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TEASER / TOMMY BOLIN
今から27年前に録音されたとは思えない音質で迫ってくる。
ギター&ヴォーカルは全曲トミーボーリン。多にビアノ、シンセサイザーも弾いている。
パープルでのギターソロなどを聴いたとき、タダ者ではないと思っていたが
このアルバムを聴くことによりハッキリ見えてくる。
④SAVANNAH WOMANはジャズっぽい味付けで秀逸。ちょっとトミーを聴いてみたい人にお薦め。
私は彼が何故DEEP PERPLEに加入したか理由は知らないが,もしも入っていなければ,JEFF BECKが当時のフュージョン界で試みたアプローチをひょっとして彼もまた違ったカタチで取っていたかもしれないと思うと彼の死が残念である。
そんな彼が残したソロ第一作目に当たるのがこのTEASERである。
ここでは彼のプレイヤーとしてのさまざまな顔をみることができる。
ギタリストとしてもそれまではドラムのビリーコブハムや名うてのプレイヤーとセッション経験があるだけに,いかにも自信に溢れたプレイを随所で聞かせている。
特にサバンナウーマンにおけるプレーはジャズのエッセンスを彼なりに消化した曲であり,あくまで趣味的な作品と言えなくもないがセンスの良さを感じさせる。
またこの曲のギターソロのエンディングにおいては,ちらっとジョーパスの影響を感じさせるような気がしないでもないが。 そう思うのは私だけか?
上記の方々が仰るとおりバラエティに富んだ作品ですね。
やはり、フージョンの先駆けプレイヤーの一人としてパープル以外のセッション的活動が
一番、彼のプレイにピッタリあっていたのかと思わせるアルバムですね。モトリー・クルーがカバーしたこと
で案外有名なタイトル曲のハードな曲もいけますが、やはり、ラテンな「SAVANNAH WOMAN」、
ジャズロック的インスト「MARCHING POWDER」のプレイこそ彼のギターですね。
かなり幅広い曲調で、ハード・ロックを期待して聴くと厳しいかもしれません。
しかしトミー・ボーリンというミュージシャンの多彩な魅力を伝えてくれる、嬉しいアルバムです。
どの曲もそれぞれお気に入り。
トミーのヴォーカルが、ちょっとT.REXに似てるなぁなんて感じるのは、私だけでしょうか。
ほんとうに、多彩ですね。聴けば聴くほどに、迫ってくるものがあります。
ギター&ヴォーカルは全曲トミーボーリン。多にビアノ、シンセサイザーも弾いている。いいですね。