CDタイトル↓をクリックするとチェックリストに入ります。
発言者の名前をクリックすると、その人の他のCDレビューが読めます。
(旧形式-更新停止)
璞 / GARGOYLE
最近はめっきり聴く機会もなくなっていましたが、今から10年前かなりハマっていました。
当時はXがジャパメタシーンでは独り勝ち状態でしたが(もはやジャパメタという括りを超えていましたが)
インディーズではガーゴイルが最強でしたね。
インディーズの初期3部作を締め括る本作は、ガーゴイルが最もアブラの乗っていた頃の作品です。
各メンバーの個性が激しく衝突し、唯一無二のオリジナリティーを産み出しています。
楽曲、テク、音質ともインディーズとは思えない程のクオリティーでした。
当時ジャパメタ一辺倒だった私は、屍忌蛇のギターを聴いてかなり衝撃を受けました。
特に⑦の怒涛のピッキングソロに、⑩のバイオリンとの掛け合いのネオクラソロなどは悶絶でしたね。
洋楽を知ってから聴き直すと結構荒いことに気付いたのですが、彼独自の世界観を自己表現したプレイは
筆舌に尽くしがたいほど感銘を受けましたね。
彼らはこの後メジャー進出を果たしましたが、やっぱ彼らはインディーという自由なフィールドの方が
存分に自己表現できたのではなかったでしょうか?メジャー1stも悪くはなかったですが、どこか大人しく
なってしまったような気がします。
インディーズ三部作完結編であり、
初期ガーゴイルの集大成ともいえる
アルバムだと思います。
⑥のPROPAGANDAから
最後のDOGMAまでのテンションの高さ
はものすごいです。
②、⑤、⑦が前とは違うアレンジで収録されています。
やっと借りることができた。タイムリーにコレを聴いていれば良さも殊更感じられるんだろう。
禊から路線は変わらない様子で古さを感じさせながらも聴きごたえ十分だ。
今となっては新鮮味をあまり堪能できなかったがバンドのキツめのイメージは異質でやはりボク好み。加えて、洋モノ二番煎じを感じさせないジャパメタ「らしさ」がなんか好きだ。
GARGOYLEで初めて買ったアルバム。これで私はGARGOYLEにはまりました。
しかし冷静に立ち返って今聴くと捨て曲が結構多い。
1.真王 2.凱歌 当たりが代表曲かな。
昔別れ話された時(笑)『頭ガコワレタ』を延々聴いていたのも今となっては懐かしい若気の至り(笑)です。
審判の瞳(天論)の歌詞の中にもあるように「禊」「檄」「璞」全部まとめてインディーズでの集大成。
このアルバムは彼らの中でもGARGOYLE流スラッシーな曲が多くて大好きな1枚です。
「HALLELUYAH」「真王」「DOGMA」などはホントに彼らにしか作れないであろう名曲。
中でも特筆すべきは屍忌蛇の泣きメロディー。これほど心に響くメロディーを連発されると悶絶云々より死にそうになる。
三部作のトリであるこのアルバムはGARGOYLEを語るに外せない一品。必聴。
前2作より音が分厚くなり、コーラスも狂暴さを増して聴きごたえ満点です。
このアルバムは何といっても「HALLERUYAH」と「DOGMA」が聴けること。「HALLERUYAH」は前作でも聴けましたが、今作はより完成度を増し、今でもライブでは欠かせない定番曲となりました。
この頃のKIBAの声が一番好きです。
うーん、かなりキョーレツですね…ブックレットのイラストが。
まあそれはおいといて、音楽の方も独特で面白いです。
このアルバムで初めて聴いたんですが、日本語詞の世界観や言葉の乗せ方に独自性が感じられて、新鮮でした。陰陽座あたりに影響を与えていそう。
かなり濃いので時折「うわ〜」と思っちゃうところもありますが、「DOGMA」のヴァイオリンなんかは無茶苦茶かっこいい。
好き嫌いは分かれそうなバンドですが、なんかはまっちゃいそうな魅力があります。
屍忌蛇のギターに衝撃を受けた一枚。凄い。凄すぎる。心を鷲掴みにされた感じである。
屍忌蛇のギターとヴァイオリンの絡みが素敵。
Gargoyleの個性が爆発してます。
垂金権造 2007年12月28日(金)14時58分