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WANTS YOU / ROUGH CUTT
86年発表の2nd。
デビュー作である程度注目を集めた彼らの勝負作だが、当時はあまり話題にならずに結果的には凡作とする向きが多いが、僕は結構この作品は気に入っている。
スピーディーなオープニングナンバー“Rock The USA"、いかにもアメリカンな明るいナンバー“You wanna be A Star"、そしてポールのソウルフルな歌唱が心を打つ“Night cries out(For You)"と佳曲が揃っている。LAメタルの中にあってポールのようなハートフルなショウトができるシンガーは稀であったと思う。今聴いても結構いけると思うんだけどね、この作品。
いい曲が たくさん入ってます
2人の ギターも かなり頑張っていて 独自のフレーズを 入れ込んでます
しかし MAINは ポール・ショーティーノの Vo.です
ハスキーで 身体の中から 搾り出すような 歌いっぷりは 敵無しかも・・・
確かに STARSの ビデオでは 圧倒的に 光ってました
前作よりもマイナーなメロディが減ったような気がする。全体的にR&R志向になり、似たよな曲が多い。たしかに悪くはないが、ファーストの出来を期待すると肩透かしを食らう。マニア向けかもしれない。
スターズで歌うポール・ショーティノは素晴らしかった。そのポールのバンドのセカンドではありますが、ソウルフルな曲が多く、正統派やメロディアスを期待すると肩透かしを食らいます。この作品はポールの歌がトリである。
LAメタル、ロックンロール、ブラック・コンテンポラリー…。80年代アメリカの雰囲気がぎっしり詰まってます。メタルアルバムを期待すると退屈に聞こえるかも知れませんが、要は彼等も大人になったということ。売りはポールのVo.ですから、この後どっちに転んでもそれなりにやって行けたでしょうに、惜しいよな〜このバンドは。