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DUKE / GENESIS
'80作。HR的な作品ではない。若干、プログレ色が残っているものの、
かなりポップな作品。個人的には、彼らの中でも三本指に入る作品と思う。
シングル・ヒットした5に代表されるスロー・テンポの曲、
テンポのいいポップス1、7などは、心地よい弛緩に浸れると思う。
本作では、名インストであるラストのメドレーを聴いていただきたい。
HRではないが、曲構成が素晴らしく、楽しんで演奏を聴ける。
ただ、HR向けの方々には退屈かもしれない。
全体的に穏やかな雰囲気の作品。個人的にはこの頃のトニー・バンクスの音が一番好き(6,8,9など)。また7は変拍子を多用していることを感じさせない見事な曲構成だと思う。
このCDは、ジェネシスのいつ頃の作品かも知らずに買った。ピーターとスティーヴがいないと分かっていたら、買わなかったかも知れない。
でも、決して損はしなかった1枚。「やまねこ」さんの言うとおり、ラストのメドレーも良いし、全体的にポップな曲調だが、一曲ごとに良く出来ていると思う。
いや〜私は1曲目から大好きです。1曲目から2曲目の流れも秀逸だと思いますし、
最後の組曲風な3曲も気に入ってます。
ジェネシスではプログレとポップ、ロックが上手く融合した最後のアルバムでしょう。
音も分厚く、SACDで聞いたら満足します。