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AT DUSK AND FOREVER / GATES OF ISHTAR
わかり易いメロディとスラッシュ的アグレッションが噛合ったメロディック・デスの佳作。
楽曲のヴァラエティや音質(音自体の軽さに加えてバランスの悪さ)はやや難だが。
このバンドの紡ぎ出すメロディは琴線に触れる。最高です。曲調はスラッシーでここぞという時に扇情力のあるメロディをブチかます感じだと思います。ラストの荘厳なインストもいいです。
方向的にはあのAT THE GATESの“Slaughter〜"をよりスラッシーに、より速くしたような、彼らの最後の作品。
チューニングが違うせいか?本家ほど重さは感じられないのだけど、こちらのほうがメロディアスです。またボーカルもトーマス似の渇いたデス声で好感がもてました。
ただ上の方がおっしゃるように、音質はへっぽこですので、なるべくいいオーディオ機器で聴いてください(笑
これは凄い!メロディアスかつ勢いに満ち溢れています!止まりません!オスカーのドラムも冴え渡ります!随所に挿入されるドラムパターンがほんとにカッコいいです。
ただ、私はボーナストラックの場所がちょっと気に入りません。最後の荘厳なインストの雰囲気との繋がりが台無しな気がします。アルバムのバランスがちょっと崩されている気がするんですよ。これがなければはっきり言ってパーフェクトです。
もちろん、曲自体はカッコいいのですが、位置的にそこはカヴァー曲が入るところではないなと感じます。
ミカエル・サンドロフのメロディセンス爆発!!な一枚。
やはりこれこそメロデスでしょう!!the Duskfallの1stが好きな方には是非ともお勧めしたい。
再三言わせてもらってますが、ミカエルの書くリフがパターンは少ないものの、素晴らしく泣けるメロディを紡ぎ出してます。湿っぽくて、クサさ1歩手前で踏みとどまってるあたり最高です(謎)このなんていうか、一級線のメジャーなバンドにはないイモくささがたまりません。
もちろん名手オスカー・カールソンのタイトなドラムには文句なし。
個人的にはAt The Gatesのあの名盤より好きです。路線的にはあれを更にメロディックに叙情的にした感じです。しかしやはり音質が惜しい・・・前作までに比べれば随分マシですがまだまだ。
リフのパターンが少なくて単調に感じるのと音質の悪いのがかなり気になっちゃうレベルですが
それでも曲の泣き具合に強引に捻じ伏せられて何度も聴いてしまう中毒性があるアルバムです。
B級臭がプンプンしますがそこがまた良かったりします。
良質メロディックデスメタルアルバム。
このアルバムでも相変わらずの素晴らしいメロディが堪能できる。
オスカーのドラミングも最高。
でも、音質があまり…。
数年前、引越しに伴う金欠とCDの収納スペース不足から、メロデス系の作品の大半を手放してしまったのだが、
SADISTの『ABOVE THE LIGHT』とかEBONY TEARSの『眠れぬ夜の物語』とか、大のお気に入りだったために
売っ払う事が出来ず手元に残した作品も幾つかあって、GATES OF ISHTARが'98年にリリースした、
ファンの間では彼らの最高傑作と評価の高いこの3rdアルバムも、そうした作品の1つだった。
DRUM GODこと、名手オスカー・カールソンの切れ味鋭いドラミングに牽引される形で、強力なフックを備えたGリフと
悲哀に満ちたメロディが、デス/スラッシュ・メタリックなアグレッションを撒き散らしながら激走する楽曲の数々は、
全9曲、荘厳且つドラマティックなインスト曲⑨を除くほぼ全編が、タイトなスピード・ナンバーで固められ、
上で別の方々が仰られている通り、確かにその作風はAT THE GATESの名盤『SLAUGHTER OF THE HOUSE』を彷彿とさせる仕上がり。
とにかく光っているのがオスカーの求心力溢れるドラミングで、ただ手数が多いだけでなく、頭よりも体に強烈に訴えかけてくる
(デス・メタルよりもスラッシュ・メタル寄りな)キャッチーなリズムの組み立ての上手さが堪らなく気持ち良い。
中でも本編前半のハイテンションな飛ばし具合、殊に鬼のようなバスドラの刻みっぷりが痛快極まりない④は、本作を代表する名曲でしょう。
安っぽいGの音色とか、バランスの悪い音作りがイマイチなれど、メロデス・ファンのみならず、
スラッシュ・メタル・ファンにも自信を持ってお薦めできる力作。