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THE BENDS / RADIOHEAD
すばらしいです。普通のいいロックばんどの前期レディへと、未知の音楽性を追求した後期レディへのハザマあり ついこのまえまでは歴史にうもれたCDでした。
しかしBLACK STARを聞いてください。もう心がぎゅっとせつなくなります。CREEPにも劣りません。この曲があるだけでも価値がある一枚です。
初めてこれを聴いたとき、「これってマジでレディオヘッドなの!?」って思いました。曲そのものがシンプルで、OKでこのバンドに生理的嫌悪感を抱いたことなんかすっかり忘れて聴き込んでしまいました。KID Aはまた好きなんですが、このアルバムの分かりやすい曲の方がバンドの良さってのが感じられると思います。
ある漫画でTHE BENDSのジャケットのパクりを見て、「あれ?どっかで見たことがあるぞ。」と思い、興味本位で買い、なんかこの歌の雰囲気に飲み込まれちゃいました。かなりいいRock感です。
この作品は聴きやすい。
『black star』は耳が腐るほどイイ曲。
high and dry, fake plastic trees, just, black star, street spilitなど名曲が揃い、Radioheadのバンドとしての息吹が一番感じられるアルバム。
色んな音楽を耳にし、20を過ぎた頃初めて理解できた彼らの音楽。こいつらと出会えて良かったと心から思う。
個人的思い入れ含めこれまで聞いた CD の中で TOP5 (TOP3?)に入る。
Creep で大ブレイクした事実の後のこの作品は凄く衝撃的で
RADIOHEAD が自分の中で非常に重要な位置を占めることになったきっかけ。
素晴らしすぎる。全曲名曲と言い切れる。
私もこのアルバムには深い思い入れがあります。
『HAIL TO THE THIEF』に比べると、かなり聴きやすいですね。
メロディアスで非常にポップなんだけど普通のポップ・ロックとは一味違う。
何より細かい部分での発想(アイデア)が素晴らしいですね。何回聴いても飽きない。
因みに僕のオススメは「High And Dry」。
これが世に名高い、RADIOHEADのセカンドアルバム。時代を反映してか、ちょっとしたグランジ色も伺えるが、さすがに一筋縄には評価できない好作。トムのしなやかなヴォーカルが、単なるグランジとの違いのポイントの一つではあるが、彼独特の世界観から描かれる歌詞の世界も堪能する必要がある。
とりあえず、M-1の思わせぶりなブレークビート風のイントロから、期待感が高まる。シングルカットされたM-3も普通にポップな楽曲だが、辛辣な歌詞は訴える。M-4の大らかなナンバーは歌詞を味わうことにより、この曲への印象が一転することだろう。M-5〜M-9は当時のシーンを考慮すれば、それほど悩まなくてもいい?作風であるが、どの楽曲も彼ららしい美しさを兼ね備えている辺りが素晴らしい。M-10の"BLACK STAR"は、メロディーとダイナミズムが素晴らしく、僕個人ではこのアルバム内で、M-12"STREET SPIRIT"とともに、1、2を競う名曲だと思う。M-13、M-14はボーナストラック。特にM-14"KILLER CARS"は昔からのナンバーなんですが、ここでも違和感ないです。
実は発売当時はRADIOHEADを知らなかったんですね。で、渡英している時に薦められたが聴かずにいて、TV(TOP OF THE TOPS)や、BBCRADIO1、パブのジュークを聴いているうちに耳に残り、帰国後購入した作品です。イギリスの街で見た女の子がこのジャケのTシャツを着て歩いてるのを見て、結構ヘヴィーなバンドなんだろうなと、不審に思ってました。そんな僕の心を最初につかんだ曲は、なんとTOP OF THE TOPSでみた"STREET SPIRIT"でした。ホームステイ先のおばさんも「この子、なんて歌ってるのかわかんないよ、まったく…」と語ったくらーい名曲で、落込んだ時に聴くと、すぐにでも泣いてしまいそうです。
まぁ、しかし、このアルバムが彼らの最高傑作である期間は短く、次作が出るまでの間のことでしたね。
音楽よりも理屈を優先する雑誌ジャーナリズムを中心としたメディアばかりが先行して、
いまや日本で「なんだか良く分からないけどスゴいバンドらしい」という屈折した評価のされ方をされていると
個人的には思っているレディオヘッドですが、かくいう自分もロック雑誌でものすごく絶賛されているのを目にして後追いで聴いたクチです…
「OKコンピューター」のほうを先に聴いていれば違った感じを受けたかもしれませんが、はじめてこの「ベンズ」を聴いたときの印象は「なんだ、普通じゃん」でした。
陰鬱ながらも美しいメロディ、静けさと激しさの落差による劇的さが素晴らしいとはいえ、かなりオーセンティックなロックという印象。
次作で大きく化けることになりますが、ともかく「OKコンピューター」以降のアルバム群に比べれば格段にとっつきやすいアルバムです。
…これから書くのはあくまで個人的な意見なのですが、やっぱり「音楽」である以上、音を聴いてダイレクトに伝わってくる印象というのは大事だと思うんですよね。
このアルバムがロックの歴史の中でこういう位置づけにあるから重要な作品だとか、このアーティストは歌詞を味わわなければその真価が分かったとはいえない、
というのは音楽に対する接し方をゆがめているように感じます。
もちろんそういう聴き方をすることは個人の自由だからそれはそれでいいんだけど、
音楽以外に余計な理屈を介在させなければその魅力が分からないというなら、それはその作品がただツマラないだけなのでは?(極論なのは分かってますけど)
とかく日本の場合、自国のポップスにはそういう接し方をしないくせに、洋楽(というか洋楽ロック)に対してはさんざん理屈を並べて
「理解」するような聴き方を強いられているような感じもあります。(考えすぎ?)すごくスノッブなジャンルだと思いませんか?
みなさん、自分が聴いて気持ちいいと感じる音楽を聴きましょう。自分の感覚を信用しましょう。理屈なんか二の次でいいです。
Radioheadの中でもメロディの良さはこのアルバムがぴか一だと思う。
個人的にも好きな曲がたくさん入っている。現在の一般的な彼らのイメージを覆す
ようなポップさと取っ付きやすさがあり、ファンでない方も肩ひじを張らずに楽しめる
作品だと思う。しかし、やはりそれだけではない。まぁファン心理で無理やり理屈を
付けて評価をしている様に聞こえるかもしれないが(笑)ひたすら内省的で、Radiohead
の語る上ではずせない歌詞であったり、他のバンドとは一線を画す展開、音の作り
のセンスであったり、このバンドを偉大にさせる要素は、決して過大評価などではなく
たくさんあるのだ。
多分、一番ポップな作品。
そして一番初心者向けだけど、中毒性は薄い。
ちなみにライナーノーツは読んでいない。
タナソウだから。
中曽根栄作 2004年12月23日(木)19時8分
メロディが良い。
この頃のこの人たちも好き。
ギターの音はこの頃が一番。
まだこの頃はギターロックしてます。
ギターロックの名作!!
友人のススメで聴いたのが初めて。
こんな鬱なアルバム薦めるな、普通にかっこいいと言うなよ・・・
と当時は思った。
この作品で衝撃の強さに動揺し、猛烈に感化された。
ライヴも行ったが・・・ヤラレタ。
もちろん大傑作。(っていうか、この作品から「KID A」までは全部そうですね。)
1STのぎこちなさも消え、ついにこの作品から世界を鳴らし始めるレディへ。
ただし、次作以降の難解さもないので、わりと彼らの作品でも取っつき易い方かな。この作品までは、素直にギターロックと言える曲調だし。
メロディの素晴らしさはいうまでもないが、バンドの演奏が凄い事になってる(「JUST」のギターとか・・・)
ともかく、レディへを聴き始めるのはこの作品からがいいんじゃないかと思う。
俺はこの作品を聴くとすごい陰鬱な気分になる。
特に⑨〜⑫は絶望的な気分になるのだが。そういう人ってあんまりいないのか?
兎にも角にも全曲超名曲ぞろい。②なんかカッコ良すぎ!
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.139 ★
1stのポップさと3rdの陰鬱さがブレンドされて非常に聴きやすい。
とりあえず何聴こうか迷ったときはコレをかけてます。
個人的にレディヘで一番好きなアルバム。
基本的にはポップでメロディがきれいですが、前作と違って大幅に取り入れられたシンセが美しさよりも鬱々とした雰囲気と空虚さを増長させています。その空気は最もストレートなロック・ナンバーと言えるM7「Just」にすら表れ始めていました。
UKギターロックの範疇から大きく前進し、ひいては世界を揺るがすまであと一歩に迫った作品です。