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FOREST OF EQUILIBRIUM / CATHEDRAL
私にとって、CATHEDRALと言えば、この1stです!!
久々に「なんじゃこらっ!」と、センセーショナルな作品に巡り合えたといった感じでしたな。サバスからメタル界にどっぷりとつかるようになった私にとって、1991年のこの作品は、「メタルとは何なのか」、私が見失いかけていた本質を目覚めさせてくれました。NWOBHMから、LAメタル、スラッシュ・・・とHR/HMはその主流が移り変わって、そろそろスラッシュ・メタルが世間一般では下火になってきた頃、この作品と出会いました。私は歳を取るとともに、デス・メタルというより過激なものを求める一方で、より遅く、ギターのひずみや、ベースのウネリが信条の重く、暗いものも、同時に求めるようになりました。
世界最速から世界最遅へ…リー・ドリアンって最高ですね、まったく。その極端さだけでも素晴らしい。ましてや最初にそれをやって、なおかつクオリティも高いときてるから脱帽です。(でも一般には初期ナパーム・デスもカテドラルもクズ?)
さてこのアルバム、ひたすらおそ〜く、おも〜く、陰鬱で不気味という素晴らしい内容です。
ドゥーム・メタルのアルバムに何を求めるってそんな…遅い、重い、暗い。これしかありません。
故に私はこの1st『この森の静寂の中で』(いいタイトルだ!)と6th『ENDTYME』が彼らの作品の中でワンツーフィニッシュな名盤だと思っています。
他の作品も嫌いじゃないんですが、やっぱり基本はこれです。
一応フォローしておくと、この作品は別にスローなヘヴィ・リフが延々入ってるだけじゃなく、ブリティッシュ・ハード・ロックの薫りが色濃いし、プログレ/フォーク/トラッド系の要素も多少あり、多様で味わい深い内容になってますので、単調なだけじゃ嫌っていう人も安心して(?)手を出してください。
慣れると気持ち良いですよ。
もちろんドゥーム・メタル/スラッジ・コアが好きな人には必聴盤でしょう。
ギターの音が、「うべぇぇぇぇぇぇ」と唸ってるように聞こえる。
はっきり言って、リー・ドリアンって何なのか、分からない…
リー・ドリアンのボーカルは、まだまだ荒削りのようですが、曲は素晴らしいです。このアルバムとENDTYMEを聴くと、リー・ドリアンがTEETH OF LIONS〜であんなに過激なことをやっているのに納得できます。CATHEDRALで最もヘヴィなアルバムですね。
超スロードゥームの1stでしょ、やっぱり。
呪術を思わせるヴォーカルと陰鬱でどこか神聖な雰囲気が他のドゥーム作との大きな違いだ。
湿り気を感じる歪みというよりは、メタル然としたギターでスローな曲をやっとります。
もっとカビ臭くスローな路線を貫いて欲しかったが、次作からだんだんとドゥームの魅力が薄れていった。
気持ち良すぎる1枚。
よくわからん。
衝撃の1st。
陰鬱に引き摺るスローヘヴィドゥーム。
リフの響きが妖しげで、リー・ドリアンのヴォーカルと相俟ってなんともいえない空気をかもしだす。
まだゴシックもドゥームもジャンルとしては未分化だった時代なので何となくゴシカルなムードもある。
個人的には2nd以降のグルーヴィな路線のほうが好みだが、聴き返してみて本作のインパクトはやはり絶大であるなあと再確認。
めちゃくちゃスローな曲ばかり。
本当にあのリー・ドリアンが作ったバンドか?と疑いたくなる1stアルバム。
しかしこのアルバムにある湿っぽく、埃臭い美しさは2ndアルバム以降には見られない。
ヘッドホンでリフをじっくり味わうのが楽しみだった頃がある(笑)
めちゃめちゃ聴いた一枚。よって2ndの変貌振りには激しくしショックだった…。当のcathedral自身がこの1stの持っていた何かを越えられていない気がする。
紛れもなくヘヴィなドゥームではあるのですが、個人的にはとてもバランスがよいです。他のドゥームバンドもちらほら聴いたんですが、どうもアルバム全体似たり寄ったりで一本調子な感じがするバンドが多かったのですが、このアルバムはもちろんヘヴィで陰鬱なドゥームなのだが1曲1曲違うのがなんとなく分かるので飽きないですね。
2nd以降のノリの良いハードロックも、TEETH OF〜のような暗黒で超破壊的なドゥームもよいが、1番聴き浸れるドゥームはやっぱこれ。
世界最速の男が結成した世界最遅のバンドデビュー作。
カビ臭い雰囲気がとても良い。いつまでも聴き続けたくなるアルバムです。
退廃的な雰囲気満載な1st。やっと手に入れました。
これはまさにドゥームですね。
後期の作品はどちらかというとヘヴィロックな感じもするのでドゥーム、ドゥームを求めてるんだーという人にはやはりこちらをおすすめします。
確かに1stを聴かずにドゥームといえばカテドラルでしょ、と言ってはいけない重要作品です。
ギターの音だけでなく空間そのものが歪んでしまうような感じです。
梅雨時に聴くと腐食度アップ、な気がする。
じめじめした森の中を想像させますね。
こういう感覚を味あわせてくれるのは、このアルバムだけだと思います。
ドラッグ的な陶酔感はありませんが、なかなかカッコいいです。
ドゥームファンは必須、スラッジファンはそうでもないかな。
最初は遅すぎてサッパリわけわかんなかったんだけど,
いろいろ聴いてから戻ってきたら,ものすごくカッコイイじゃないですか!!
静寂なのにヘヴィだ,なんなんだろこれ。歪んだ音がそう感じさせるんだろうか。
THRAX 2005年11月2日(水)12時46分
当時初めて聴いたときはかなりショックを受けました。
僕にドゥームメタルへの扉を開いてくれたアルバム。
鬱々としててとてつもなくヘヴィで、ずっと聴いてると気が滅入りそうになる寸前に快感に変わるという稀有な作品。
2nd以降はリー・ドリアンの歌の下手さが気になって落ち着いて聴いていられないというのが正直な感想ですが、このアルバムだけは別格です。
ドゥームメタルに興味があれば、やはりこのアルバムから入るのが正解。
すげー、遅くて長いのに全然飽きないよ。鳥肌立ちっぱなしだ。
音量全開にして身を委ねると気持ち良いですね〜♪
この不可思議な感じがアルバムのジャケと合ってます。
ギターのゆるい歪んだ音が心に染み入るっす(泣
こういうのもいいもんだなぁ〜
アンソニー 2005年12月8日(木)22時19分
初めは無理でしたね〜。なんて遅くて単調なんだ!
でも一旦ドゥームにはまってしまうと・・・なんて素晴らしいんだ!
改めて聴いてみるとシンプルなのに何だろうこの不思議な音世界は。そんなに音が重いわけでもなくおそ〜いテンポと歪んだ音にリー・ドリアンの奇妙な歌いまわしが絡んで。Khanateとか聴いて、何だ、Cathedralなんて大して遅くないじゃん!なんて思ったもんだけど、なんか実際の遅さとは無関係に、遅いと感じさせる何かがここにはあるね。
2ndを聴いて気に入って買った1ST。
いや〜いいですね。
引きずりまくるスロ-リフ、森の中に居るかのようなダ-クさ。
重、遅、なだけでなく時折聴かれるメロディアスなGがいい仕事してます。
捨て曲無しの一枚。本当に何度聴いても飽きない。
湘南メタル 2006年3月25日(土)19時20分
ヘヴィなギターリフが気持ちよすぎ!鳥肌もの。
全体に立ち込めるアングラ臭がその後の作品群とは一線を画している。
他の皆さんの書き込みにもある、「カビ臭い」という表現が一番しっくりくるなぁ。
ナパーム・デスの流れで初めて聴いた当時は、あまりの遅さ、陰鬱さに拒否反応が出たもんだ。
今は勿論中毒です。きもちいい〜
発売してからもう15年か。
初めて聴いた時の衝撃は忘れられない(CDなのに、回転数間違えていると思った)。
聴けば聴くほど味が出てくる、スルメのようなアルバムです。
マニアック 2006年7月13日(木)21時52分
★ オレ的世界遺産(ロック部門)認定No.020 ★
後のアルバムと比べると音圧がかなり弱めだがドゥーム・メタルと言うサブカテゴリを完成させたアルバム。
アコースティックギターを積極的に取り入れるなどのスタイルも完成している
最高傑作
音圧が少なく、薄い感じだが、内容は間違えなく現代ドゥームメタルの祖、といった感じだ。全体的に暗黒的な雰囲気でドロドロしている。
ドゥームとは何か?の答えの1つが間違えなくこのアルバム!!!!
コレはいい。コレの次も悪くない。 6枚目(だっけ?)もかなりイカしてる。
スレイヤーの初期作品を聞いた後にこのアルバムを聞くと、耳が遅さについていけず、
つんのめってしまいます。
なんだかイケないものを聞いている雰囲気がプンプンの、暗く沈み込んだ世界が後を引きます。
発売当初、ラジオで伊藤政則氏がこのアルバムを夜中に聞いていたら地震がきて、とっても
怖かったと話していたのを今でも覚えています。
ほんと、夜中に部屋を暗くして聞いていると、自分の後ろに何か立っている気がしてくる感じがしますよ。
カテドラルは1stが最高。
ぶっちゃけこれ以外は大して好きではない。1曲目が大好きです。
ドューム万歳\(^o^)/
ドュームは理解するもんじゃない。雰囲気を楽しむものだよっ!