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PREDATOR / ACCEPT
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ACCEPTのラストアルバム(のはず)。「再結成後の奴らはもう終わってた」「モダン・ヘヴィネスに転んだ奴らのアルバムなんぞ興味なし」って人も多いかもしれませんが、先入観なしで聴けばかなり良いアルバム。
前作『DEATH ROW』を全体的にレベルアップさせたような出来です。
激しさ、重さはそのままに、今回はよりメロディアスになっています。って言っても美しい哀愁のメロディーということではなく、印象に残るフレーズみたいに捉えてください。あくまで「漢の硬派メタル(笑)」ですから。前作はリフ先行の感が強かったですが、今回は自然にメロディーが融合していて、このスタイルでのACCEPTの完成形と言ってもいいと思います。
曲がなかなかバラエティ豊かで、しかもそれぞれキャッチーで良いんですが、特筆すべきなのはベースのピーター・バルデスがヴォーカルに参加していること。(5)「LAY IT DOWN」ではウドと分け合って、(6)「IT AIN'T OVER YET」ではメインヴォーカルとして歌っています。これがなかなか味があるブルージーな歌声で、SPIRITUAL BEGGARSあたりで歌ったらかっこいいかも。
ウドがどうしてもあの声なので、画一的になりがちなところを、ピーターが歌うことがいいアクセントになっています。まあ人によっては余計に感じるかもしれませんが。
実験的なことも色々やっています。従来の彼らのスタイルからはみ出すことも恐れず前進してますね。とにかくこのアルバムは1曲1曲の個性が際立っているので、飽きずに聴くことができます。反面「これ!」という名曲のないのも確かなんですが。
この作品によってACCEPTにはまだまだ新たな可能性が残っていることが明らかになったわけで、この先の彼らを聴いてみたかった気もします。でも余力が残っているところでの惜しい解散の方が、思い入れを保つためには良かったかも。昔の自分達のスタイルをなぞるだけの後ろ向きな方向に戻らなかった点も、個人的に評価したい。
ラストを飾るにふさわしい佳作。
うにぶ 2003年1月21日(火)1時55分

このアルバムって、解散ライブの会場(大阪)で買ったんですよねー。買うとついてくるサイン色紙欲しさに…。
前作DEATH ROWを聴いてACCEPTは終わった…との思いでライブにいくのもギリギリまで迷ったんですが、
やっぱり行ってよかったとの思いが今も残っております。
本作は、キチンと作り込まれており、従来の音楽性も戻って来ていて、新旧のACCEPTを上手く組み合わせた好盤に仕上がってますが、
そこには、ウルフ、ピーターVSウドの対立の図式がクッキリと…。
ライブ会場は10日程前のROYAL HUNTは超満員だったのですが、当日はその半分以下で物凄いシヨックだったのを覚えています…。

オカケン 2003年2月16日(日)0時24分

内容より、憤死のほうがインパクト強し。
>オカケンさん、俺も大阪のラストライブいきました。
アンコールにいくらACCEPTコールをしても出てこないメンバーに、
「ACCEPTはもう終わったバンドだった」ことを痛感させられました。
苦い思い出のアルバム。
聴きたかねえ。
けんしょー 2004年3月24日(水)1時28分

路線としては前作 「DEATH ROW」 からの延長線上にあたるアルバムです。

グルーヴ感を前面に押し出した作風は "へヴィメタル" と言うよりはむしろ "へヴィロック" と言いたくなる質感で 「DEATH ROW」 よりも楽曲の質も若干UPしてますがアルバムの顔になる突出した出来の曲が無いのが本作の弱点と言えます。

リリース当時は酷評されましたが今の耳で聴くと結構カッコイイと思える部分も多くなかなかの力作だと思います。
夢想家・I 2005年8月15日(月)22時18分

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