにとにかく購入したものでした(笑
でも火傷はしませんでしたし、逆に僕を黒金属にはめてくれました。
それから色々買ってみたりして、しばらくこのCDから離れていたんですけど
最近また聞き始めたら、「あーやっぱりすごいなぁ」と改めて思うように。
この時のメンバーは確かユーロニモス、ヘルハマー、カウント、アッティラだったと思いますが
仮にアッティラ氏をこのまま加入させて(笑)ベースをネクロブッチャー氏にして
この路線で続けてくれたら、ブラックメタル界も今とは違った方向に動いていたんだろうなぁ、と思います。
もしくは、ボーカルをデッドに・・・。
インタビューか何かの和訳を読んで知ったんですが、ユーロニモス氏は非常に口が軽くて
カウント氏が何かアイデアを彼に話すと、それを自分で考えたことのように周りに言いふらしたんだそうです(笑
そういうことなんかが原因で他のバンドなんかからも結構嫌われていたらしいですが・・・
何も殺すことないよなぁ; 性格は例え悪かったとしても、ギターは最高なんだから!
これからこのアルバムを買う人に、8曲目の声には気をつけろ!と言ってみます(笑
ERROR 2004年6月17日(木)10時35分
風邪気味の時にこれを流しながら寝たら翌朝、熱が38度になっていた!!笑 このアルバムのエゲつなさはホンモノ!!ある意味世の中で一番強烈なアルバムかもしれない。みなさん言っておられるように8曲目の声は病みまくり!熱が悪化したのもこの声のせいだと勝手に決めつけております。笑 本当に悪魔が召喚されそうなアルバム!最凶!!
ブラック界で長年王者の座に君臨し続けるMAYHEM。
ついに神盤であるこのアルバムに手を出してしまいました。
そこら辺のおどろおどろしたB級ホラー映画を観るより、このアルバム1枚聴いてた方が数十倍怖い。
ここまで病んでる音がこの世にあったとは・・・恐ろしい。
威厳に満ちたブラック・メタル。格が違います。
ブラックメタルのバイブルとして有名なこのアルバムですが、いろんな店を回ってやっと買うことができました。
ユーロニモスが弾く意外にメロディックでかっこいいリフやソロ、ヘルハマーが叩き出す激速ブラストビートなど、思ったより聴きやすいです。また、アルバム全編を通してブラックメタルの開祖としての威厳が満ち溢れているように思います。そして、やはり特筆すべきはアッティラの呪詛ボイスでしょうか。これはかなり怖いです。特に、↑の皆さんも仰るように、ラスト曲のノーマルオペラボイスは怖すぎ(笑)
現在ではCRADLE OF FILTHやDIMMU BORGIRなど、聴きやすいタイプのブラックメタルが流行っていますが、本来ブラックメタルっていうのはこういう音楽のことを言うんだな、と改めて実感しました。
しゅんぺ〜 2004年12月18日(土)22時27分
こんなCDを探しまくって買った俺は悪夢を見てるのか!!!?
ヴォーカルに感動したと言えば、Arch Enemyのアンジェラ嬢とこれ!!
変態音楽(ほめ言葉)ファンは必聴!!
冒頭の"Funeral Fog"のリフに、誰もが凍りつくことだろう。CELTIC FROSTとBATHORY、そしてアンダーグラウンドスラッシュから滋養をたっぷり吸収し狂性を上乗せすると、こんな「まともじゃない」音が出来上がる。ブラックメタルとしても最高峰の名盤である事は言うまでもないが、一方で80年代に怪しく蠢いたアンダーグラウンドスラッシュの集大成的な作品でもあると思う。演奏部分では、Hellhammerのドラムが凄まじい。これをライブでもそのまま再現しちゃうんだから、まったくこの人は恐ろしい。
さて、Euronymousが殺された事件によりブラックメタルもこのアルバムも一気に表ざたになり、もはやポピュラーともいえる存在になったわけだが、もしEuronymousが生き続けていたらどうなっただろうか?元々ブラックメタルが表ざたになるのを嫌っていた彼である。ブラックメタルはアンダーグラウンドであり続け、初期スラッシュメタルの再評価の機会なんてのも訪れず、メタルシーン全体が今と大分違ったものになっていたのではないだろうか。そう想像すると、運命とはつくづく数奇なものだと痛感する。
心地よい暗黒が延々とつ続く。
アルバム後半になると前半の狂気がさらに加速しているような気がする、、、。
あと、ヘルハンマーさんの裏ジャケットでの写真、本人がちゃんと写ってない、、、。
色々な(といってもまだまだ少ないですが…)BLACK METALのアーティストを聴いた後これを聴き直したのですが、やはり最高傑作でした。初めて聴いた時からかなり衝撃を受けたのですが、再び聴き直してみると全ての曲がより良く感じられました。
特にLIFE ETERNALがむっちゃくちゃ格好良く感じました。
これよりブルータルなアルバムはいくらでもあるし、全くシンフォニックではないですが、とにかく素晴らしいです。
個人的にBLACK METAL最高傑作の一つです。
超絶ドラミングやヴォーカルの不気味さはもちろんなんですが、収録曲全ての曲のリフが素晴らしいです。邪悪さとともに妙なキャッチーさも兼ね備えた素晴らしいリフです。ユーロニモスのリフのセンスはやはり凄いと思い知らされ、つくづくその死が悔やまれます。
「最近MAYHEMの1st聴いてないな〜」なんて思ったら是非じっくりと聴き直してみましょう。新たな何かを発見できるかもしれません。
ユーロニモスのリフ、アッティラの呪詛ヴォイス、ヘルハマーのブラスト連発の激ヤヴァドラム・・・。
これらが交じり合って言葉では表せない暗黒の世界を造り上げている。
こりゃヤベェよ、マジで。
悪くはない。だがブラックとしてはまだまだ甘いやね。
63点。
ストレートにブラックメタルです。
名盤。
まだこのアルバムを聴いた事がなかった頃
いたるところでこのアルバムの邪悪さを賞賛するので
「いくらなんでも大袈裟すぎでしょう」と思いながらも
やはりブラックの名盤だから聴いておくかってぐらいで買いました。
呪文ボーカル、殺人的ギター、ヘルハマー先生の超絶ドラム
色々ありますけど個人的に気になった、というか耳にこびりついたのが
カウント(じゃないって話も聞きますが)の時折弾むように聴こえるベースでした。
自分としてはブラックのドラムはヘヴィなものよりこのドラムのような
パタパタ(笑)な感じが好きです。
Hydra 2005年5月11日(水)21時16分
いつも行っているHMVにたまたま置いてあったので(かなり意外)買いました。
正直、凄い凄いと言われてるほど凄くはないと思った。
でも名盤でしょう。
まあ収集することに意義があるアルバムだと思うので、手に入れただけで満足です。
ブラックファンなら何が何でも買ってください。
ブラックファンじゃなきゃ別に買わなくてもいいです。
名盤!!
ブラックメタルの基本です。アッティラのヴォーカルはおそろしいだの本気でやばいだの言われてますが・・・・けだるいだけかもしれませんね・・・。
フリージンムーーーン・・・・ウエッ!!!みたいな恐怖と失笑のスレスレみたいなパートもありますが。音質は極上ですね、ドラム以外。スネアの音がしょぼいです。せっかく轟音ブラストしてるのに「コココココ」みたいな感じに聴こえますし。
私はこの作品を手に入れたのは比較的遅かったんですがそれまで「これはやばい」「夜中に聴いたら怖すぎる」とかあまりにもすごい作品であるというレヴューによってめちゃくちゃ期待していたのですが実際聴いて見るとまあ悪くはないけどそこまで特別扱いするほどのものかなあと思いました。しかし何年も昔にこんな作品がリリースされていたという点ではすごいのかもしれません。
衝撃的!
ユーロニモスのギターも、ヘルハマーのドラムも、カウントのベースも凄い。
が、何よりもアッティラのヴォーカルが強烈すぎる。悪魔ってこんな声だろうと思う。
間違いない。コレは名盤だ!
1994年発表の1st Album。
Dead(Vo.)の自殺(?)とNecrobutcher(B.)の脱退、さらに後任Occultus(Vo.&B.)もすぐに脱退してしまったので、1993年、Euronymous(G.)とHellhammer(Dr.)は、TormentorのAttila(Vo.)、 BurzumのGrishnackh(B.)、ThornsのBlackthorn(Snorre)(G.)を迎えてアルバムをレコーディング。
がしかし、金銭がらみでGrishnackh(B.)がEuronymous(G.)を刺し殺してしまいMAYHEMは活動停止状態になってしまう。
翌年、Euronymous自身のレーベルDeathlike silenceから発売され、彼の追悼アルバムとなった。
裏ジャケにはEuronymous(G.)とHellhammer(Dr.)しか写っていないので、ネットでも見ない限り他のメンバーのことすらさっぱり分からない。
作品の内容はひたすら邪悪な世界が続いている。
凍てつくような冷たいリフに、怪しいベース、そして病みに病んでいるヴォーカルに、異常な体力でブラストしまくるドラム。
そこから生み出される凍てつくような空気は何者にも形容しがたい。
Hellhammerのブラストは最近の超人ドラマーに比べれば遅く、初期DEICIDEのような速度。
ただ非常に丁寧なドラミングで、もっと速くたたけそうなのになーとか思ってたら、アルバム後半に行くにつれてスピードアップ!たまに凄いスピードで叩いてます。
ブラスト、止まったと思ったら新しいリフが出てすぐさままたブラスト・・・
8曲46分という曲の長さなのにひるまず安定したこのドラミングは凄い。
全曲名曲とも言えるブラックメタルを代表する神盤です。
中でも超名曲①、②、⑧は狂気の沙汰で、身の毛もよだつ恐ろしさです。
何が怖いのかわからない、でも何かが怖い、そんな作品。
95点。
これぞ悪魔の音楽!!!
8年ぶりに引っ張り出して聞いてみましたが、この1STを超える邪悪なアルバムは未だに出てきませんね!ユーロニモスのリフセンスには脱帽ですし、本物の悪魔崇拝者だからこそ出来る威圧的なサウンド!とにかく本物のブラックメタルを聞くことが出来るアルバムです!ひたすら黒く暗く寒く・・・悪魔音楽の最高峰!!
スナッパー 2005年11月7日(月)10時22分
狂気の沙汰。完成度高し!
たしか小6の時に買いました。
そっこー捨てました。
二年ほど前買いなおして聞いてみたらすばらしかったです!!
いやー文句つけようがない。
初心者にも入りやすい一枚ですね★
これは凄い!
ノイジ-なギターに激速ドラムビ-ト。
そして、人間とは思えんヴォ-カル。呪われてるみたいで最高。
部屋暗くして聴くと本当に怖い。名盤。
湘南メタル 2006年4月14日(金)16時36分
こんなに病んだ音楽が存在していいのかw
ユーロニモスのギターは最凶で最狂、しかもヤケにカッコイイ。
曲も凄過ぎ。シンプルなリフの組み合わせで、
しかも結構長尺な曲なのに一気に聴かせる手腕は並大抵の才能じゃない。
それに何つってもアッティラの呻き声。
デッド亡き後にこのヒトが参加したってのも凄え奇跡だな…。
本物のキ○ガイにしか作れないこの強烈な空気感。タマラン。
コレぞ正真正銘のブラックメタル。
キモカッコイイ!
ブラックが大好きな人ならかなりの高確率でツボにはまるだろうけれど、その反面特に好きでない人には退屈に聞こえそうな音だと思います。単調に繰り返されるリフ、淡々と走るドラム、ドロドロしたベース、音程やリズムをかなり無視した呪詛ボーカル。しかしそのギターは暗黒世界の陰鬱な雰囲気、最近よく見るモナリザのくすんだ状態での背景のような陰鬱さを十分に表現していて、ベースは時折、地の底に引きずり込むような、闇から何本もの手が伸びてくるような音を聞かせてくれます。さらにこの呪い殺しにかかってくるような呪詛ボーカルが乗って、普段単調に走っているけれどきてほしいところでcoolなリズムを聞かせてくれる上に非常に安定したドラムです。このアルバムを聞いていると、ドラムの安定感が大いに関係していると思いますが、とても安心して安らいだ気分になります。目まぐるしい展開がなく安定しているために、そこには現実世界とは違った空間が広がり、暗黒的なイメージを頭の中に沢山もっている人ならもうひとつの世界が鮮明に見えると思います。とまぁ色々言ってみましたが、結局このアルバムはピカソのあの変な絵のようなおもしろいアルバムだと感じました。ブラック好きは一度は聞いてみましょう。
アッティラの病んだヴォーカルにユーロニモスの歪んだギター、カウント・グリシュナックのベースにヘルハマーのドラム。
すべてが完璧なブラック・メタルの歴史に残る名盤。
これを聴かなきゃブラック・メタルは始まらない。
ブラックメタルは色物というのが間違ってました
これを聞くまでは俺はそう思ってました
ドラムもすごいし
なにより、やばいくらい病んでます
Euronymousの遺作。
彼を殺したCountがベースなんて何たる皮肉・・
Attilaのヴォーカルも病みすぎ。
ブラックの名盤
まさにブラックメタルの王道。
特にスピード感溢れるヘルハマーのドラムと音の隙間
を埋め尽くすユーロニモスのノイジーなギターがかっこいいです。
確かにアルバム全体は病的な雰囲気が漂いますが、今となっては結構
聴きやすい音だと思います。
誰が何と言おうがブラック・メタル界における最高の冥盤。真に邪悪なブラック・メタルを聴きたいなら、黙って買うことだ。
ブラックメタルに限らず、ダークといわれる音楽は探せばたくさんあるけど、これは一般的なダークな曲が持っている殺気とは一線を画していると思います。
一言でいえば、聞き手を呪い殺す感覚。
確かに中途半端なホラー映画より全然怖いですね!
EMPERORやDIMMU BORGIR辺りは邪悪といえど、荘厳なメロディーや展開があって、まだ聞きやすいだろうけど、このアルバムは決してメロディアスではなく、ギターリフや呪詛ボイスの凄さから、初聴のインパクトはBURZUM以上でした。
表面的な邪悪さなら現時点でNO.1といえる名盤ですね!!。
(まだブラックの有名どころしか聴いてないので、よりプリミティブなバンドを聴いたら分かりませんが・・・)
ただ、メタルが好きな人でも『これは無理…』っていう人は多いかと…笑
メタルの好き嫌いっていうより、病んでるか病んでないかで、ハマるかが決まりそうですね。
俺も買ってから、普通に聞けるまでしばらく時間がかかりましたし…
まだこの手の音楽に触れたことがなくて、火傷したく人は、DIMMU BORGIR、CRADLE OF FILTH→EMPEROR→ANOREXIA NERVOSA→HAYHEM、BURZUMみたいな順で肩慣らしをしていくといいでしょう。
よく怖いとか言われてるけど自分は最初からかっこいい!って思いました。
アッテラさんのボーカル変わっていて他にはない感じがまたいいですよね。
普通に初心者の方でも聴けると思いますけど・・・
ブラックメタルの名盤です。ボーカルの声を聴いていると怖くなってきますね。もうなれましたけど(笑)。
夜ヘッドフォンで聞いてると、恐怖のあまり時々後ろを確認してしまうアルバムです。背後から悪魔が迫るようです。
Black Metalの始祖であり、「伝説」のバンドとなったMAYHEM。
その1stです。Blackを聴く人で知らない人はいない歴史的大名盤です。
よく「基本中の基本」等レヴューされています。
1stといっても、バンドはその約10年も前からノルウェーのアンダーグラウンドシーンで活躍していましたし、
すでに本当の1stといえる「Deathcrush」も出していました。
それに、伝説のヴォーカリストと言われるDEADも、リーダーでありシーンの重要人物のEURONYMOUSもこの時点で殺されています。(表向きはDEADは自殺説)
ので、遅すぎる1stと言えるでしょう。※このギターはEURONYMOUSが弾きレコーディングされました。
Blackを聴く上で避けたらEURONYMOUSとDEADに祟られる作品。
私がMAYHEMと—このアルバムと出会ったのは、私がEMPERORやDISSECTION、NAGLFARと言った、どちらかというとメロディ寄りのブラックメタルを「これこそがブラックメタルである」と完璧に盲信してしまっていた頃である。
その頃は既にマウスのクリック一つでどんな情報も見つかる時代になっていて、もちろん私も例外無く新たなエクストリーム・メタルを探し求めてネットの海をさまよっていた。
そんな中で「MAYHEM」の名を、「De Mysteriis Dom Sathanas」の名を目にするのも自明の理、あっという間だった。
何時でも何処でも、ブラックメタルを愛する誰もが曰く。
「世紀の神盤」
「避けて通れぬ、誰もが通る道」
「これを聴かずにブラックメタルを語っても鼻で笑われる」
「ブラックメタルの歴史における最も重要なバンドの最も重要な一枚」
と口を揃えて言うものだから、右へ並へが心の底から嫌いな私も「これは聴かねば」と思うようになった。
果たして、結果は惨敗であった。
ブラックメタルといえば、中〜後期EMPERORのような洗練されたアグレッション、DISSECTIONのような身も心も凍えるような寒々しいメロディ、と信じ切っていた私には、このアルバムが放つ、普通のアルバムでは絶対に出せない、否、出そうと思って出せるような類いのモノでは決して無い、ドス黒い霧のような障気に耳を、頭を覆われる感覚は耐え難かった。
サウンド云々はまた別に、MAYHEMに関するよろしくない話題ももちろん知っていた。皆がこのアルバムを讃え、賛美するのはその話題性からだろうと思っていた。話題性のみでこのアルバムを「何となく手にして」「何となく聴いて」「何となく好きになった」方も、恐らくこの中にいるだろう。
だがそんな話題性を抜きにしても、あのアルバムからどろりと滲み出るような狂気と冷気は尋常ではない。聴き続けていれば、私の身体や精神に間違い無く何らかの障害が現れたに違いない。
MAYHEMとの初の邂逅以降、私はこのアルバムを殆ど聴くことなく、ただの資料として記憶と押し入れの奥底に封印し、ブラックメタルには殆ど手を出さず、デスメタルにより深く傾倒するようになってしまった。
数年後(この書き込みから2ヶ月ほど前です)部屋の整理をしていました。CDラックを片付けていると、漆黒の闇にぼんやりと写る、腐食した死人のような蒼白い色に、火葬された死者の炭になった骨の黒色を混ぜたような色の洋館が描かれた、見様によっては簡素にさえ見えるジャケットのCDを見つけました。
途端に、数年前のあの忌まわしい感覚と記憶がざわめくように蘇りました。
しかし私はあろうことか、そのCDをつかみとるや、コンポにブチ込んで再生ボタンを押しました。
数年の時を経て、多種多様なバンド(ただしエクストリームなメタルバンドに限る)を聴いてきた今の私ならMAYHEMの魅力を十二分に理解出来る。ブラック・メタルの最高峰をこの耳でしかと受け止めてやろうじゃないか。
それは、そう慢心していた私の、二度めの惨敗の瞬間でした。
結局のところ、良質なサウンドやメロディ、目を見張るようなテクニックとスピード、それらの要素によって形作られたアグレッションなど、表面的な所にしか見えないわかりやすいクォリティをメタルに求めている私のような人間には、このアルバムはおろか、このアルバムが位置づけられているジャンルは一生理解できないのでしょう。
なんとも寂しい限りですが、仕方ないとしか言えません。
まぁ、何が言いたくてどうでもいい昔話を長々書いたのかと言うと。
ブラックメタルを聴こうと思っている、もしくは聴き始めた皆さん。
「基本」「名盤」の言葉に騙されるな。
初心者は決して触れるべからず。
MAYHEM及びこの「De Mysteriis Dom Sathanas」及びこのジャンルは「ブラックメタルとは何か」をキチンとわかっている人でないと理解できません(こういったブラックメタルが最初から体質に合っているは別。聴いてみないとわかりませんが…)。
悟った者のみが覗き見ることができる暗黒の深淵。
あたなは、辿り着くことが出来るか。
・・・・・・・・・・・・ハハハ・・・ブラック・メタル聴き始めてまだ浅い時期にこのアルバム手に入れ、すんなりと気に入って、それ以降中毒になっている俺は異常かもな(苦笑)
正直なところ音は安っぽい(Dimmu Borgir ほど豪華な味付けは感じられん)し , メロディもそこまでない . だが , 止む事を知らないドラムとやけに印象に残るギター , そして独特の悲壮感を持つヴォーカル(如何でもいいけど , この人の歌を真似するのは難しいね) . 特にヴォーカルの威力はすさまじく , 怖いというよりもじわじわ“来る" .
このアルバムは好き嫌い関らず多くの人間が聴くべきだと思う . 印象に残る一枚には違いない .
誰が何と言おうとブラックメタルの名盤であり、最も重要な作品の一つでしょう。
歴史的背景においてこのアルバムがどのような存在なのか、という意味で。
(勿論、単純に楽曲を見ても素晴らしいものばかりです。特にEuronymousの弾く
リフは何故か凄くキャッチーで、そのセンスの良さが伺えます)
ブラックメタル黎明期に録られたこのアルバムは、今現在には無い、当時のシーン
に確かにあった「真の狂気」の片鱗を克明に映し出したもので、その音像は純粋に
アンダーグラウンドであり、エクストリームであり、ブラックメタルなのです。
その当時の空気の中でしか生み出すことができなかった作品。故に名盤なのだと思います。
確かに音質であったり、メロディであったり、表面上だけ見れば「一般的」なカッコよさ、
完成度などは皆無に等しいのでしょうが、そもそもそれは見当違いです。
だってこれは「ブラックメタル」だから。上にも書きましたが、純粋にブラック以外の何者
でもないもので、全ての要素が在るべくして在ると言えるのです。それに対するメンバーの
姿勢、精神も含めて。だから、「ブラックメタル」として極まっている。
これ以上でも以下でもない。一切の隙が無い。
また、表面上の邪悪さは№1という意見もあるみたいですが、全くの逆だと思います。
現在では、このアルバム以上に音質が極悪、劣悪なものだっていくらでもあるし、
かなりの邪悪さを表現しているバンドも多く存在します。
要するに、このアルバムは正直まだ全然聴きやすいです。が、内包している狂気、邪悪さは
本物です。単なる演出やこけおどしではないはずです。
このアルバムが基本、名盤と言われている本当の意義はそこにあると思います。
シーンも多様化した現在から振り返れば、この作品はまさに狂気の時代でしか創り得なかった、
正真正銘のブラックメタルなのです。いつから言われるようになったのか分かりませんが、
真性ブラックメタルとはこの作品を指すものでしょう。
MAYHEMの凄さを感じ取って下さい。
最初この盤を聴いたときはそれほど凄いとは思いませんでした。というより、意味というか、どういう盤なのかよく分かりませんでした。
インパクト、強烈さでいったら、BRUTAL TRUTH,CANNNIBAL CORPSEの方が上だと思っていたくらいでした。
でも、その後のことがあるんですが........。
ヘヴィメタルという音楽はあまりに展開が激しかったり、あまりにスピーディだったりして聴いたままではその作品の意味や価値を判断できないところがあって、だからネットや雑誌で情報収集しなければいけないし、ヘヴィメタル・マニアというのは知りたがる、情報収集するものだと思っています。
それで情報収集していってこの盤の素晴らしさが分かったんです。
・寒々とした雰囲気
・宗教的で荘厳な雰囲気
・クラシック的要素
・速く、シンプルなビート 等。
この盤の意味、価値のみならず、ブラックメタルの意味や価値、素晴らしさまでよく分かりました。
今までブラックメタルといえばEMPERORという考えしかなく、スラッシュメタルやデスメタルばかり聴いておりましたが、ふとブラックメタルに興味を持ってこのアルバムを手に入れました。
で、聴いてみたら・・・
別にそこまで凝っているわけでもないメロディ、起伏も何もない淡々とした曲展開。
ですが、音自体から発せられる狂気や、アッティラの呪詛ボーカルが、聴くものを暗黒世界へと導きます。
たまねぎさんのおっしゃる通り、見てくれだけの邪悪さを表現しているバンドなら今の時代いくらでもありますが、もっと奥の、深淵にある邪悪さは他のバンドの足元にも及びません。
ちなみに俺は陸の孤島と呼ばれるような片田舎に住んでいて、手近なタワレコに何気なくフラ〜っと行ったらこのアルバムがありました。おいおい、こんなモン置くなよ・・・
ところで俺が買ったアルバムには歌詞カードがありませんでしたが、皆さんのもそうなんですか?
あと、ブラックとしてはまだまだ甘いとかいう人いたけど、このアルバムがブラックメタルの原型になったわけで、そういう意見はお門違いというもの。
ってこんなことブラックメタルを聴く人なら誰でも分かるはずだけどなぁ↓
失礼。2つ上のコメントの「他のバンドの足元にも及びません。」は「他のバンドは足元にも及びません」の間違いです。
なんかこのアルバムにあ〜だこ〜だケチ付けたがる人は、たいてい他のブラックメタルバンドが持つ魅力を引き合いに出して貶めますが、それは最初から聴き方を誤っています。いちいち他のブラックメタルバンドを基準に評価していたらMAYHEMのよさは一生分からないでしょう。
ネット上でも高評価されてるMayhemの1ST。
音質は比較的良好だが、それでもプンプン伝わってくる陰湿な邪悪さはブラックメタルの持つ最高の魅力です。
荘厳で不気味なギターワーク。センスが素晴らしい。
ブラックメタルの全てが詰まっているといったのもあながち過大評価ではない事を思い知らされます。
このネットリと陰湿な雰囲気に浸るのが好きですね。
音楽を聴いて浮かんでくる風景ってあるじゃないですか、この場合は殺人現場とかそんな感じか(笑)
なんだろう、説明が難しいですが本物のブラックメタルが聞きたければまずこれ!
嫌いな人にはダメだが好きな人はとことんハマるでしょう。
#1、#4、#8はギターが荘厳でかっこいい。#2は押し殺されます。#5は中毒性があります。
ブラックメタル聴きたい!っていきなり言われたら
このCD紹介したらいいんじゃないですかねぇ〜。アッティラさんはすごいですね。
このアルバムがキッカケでブラックメタルに興味を持ち始めました。
もうここまでいったら名盤ですね。すばらしい作品です。
1st。
さすが元祖Black Metalと言われているだけあって、このアルバムで聞けるサウンドはまさしく狂気に満ち溢れています。
MAYHEMの歴史をたどってみると(特にインナーサークルなどの背景)なぜこのアルバムがこれだけBlack Metalの神盤として扱われているのかが良くわかります。
Euronymous(Gt)の弾くリフはどことなくキャッチャーでもありながら、同時に不気味さと狂気が感じられます。
またHellhammer(Dr)の叩くドラムは高速ブラストに加え、タム回しやツーバスの速さもすさまじいです。
極めつけはAttila(Vo)の声はまるで呪文を唱えているかのようで、もう完璧に病んでいます(笑)
一つ一つの曲がとてもよく練りこまれていて、捨て曲はなく①Funeral Fog②Freezing Moonなどの名曲が特にオススメです。
Black初心者にはキツい一枚(けっこう好き嫌いが分かれると思いますが......)だと思うので、同郷のEmperorの1stや2ndに慣れてきたら聴いてみるといいと思います。
それにしてもこの1stがEuronymousの遺作となってしまうのが残念ですね(もし彼が生きていたらこの先のMAYHEMがどうなっていたのか気になりますね.....)
結果的にバンドのリーダを失った後、バンドの再建にとりかかったHellhammerはさぞかし大変だったと思います。
今さらだけども、やっぱりこのアルバムは凄まじい。
この音から出てくる不気味な感じは他では味わえない。
特筆すべきはやはりアッティラの呪詛ボーカル。こんな表現方法もあったのかと驚き。
最後の曲での気持ち悪さと言ったら・・・
前から結構聴いてるけど、やっぱりブラックメタルでこれ以上に好きなアルバムは無い。
Funeral Fog最高!!!True Black Metal!!!
ブラックメタルというジャンルを語る上では外せない最重要アルバム。
よくブラックの基本みたいに言われていますが基本ではなく寧ろこのジャンルの中では特異な一枚のように感じます。
同じくブラックの基本として語られる事の多いEMPERORの1sやDarkthroneの三部作の様な判り易い(ブラックとしての)魅力のあるアルバムと違い、確かに表面上の邪悪さはそれ程では無いと感じます。
自分も初めて聴いた時は「思っていたよりマトモな音だな」というのが素直な感想でイマイチパッとしませんでした。
寧ろブラックというジャンルを聴き込んでいく程に怖さが増していったという稀有なアルバム。
そういう意味では初心者でもそれ程聴き難い物では無いと思います。最も良いと感じられるかどうかは別ですが。
個人的にはいきなりよりもある程度このジャンルに理解を持った上で聴いた方が良いとは思います。
また単純に曲のみならず時代背景や逸話、参加メンバー等の全てがこのアルバムをブラックメタルの名盤にして最重要アルバム足らしめる要素であるのでその辺の事情もある程度理解した上で聴いた方が良いでしょう。
ネットでWikiやレビューサイト等を調べてみればその辺の基本的な情報は簡単に見つかりますので。
これは名盤でしょう。ブラックメタルの超名盤ですね。この邪悪さは本物です。これを聴かずしてブラックメタルは語れないというのも納得です。これを聴いて受け付けない人は全く受け付けないのでしょうが、俺は最初から気に入りました。まさに悪魔の音楽ですね。
暗黒貴公子 2009年10月29日(木)20時24分
確かに恐ろしく邪悪。
特にユーロニモスの冷たいギターサウンド、アッティラの悪魔としか言い様がない声が恐ろしすぎて失禁しそう(笑)
ただ最新のOrdo Ad Chaoと比べるとせっかく恐ろしいボーカルが弱く、緩急があまり無く、1曲1曲にコレ!と言える見せ場が少ない気がして少しダレてしまいます。
まあクリアな怖さと疾走感が好きな人にはコレがお勧め。
それまで存在は知っていたものの、Mayhemを聴いたのは大学に入った時。
確かに衝撃的ではありましたが、その理由は音楽よりも音質にありました。Voがギャアギャア、ギターがジャリジャリ、後ろでドラムがパタパタパタ。それまで聴いてきたCDからは想像し難い音の悪さに、CD聴かせてくれた先輩に「これオフィシャル音源ですか? ブートではなく?」と訊いてしまうほどでした。
で、当時よりは幅広いジャンルのメタル聴くようになり、ブラックにも大分はまり込んだ今、改めて聴いてみました。
これよりサウンドプロダクション悪いアルバムもあるし、邪悪なリフを生み出してるバンドもいますが、その点を考慮してもやっぱり衝撃的でした。
内包している闇が尋常じゃないからです。多くのブラックメタルのサウンドには混じり気なしの闇を生み出す力がありますが、このアルバムの闇が一番深い。その一番の立役者は、ユーロニモスの不気味なリフと、アッティラの一曲につき2、3人は呪い殺せそうなボーカルです(M8だけは10人ぐらい呪えるかも)。
真に邪悪であることに重きを置いたとはいえ、本来の彼自身は邪悪とは言えない……と語られるユーロニモスですが、少なくともサウンドにおいてはそのポリシーは徹頭徹尾貫かれていたようです。いかに後々シーンの人間(特にカウント)に文句言われようが貶されようが、このアルバムにおける数々のリフだけでも、ユーロニモスのブラック界における貢献はでかいと思います。