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THE SOUND OF PERSEVERANCE / DEATH
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98年発表のDEATHのラストアルバム。「暴力的な加速と減速を繰り返し、聴く者を翻弄する。危険な陶酔感を誘う、ドラマチックな至高のアグレッシヴミュージック」と帯に書かれてあるが、まさにそんな感じのアルバムです。プログレ的なドラマチックで緩急自在な曲展開。どこをとってもチャックのみが作れる神秘に満ちあふれたデスメタル。いやヘヴィメタル。全曲とも全く違った印象を受け、恐ろしいまでの完成度を誇っています。アルバムの最後にJUDAS PRIESTのカヴァ-でPAINKILLERが収録されていますが、これまた結構原曲に近い感じでかっこいいです。DEATHのファンなら買って損はないと思います。ちなみにジャケットも素晴らしく、DEATHの気難しいサウンドをうまく表現した絵だと思います。
KILLERQUEEN 2002年11月24日(日)15時58分

このアルバムでDEATHの歴史が終わってしまいました。しかし、これが究極にまで進化したDEATHであることに間違いはないと思います。ここに収められている曲は、SYMBOLICまでのDEATHをさらにプログレッシヴにさせ、気高さを加えたようなサウンドです。そして、それは全く別の次元にまで行ってしまいます。DEATHファンでも、好き嫌い出るんじゃないかなぁと思います。KILLERQUEENさんの「神秘に満ちあふれた」っていう表現良いですね。まさにそんな感じです。
1曲目の出だしから私はノックアウトされました(笑)このアルバム全編を通じて「ヒステリック」になっていると思います。まるで、魂の叫びのような感じです。存在の深淵に落とされ、そこからの脱出/救済を求めているかのような叫びです。ジャケットもそれを表しているように思います。

アンディ・ラロックとの超絶ギターバトルが聴けるINDIVISUAL〜がDEATH史上最高のアルバムだとする声が多いようですが、DEATHというバンド(というより、チャック・シュルディナー個人か:笑)の崇高さが滲み出ているこのラストアルバムこそ最高のアルバムだと思います。
Jackson 2003年2月7日(金)3時49分

一番初めに聴いたDEATHのアルバムがこれだけど、これが一番好き!!
初めはイマイチわからなかったけど、聴いていくうちに気に入ってきました。
INDIVIDUAL THOUGHT PATTERNSとSYMBOLICも聴いてみたけど、やっぱりラストのこっちの方がよかったです。
ギターソロもメロディックだし、曲調もこのアルバムが一番好きです。
貴士 2003年3月14日(金)19時28分

俺もこのアルバムが一番好きです。Jacksonさんのおっしゃる通り、チャックのギタープレイが神ががってて、崇高さすら感じます。
DEATH最高DEATH 2003年5月19日(月)15時21分

結局チャック・シュルディナーのソロ的プロジェクトで幕を閉じた
テクニカルデスメタルバンド、デス。(まんまやんけ)
実は持ってるアルバムはこの一枚だけなのでそんな語ることは
ないんですが、このアルバムのテクニカルさは半端なものでは
ないのでね、ちょっと書き込んでみようかと。
そもそもこれ買ったのだって、かの名曲ペインキラーのカバー
が聴きたかっただけなんですね。
期待通り彼らのペインキラー
は非常にテクニカルかつ情熱的なものでした。
でも、最初1を聴いた時に
初めのドラムソロ、哀愁漂うメロディ、そしてドラマ的曲展開に
感動してしまいました。
デスはオリジナル曲も半端ねえ、みたいな。
おそらくテクニカルデス系であれだけ聴き入って
しまったのはデスが初めてでした。
しかし、やはり俺にはハマることが出来なかった・・・。
いや、もちろん最高のバンドだよ!!
とりあえずチャックに黙祷しましょう。
corpesblaster 2003年8月21日(木)19時2分

初めて聴いたデスメタルがこれだったせいか、DEATHの中で一番好きなアルバムだ。チャックの声も過去最高のキレっぷりだし。やっぱ重低音バリバリなのだけがデスメタルじゃあないんだなあ、と。
俺流の解釈で言うなら、この世とあの世の境界線あたりで聴けそうな音だね。メロデスとかシンフォブラックじゃ表現出来ない、美と醜の同居ってやつの真の形。
まんぞー 2004年7月9日(金)22時29分

完成度は高いし、演奏も上手いし、悪くは無いんだが
初期から聴いてきた身としては「あれれ?」と首をかしげる部分も。
一番勢いのある曲が"Painkiller"ってのもちょっといただけない。
noiseism 2005年4月19日(火)15時38分

98年,7th
チャックの死によりラストアルバムとなってしまった
曲自体は練り上げすぎな面もあるがやはり最高形のもの
ペインキラーは確かにいただけない
ex_shimon 2006年2月12日(日)23時18分

基本的にDEATHのアルバムにハズレはないと考えているんだけれども、その中にあって参加メンバーの顔触れ、
作品の完成度共に最も地味と言わざるを得ないのが、チャック・シュルデナーの夭折により、
奇しくもDEATHのラスト作となってしまった、この'98年発表の7thアルバムだろうか。
ここ数作において、バンドの推進剤の役割を担って来ていたジーン・ホグラン(Ds)の離脱により、
一層の長尺化(6分を越える物が半数以上を占める)、変拍子の多用による複雑化の進んだ楽曲のテンションを
維持しきれていない等、その理由は幾つか考えられるが、やはり最大の原因は、ラストを締める
JUDAS PRIESTの代表曲のカヴァー⑨の存在ではなかろうか。ぶっちゃけ、このカヴァー曲の出来が余りに良過ぎるせいで、
本編の印象が完全に霞んでしまっているような・・・。上手過ぎるカヴァーってのも考えもんですなぁ。
とは言え、その辺を踏まえた上でジックリと聴き込んでみれば、ストップ&ゴーを繰り返しながら
ドラマチックに盛り上がっていく③や、チャックの表現力豊かなGプレイの妙技が堪能できるインスト曲⑥、
引っ掛かるようにして劇的に疾走するスラッシュ・チューン⑦等、如何にもDEATHらしい名曲も多数収録されていて、
並みのスラッシュ・バンドじゃ逆立ちしたって敵わないハイクオリティに本作を仕上げてみせる手腕は、
流石はDEATH(チャック)なのであった。
火薬バカ一代 2007年5月28日(月)21時36分

参加メンバーの知名度や全体的なバランスでは前3作に及ばないものの、チャックのプレイに関しては神ががり的なものを感じる作品。
過去最強にアグレッシヴなのにはっきりと歌詞が聴きとれるヴォーカルと、まさに神秘的なメロディー満載のプログレッシヴな楽曲群。
これってもしかしてスラッシュメタルがデスメタルを経て究極に進化した姿なのでは。
JUDAS PRIESTのカバーのチャックのヴォーカルなんてほんとにキレまくってます(笑)。
これオリジナルを超えてるんじゃないかと・・・
僕の中ではこのラストアルバムでチャックシュルディナーがメタルゴッドになりました。

なお、僕が購入したCDにはおまけにライヴDVDがついていてお買い徳でした。
この複雑極まりない楽曲群をプレイしながら野獣のごとくほえまくる勇姿を見るたびに涙が出そうになる・・・

アウトランダーズ 2008年1月3日(木)20時29分

この作品を適切に批評する言葉を編み出せません。
聴くと、ふだんの意識が訪れない心のどこかが痛み、痺れ、そして癒され、
最後にはゆっくりとあたたかいものが流れます。
不思議ですね。こうしたジャンルの音の中でもとりわけ、音そのものをとってみれば、
極めてヒステリック、神経質、逆撫でするようなタイプの強烈な音です。
悲しみと痛み。
正面からぶつけられても受け止めることができ、
ある意味で落ち着き癒されるというのは、
一方でこの作品が寸分の隙も許さないヘヴィ・メタルの様式の美を構築しているから、
かもしれません。
あえて様式美という手あかのついた言葉は使いません。
様式美という常套句では、様式に反発して緊張を生む要素をかかえることで逆に様式の力を活かしているような音を指すのにふさわしくないと思うからです。
20年近くヘヴィ・メタルを偏愛してきて、この作品に出逢う(一昨年ですが)ことができたのは幸せです。

へんな比喩で呆れられるかもしれませんが、
活火山の火口の縁に立って、はるか下の沸騰する火の海を見続けているのに、
音や熱気が迫って危険なのに、
なぜか心では底まで透き通った冷たい湖を見つめている・・・
そんな心持にさせてくれる作品です。

チャック・シュルディナーに心から哀悼をささげます。
namambe 2008年11月25日(火)23時14分

チャックの作品中もっともヒロイズムが強く出てる一枚かもしれません。
「セロ弾きのゴーシュ」のカッコウ。
ケムケム 2009年1月26日(月)16時33分

1998年発表の7th。
DEATHのラスト作になってしまったが、このバンドというかチャックは最後まで“DEATH"メタルしていた。
素晴らし過ぎのメロディ、曲展開、歌詞、ギターソロ・・・神バンドはいちいちかっこいい。
とにかく練られてます、恐ろしいほどに。
初期の曲より断然惚れる、雰囲気が唯一無二。
“苦悩"を知っているメタラーなら後期のDEATHにはまってくれると思う。

チャック・シュルディナーはデスメタル界最高の天才ギタリストだった。
RIP

91点。

N男 2009年4月8日(水)19時24分

このアルバムのチャックの声は全アルバム中一番悲しく、攻撃的だと思う。
死にそうというか、まあ死んでしまったからそ思うだけかもしれないが、とにかくスゴイ。形容しがたいがスゴイ。聞いてるこっちの寿命も縮まりそうである。
曲の展開はかつてないほど複雑だが、聞きにくくはない。3曲目のSprit Crusherの疾走部分は鳥肌モノ。
ヤキニク 2009年12月17日(木)23時35分

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