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FORBIDDEN / BLACK SABBATH
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'95年発表。
『HEADLESS CROSS』を褒める声は多い。『TYR』を絶賛する声も多く聴く。『CROSS PURPOSES』を再評価しなければという声もある。しかし、本作に限っては語る者がいない。そんなに駄目な作品だろうか。
いいや。そんなことはない。確かに少々「ヘヴィネス」を意識した1曲目で、「あれれ、マーティンの持ち味を殺しちゃってる」と思う人は多いかもしれない。その第一印象が後々まで尾を引き、作品をトータルで考えた時に「今一つ・・・。いや、今三つくらいの出来か」という感想を抱くことになっているのかも。ICE-Tも参加しちゃっているし。でも、他の曲に関して言えば、先に挙げた作品群に収録された楽曲にひけをとらないものもある。本作だけが駄作扱いされるのは、なんとも納得がいかないのだ。
結局、少しばかりトホホなのはアートワークだけのような気がする。このアメコミ仕様の死神さんは、可愛いばっかりでサバスが体現している美しいHRにはそぐわない。

クーカイ 2003年1月14日(火)23時24分

ジャケットもお茶目と考えれば許せます(笑)
1曲目もICE-T氏が参加しようがヘビィなリフなのでOKです。
上記の方の仰るとおり駄作扱いはできましぇん。
柴が2匹(会社から) 2003年11月8日(土)16時32分

95年発表のこのアルバム以降、今日まで正規のニューアルバムは出ていない。
分かるような気がするな。 リフにも唄メロにもサプライズが無いもんね。
このアルバムでの「サバス探検」としては、まずは③のイントロのアコーステックの部分です
ね、「霧の中をフラフラと夢遊」しているような感じはアイオミならではです。本編が始まると
「・・・・Zzz・・」。④、この曲が好きな人には申し訳ないが、このアルバムやこの時代の
サバスとアイオミの「苦悩」の塊のようなイメージを強く受けてしまう。逆さまにしても1円も
出てこない財布に指を突っ込み無理やりかき回してるような。
⑤はソロの部分だけ「You Won't Change Me」を一瞬髣髴させてくれた。
⑧アイオミがタマに演奏する「明るめ」の曲調。彼の隠れた「十八番」です。アレンジも
まあまあで、このアルバムでは最も聴く曲ですね。
⑩Kiss Of Dethはまるで「Mob Rules」から抜け出してきたような曲です。このイントロだとやはりハマリ役
はDIOの方でしょう。そしてこのアルバムで1番の聴き所が中間のテンポUPする数十秒
です。というか、近年のサバスで唯一オリジナル期の「ゾクッ」とさせてくれるワンフレーズ
を弾いています。ほんのワンフレーズで、ギターも機材も違うのにこのほんの一瞬「マスター
・オブ・リアリティ」の「音」になります。他の曲の音とは明らかにここだけ違います。
「分かるかな〜」。

0フレット 2004年10月29日(金)0時50分

私の場合別に一曲目が駄目とかいう訳じゃないんですがトニー・マーティンのサバスに期待する路線とのギャップは確かに感じました。なので今までは 「駄作じゃないけど・・・」 って感じでそれほど頻繁に聴くことも無かったんですが最近何気なく聴いてみた所いろんな時代のサバスの美味しい要素がちりばめられているのに気が付いてじわじわとハマり始めました。

特筆すべきはこのアルバムでのトニー・アイオミの存在感の大きさ、唯一のオリジナルメンバーとして鬼神の如き演奏をしています。

※0フレットさん
不協和音のあと、1分30秒頃から始まるリフのことだと思ったんですがどうですか? 確かにここだけは往年のフレージングが復活してますね、これ聴いた時はちょっと鳥肌立ちました (笑)0フレットさんのご指摘が無ければ気が付かない所でした、ありがとうございます。
夢想家・I 2005年2月4日(金)0時1分

夢想家・Ⅰさん こん**は。

>不協和音のあと、1分30秒頃から始まるリフ・・・

?1分30秒ですか、あれ?「往年のフレージング・・・」ですから⑩Kiss Of Deth
の事ですよね。 それなら私が指摘した部分は、(私のPCでは)3:59から始まる
リフです。 ⑩Kiss Of Dethの事でなければ勘違いです。ごめんなさい。
0フレット 2005年2月6日(日)0時31分

連スレですいません。

夢想家・Ⅰさんの言われた1:30は③の事だったですねキット、ごめんなさい。

このリフは「古代妄想狂」似ですね。他のアーティストが演奏したらパクリ気味
ですが、元曲を作った本人だからOKですねー。
0フレット 2005年2月6日(日)0時41分

0フレットさん

すみません、パソコンの不具合でしばらく来れない間にレスをいただきましてありがとうございます。

結論から言いますと、私思いっきり勘違いをしておりました (汗) 、↑のは④だったんですが (フレージングがサバスクラシックぽいと思った) ⑩だったとは・・・まだまだ精進が足りませんでした。

⑩早速聴いてみたんですが 「おおーッ」 ってなりますね、 このアルバム過小評価だけどパーツ聴きすると おッ? っていうリフが結構出てきて侮れません。
夢想家・I 2005年2月20日(日)11時47分

『ジャケ絵 1曲目』と『2曲目以降』は別の作品と考えましょう(!?)。
神懸かった演奏は聴けなくなったかな。
音質が冴えない。音の空間的な広がりが感じられず、透明感も乏しい。この時期のサバスには欠かせない要素なんだけど。
頭文字T 2005年5月7日(土)0時38分

少しコメントに悩むアルバムですね。
悪くはないんです、ただ「名盤か?」と聞かれるとちょっと首を傾げてしまいます。
演奏自体は全体的にヘヴィネスで悪くないですが、
マーティンのヴォーカルに昔のような勢いが無いと言うか・・・。
ただその勢いの無さが、かえって各曲のイメージに合うと思います。
ちなみに僕はこのアルバムを聴いた後に、「THE ETERNAL IDOL」などを聴くと、
「おおー、マーティンがんばっているなー」という気持ちになるんです。
というわけで僕はこのアルバムに必要なのは「勢い」だと思います。
臣呼吸 2006年5月3日(水)0時10分

やはり「サバス=様式美」というイメージのリスナーには紆余曲折しながら聴くアル
バムなんでしょうね。
確かに「名盤」かといえば「NO」でしょうねー。

曲の良し悪し、の前にそれまでのアルバムに比べて「バンド」としてのバランスは
崩れてますから、マーティンのVoに? というのもその現れです。

どこがどう崩れたのか・・・。 答えは簡単です。

アイオミが本気でアイオミしてしまった為です。

過去のアルバムは「黒」くないメンバーの色にアイオミが合わせていた為、バンドと
してのバランスは取れていましたが、リーダーであるアイオミが一人「黒」の本領を
発揮してしまうと、こうなってしまうんです。

分かりやすく言うとですね。
このアルバムと「TYR」を比べて聴いてみるとよく分かります。
なるべくVoを聴かないようにして「Aメロ」のギターを聴けばハッキリ違います。
同じギタリストか?と思うほど。
「TYR」のバッキングは「あのBLACK SABBTHの」「リフマスターとまで言われた」
アイオミが弾くバッキングではありません。そこいらの新人にでも弾かせておけば十分
みたいなバックです。只、これによってマーティンが唄いやすく、次の展開に行きやす
い環境を作っていた訳です。

メンバー個々の個性は必要です。ただ、最終的に目指すところのカラーは同じである
必要性はあります。 個人の「技量」とは別にアイオミの「黒」に磨きをかける「引き
出し(アイデア)」をもっていないメンバーだったというのが見事に露呈してしまった
アルバムという事ですね。(残念ですが、コージーも含めてね)

臣呼吸 さんが感じた「勢い」不足。 プロとはいえ、所詮人間が作り、演奏するもの
です。 無意識ながら微妙なズレは、聴く者には伝わってしまうんですねー。



0フレット 2006年10月26日(木)0時54分

コージーパウエル参加のアルバムを集めていたらたどり着いた。書き込みの少なさ、周りの人達の評価の低さから、あまり期待はしていなかったけど、そんなに悪くないと思った。ヘビーな音が心地良い。ちなみにコージーの演奏は並でした。
COZYⅡ 2007年12月24日(月)11時47分

駄作という声が多いが、決してそんなことはないと思う。
粒ぞろいの佳作。様式美から、リフマスター復活への片鱗の見える作品です!
mamegoman 2009年5月20日(水)8時4分

曲は良いんだがヴォーカルの状態が良くない。
DIOあたりに歌わせればかなりグレードアップしたに違いない。実に惜しいアルバム。
駄作ではないけどサバスのアルバムの中ではだいぶ下のほうかな。
Dr.Strangelove 2009年6月15日(月)1時14分

久しぶりに引っ張りだしてきて聴きました。
HEAVEN AND HELLの「THE DEVIL YOU KNOW」を聴いてから
本作を聴くと、なんとなく納得出来る。
要は「DEHUMANIZER」以降、アイオミが目指した様式美サバスと
モダンへヴィネス/ドゥームの現代的解釈との融合、の過渡期に
ある作品だったのだ、と解釈したい。
この頃のサバスって、どうもロニー&ヴィニーと、トニー・マーティンが
出たり入ったりするタイミングが、「アイオミの演りたい音楽、
目指すサウンド」のタイミングとマッチングしてないのが聴き手を
混乱させた原因のような気がするんだが…。
だから、↑の方の言うとおり、本作をロニーが歌っていれば…は激しく同意。
たまたまipodで「THE DEVIL YOU KNOW」と本作をシャッフルして聞いて
妙に納得してしまったのだが、ファーストトラックの「ILLUSION OF POWER」
なんて、ロニーが歌えば絶対ハマるし、「Atom and Evil」と入れ替えて
聴いても全然違和感がない。
ただ「RUSTY ANGEL」はね…別の意味で衝撃的でした。
SAKIPAPA 2009年9月16日(水)17時21分

バーン誌ではとんでもない低い点数が付いてた記憶があるのですが、アイオミ節は健在。変なラッパーのプロデュースでの不安も杞憂でした。しかし音が悪い。特にダンボール音のドラム。でもプレイは最高です。KISS OF DEATHとかアプローチの仕方はすごいです。Rusty Angelのギターはホテイかと思いました。
TV CRIMS 2009年10月2日(金)12時28分

ちなみにコージーパウエルの最後の遺作はイングベーのマグナムオーパスですが、
このアルバムは最後から2番目です。
TV CRIMS 2009年10月2日(金)12時35分

これ良いと思うよ。
後期サバスの黄金ラインアップなんだから悪いわけがない!!
アイスTだかなんだかしらんが、どこに参加しとんの?って感じだし、アイオミ先生のリフも90年代じゃ最高レベルの冴えじゃない?
コージーも流石のドラミングでとにかく気持ちよく聴けるアルバムでっせ。
メタルKEISHOU 2009年12月6日(日)11時39分

このアルバムってマーティンさんが歌詞を思いつきで歌ったものじゃなかったですっけ?? そこでみんなの"??"が生まれちゃっているんじゃないっすかね??
歌詞の一行が長くなって、唄にパワーを注ぎきれてなかったという印象っす。
おしいけどかっこいいアルバム。
ひげ 2009年12月7日(月)22時51分

このアルバムってマーティンさんが歌詞を思いつきで歌ったものじゃなかったですっけ?? そこでみんなの"??"が生まれちゃっているんじゃないっすかね??
歌詞の一行が長くなって、唄にパワーを注ぎきれてなかったという印象っす。
おしいけどかっこいいアルバム。
ひげ 2009年12月7日(月)22時52分

すんませんかぶりました
ひげ 2009年12月7日(月)22時53分

今のところBLACK SABBATH名義では最後になっている、1995年発表の18枚目のオリジナルアルバム。
ラインナップはあの超名盤『TYR』と同じで、アイオミ・マーティン・コージー・ニール(+ジェフ・ニコルズ)。
ってなわけで、そう、メタルKEISHOUさんのおっしゃるように、悪いわけがないぃ〜!

楽曲は基本的に前作と同じ方向性ですが、それまでのマーティン在籍時の4作と比べると荘厳さは薄れて邪悪さを取り戻してるかな。
前作ではちぐはぐさも感じたんですが、今作は黄金ラインナップということもあって、バンドとしてうまく噛み合ってると思いますね。
こぢんまりとまとまってる感もありますが、相変わらずの良作でしょう。
超名盤とまではいかないにしても、やっぱこういうの大好きだわ〜!

もちろん、コージーのドラミングも気持ちいい〜!
この音質、自分はすごくいいと思いますよ。
マーティンも、少し物足りなくはあるものの、良い歌唱を聞かせてくれてますよ。

まだ全部のアルバムを聴いたわけではないんですが、ホントに最後までサバスは外れがなく安定した素晴らしいアルバムを作り続けてくれるなぁ、と感じます。
現在はロニーを迎え入れてHEAVEN AND HELL名義で活躍を続けていますが、もしこの体制のままサバスが続いていたらどうなったんだろう。そして、それを聴いてみたかったな・・・。
後追いの自分が言うのもなんですが、そう感じさせるようなアルバムです。
ムッチー 2010年1月1日(金)15時0分

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