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INFINITY / JOURNEY
出世3部作の第一章。vo.にSteve Perryが新加入して、歌曲が飛躍的に向上した作品。
'78作。プロデュースは、Queenで手腕を発揮したRoy Thomas Baykerで、
シンプルな曲にディストレーションぎみの重厚なバッキングで音に深み与えている。
この系統の音、私は好きで、Anytime、Wheel In The Skyなどで聴かれる。
ハイライトは、前述の2曲に、Lightsか。いずれもシングルカットされ、小ヒットした。
これらに私は、透明感あるプログレバラードPaitientlyを
一聴することをお薦めしたい。
「Lights」や「Wheel In The Sky」といった名曲が収録されているこのアルバム『INFINITY』は、まちがいなく名盤である。しかし、このアルバムの目玉は、何といってもドラマティックかつメロディアスな名バラード「Winds Of March」である。アメリカの産業ロックといわれると、ノー天気で底ぬけに明るいサウンドを想像してしまう人もいるかもしれないが、この曲で聴けるJOURNEYのサウンドは、「これは北欧のバンドか?」と思ってしまうほどウエットで透明感溢れる、まるで水晶のようなサウンドである。JOURNEYのベスト盤は数多く出ているが、なぜかいつもこの曲はリストから外されているようだ。謎である。したがって、“この曲を聴け=このCDを買え"となるわけである。百聞は一聴に如かず。とにかく聴いてみてほしい。スティーヴ・ペリーの美しい歌声に酔いしれ、この透き通った水晶のメロディに身をゆだね、絶頂の瞬間を味わっていただきたい。これは一聴の価値ありである。
売れなかった、アメリカンプログレロック色の強かったJourneyが、StevePerryを迎えて、適度のCommercial色を加え、職人芸と売人芸が奇跡のバランスを見せた傑作。個人的には、文句なくJourneyのBestです。StevePerryもいいが、個人的には、「Anytime」や、「Feeling that way」のGregRolieがよい。やはり、Journeyは、NealSchonとGregRolieのバンドであるべきだった思う。このアルバムが売れたがために、StevePerryの発言権が強くなり、バンドのバランスは崩れ、やがて、GregRolieはバンドを去り、その後の「Escape」がメガヒットとなり、Journeyは、そもそものバンドの出発点を見失い、やがて崩壊する。
このアルバムは、Journeyの最高傑作であり、商業的成功の第一歩であり、そして、崩壊の予兆でもあった。なんとも複雑なアルバムです。
この時点。Steve Perry<Neal Schon=Greg Rolieっていうバランスが個人的には一番絶妙かな。
商業的にはこの後、Steve Perry=Neal Schonという公式がメガヒットに結びついてはいきますが。
この作品。初期Journeyの魅力やった独特な哀プログレハード的な感性と可能性の塊のような
新加入Steve Perryの超透明感溢れるハイトーンVoが絶品の音空間を生み出しています。
以降のJourney作品では薄くなっていく好物の哀的感性の香りが最も良い形で漂うのはこれ。。
♪『Winds Of March』♪は機会があれば是非一度聴いてみてください。
今の時点で一生涯聴き続けるんやろうなぁ♪って確信をもって言える曲の一つで〜す♪♪
Steve Perry<Neal Schon=Greg Rolieが生んだ最高のケミストリーここにありいーーー!!
確かに、ジャーニーのNO.1かもしれない。マーチもいいけど、その前のサムシングハイドからの流れが重要ですよね。かなり、ヨーロピアンな厚い音作りになっていて、よくトーマスベーカーの手腕といわれていましたよね。このコモッタ少しカビ臭い音がブリティッシュぽくて好きな人にはたまらない世界だと思います。この後に「エボリュ-ション」でようやく、アメリカンハードプログレバンドになります。
モリコーネ 2005年11月14日(月)13時0分
LIGHTS,
PATIENTLY,
WHEEL IN THE SKY,
そして WINDS OF MARCH ...
実に贅沢な一枚。
スティーブ・ペリー加入後の1枚目ですね。
ジャーニーでは、やっぱりこれを一番よく聴きますね。エインズレー・ダンバーの重いドラムスが
気持ちいい。
第二期JOURNEYの、いやJOURNEYの最高傑作。
Steve Perryという実力派ボーカリストを迎えて、
デビューアルバムのような意気込みで制作したんじゃないだろうか・・・。
分厚いコーラス、ドラムサウンド、多重録音、組曲のような構成は、
プロデューサーRoy Thomas Baker色出ていて、QUEEN初期を彷彿させる。
レコードでいうA面が明るく、B面が暗めという曲の振り分け方も、
WHITE SIDEとBLACK SIDEと分けたQUEENIIに似ている気がする。
とはいえ内容自体は似て非なるもので、JOURNEY特有の世界。
「B面」のWheel In The SkyからOpen The Doorへの流れがもう最高。
冒頭のLightsからLa Do Daは、Capturedのライブバージョンも必聴。
ジャーニーで一番好き
このマッタリ感がたまらん
稀代の名ボーカリスト、スティーブ・ペリー加入1作目の4th。
ジョナサン加入で黄金期を迎える以前の作品ではダントツの出来。
この頃は哀愁感漂う曲が多く、聴き応え十分! "Patiently"には
ホントに泣かされます。
少し暗めのサウンドと、大好きなエインズレーのハードロッキンな
ドラムがブリティッシュな空気も感じさせる。