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Ⅱ / DOWN
オススメし忘れており、不覚。
このアルバムは大変良いです。
zep、AC/DCのような荒々しく豪放磊落ヘヴィロック(重量10倍増)です。
紫煙や安アルコールの匂い漂う空気、憂鬱でミステリアスな雰囲気がなんとも言えず白眉。
ヘヴィロックチューンの蛮行三昧が素敵なのは言うに及ばず、
ジャズ/ブルース臭のするスローチューンなんてたまらないものがありますし、
ラストの神秘的なアコースティック大曲なんて偉大としか言いようがありません。
ロックに楽曲以上を求める向きの諸兄も必ずや満足させる逸品でございますよ。
酒、オイル、そしてロック。
豪傑サウンドに敵無し。
偉大なりDOWN。偉大なりロック。
聴かなきゃ地獄、聴いたらロック天国。
「たかがロックンロール、だけど俺はこいつが大好きなのさ(ローリング・ストーンズ「It's Only Rock N' Roll」より)」
まさにこの精神。たかがロック。されどロック。侮ることなかれ!
アメンボ 2002年12月21日(土)23時28分
ロックだ、ロック!
へたに細かく考えずにこのロック然とした匂いを楽しんでほしい。
うーん、まあ、ロックンロールってんならガンズくらいにハジけちゃってるバンド
ならいいんですけど、中途半端な気がするんですよね。そもそも、フィリップ・アンセルモ
はこういう音楽がやりたかったのか、と。パンテラは何なんだ、と。
とりあえずノロい。それがいいか悪いかは抜きにとにかくノロい。
で、ノロいことが悪いだなんて毛頭思っておりませんが、ノロいなりに勢いがあれば
いいんだけど、それも無い。そう、勢いが無いのが嫌かな。
なんで、こんなに人気あるのか分からないけど、正直全く魅力を感じません、はい。
グルーブといものを感じられないんですかね?
僕は大好きですよこのアルバム。
とにかく気持ちのいい音である。なんと言うか、ブルージーなヘヴィ・グルーヴである。とても味わい深い。楽曲云々の話ではなく、とにかく音が気持ちいいのである。フィル・アンセルモのヴォーカルもいい味を出している。「Where I'm Going」や「beautifully Depressed」,「Landing On The Mountains Of Meggido」などでは、しっとりとした渋い歌声を聴かせてくれる。コメカミに青筋立てて咆哮している時のフィルとはまるで別人のようである。フィル・アンセルモのヴォーカリストとしての才能と、音楽の間口の広さを再認識させられたアルバムだ。アルバム全曲楽しめるが、特に「Where I'm Going」が好きである。この曲は癒し系である。
どっしりと、かつユルユルと。この酩酊グルーブが気持ち良すぎる。最初はこのグルーブに慣れないかもしれないが、そのうちこの音が鳴っていること自体に気持ちよくなってくる。頭じゃなくて体で感じるべし。
ヘヴィな曲は勿論、しっとりと聴かせるブルーズあり、アコースティックな大作もありとバラエティに富んでいる。
雰囲気も勿論よし。クオリティも高し。趣味性全開。やりたいモンやったぜ。その心意気こそ良し。
1/144 2004年7月12日(月)21時25分
このグルーブが良い。全てを覆い尽くすような感じがたまらない。
ヘヴィな曲もあればバラードもある。
「Staind Glass Cross」は呑気なロックって感じがして好きだ。
その後の「Ghosts Along The Mississippi」で再び重たい曲に移り変わるところは最高にカッコイイ。
ビール片手にじっくり付き合いたい一枚。渋き良きロックを堪能できる。
これまた渋いドゥーミーなアメリカンロック。
PANTERAを求めている人は肩透かしを喰らうので注意。
男気溢れるグルーブサウンドは結構クセになる。
フィルは怒号というイメージが強い人ですが、この作品では持ち前の渋い歌唱を聴かせてくれます。(84)
生々しいドゥーム&ブルージーなロックですね。ザックワイルドに近い楽曲と個人的に思いました。
スローで唸るグルーブを思う存分に響かせてくれますが、PANTERAファンは好き嫌いが分かれるかな?と思います。
サザンロック等が好きな人には受け入れられ易いかなと。
PANTERAのようなヘヴィ&アグレッシブな音楽とは全く違うので、予備知識として少しでも参考になれば幸いです。
まさに南部魂炸裂ですね。
サザンメタル好きの私にとっては極上の1枚です。
百戦錬磨のメンツなのでイマドキのメタルコアには無い深みがあります。
「Staind Glass Cross」最高です。