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THE BURNING RED / MACHINE HEAD
今までのMHファンからの賛否両論の嵐の問題作。
ロブフリンのVoがラップ系+しなやかに歌う形態に変貌。なぜ?という感じのポリスのカバー。追い討ちを掛けるようにロスロビンソンのプロデュース(sepultura,slip knot以降はメタルファンにも受けがいいですが.....)。
しかし、それらは自ら創りあげた音楽形態に安住することなく、あくまでも音楽の持つ可能性を追求した結果と言えると思います。
決してうまいとは言えないラップVoも、それがかえっていい味を出しているし、しなやかなでメロウな部分も好きです。
より、表現の幅が広がったかんじ。
今作品で彼らが採りあげた『ポリス』も、ただのポップと言う印象が強いですが、曲によってはかなりヘビーだったり(とくにシンクロニシティー)して音楽的な幅が広く、ポップだからと言って軽視するのはとても勿体無い存在だと思います。
わるあがき 2002年12月19日(木)23時10分
3rd。
前2作でのヘヴィネス重視路線から方向転換。
いままでも歌メロ重視ではなかったのでラップは違和感なし。それよりもロブが咆えずに歌っている!
曲もメロディアスになった。
今までは喜怒哀楽の「怒」のみを強調していたが「哀」の表情ものぞかせている。
そのメロディもセンスがよくて良いのよ、これが。
それでもやっぱりMACHINE HEADらしさは健在の好盤。
新路線を象徴する⑥は名曲。必聴!
ロードランナー系列で最も有名なヘヴィロックバンドの一つ、マシーンヘッド。
ん?ヘヴィロックなのかな?何てったって彼らも元々のルーツはスラッシュメタル。
ああ、セパルトゥラと似てますね。遍歴が。
まあ、そうは言ってもさすが今も人気を博すバンドだけあってかっこいいですよ。
彼ら流の独特の重さがあって何かいいんですね。
このあたりに過去のメタルの要素を垣間見たりするわけです。
俺が思うに、彼らは完全にヘヴィロック志向になったわけではないですね。
ラップもいい感じに仕上がってますしね。
これからも躍進を続けてほしいもんです。
少なくともこのアルバムは彼らの名盤であり、ヘヴィ好きのマストアイテムです。
この手のサウンドを作らせたら右に出るものがいないロスロビンソンの手掛けた作品。前作よりメタル臭は少なめだが、肉体に直接クる心地よいヘヴィネスはより厚みを増した。流行のラップコア的アプローチも見せており、よりモダンになったサウンドは、今までになかったファン層にもアピールできるだろう。バンドの成長を感じさせる秀作。
当時、飛ぶ鳥を落とす勢いだったロス・ロビンソン(最近、名前出ませんね)のプロデュースによる3rd。
モダンへウ゛ィネス色が強くなり、ロブがラップを披露したりしてますが、同時に歌メロにも気を使うようになってます。
たしかに、1stからリアルタイムで聴いてきたファンには賛否両論でしょうが、"The Blood,The Sweat,The Tears"や、"From This Day"は間違いなく名曲でしょう。
最初聴いたときは「流行に流されたな!」と思ったけど、結構完成度が高く、悪くないです。
From This Dayなんかは、ラップメタルじゃ最高級のカッコよさですよ。
印象的な曲とそうでない曲の差はある。
しかし、その中で11曲目の「FIVE」が圧巻。
込み上げてくるがはち切れはさせない怒りの表現が唯一無二。
可も無く不可も無くって感じの作品と思いました。個人的にはSUPERCHARGERより、こっちの方が好きですね。
ラウドパークにも2年連続で出演してますし、モダンヘヴィネスの大御所健在って感じですね。
これ!と言ったキラーチューンは無いですが、ラップも特に違和感無く聴けました。