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AROUND THE NEXT DREAM / BBM
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ナイトドライブに最高のお供、その2。(その1は僕の発言から検索してね。)
CREAMの3分の2とゲイリー・ムーアが合体した、ブルーズロック・プロジェクト。
「WHITE ROOM」そっくりの①には驚いたが、クリームのような「壮絶な即興の応酬」という趣はなく、非常に渋いロックをじっくりと聴かせてくれる。
「渋い」という言葉に騙されて「退屈」な作品を掴まされる事はよくあるが、この作品は退屈とは無縁。やはり随所で出現するメロディのよさと、ジンジャー・ベイカーの心地よくスウィングするリズムのおかげか。ジャケットで確認する限りでは、ほとんど点滴と杖が似合いそうなぐらいのよぼよぼおじいちゃんに見えるが、この人は本当に凄い。
ゲイリーのプレイは楽曲を重視してか、若干抑え気味。しかし音数は減ろうとも、放つオーラは変わらないし、他の誰かで代役が務まるようなプレイでもない。

大人のための、贅沢なアルバムである。
H・W 2003年2月7日(金)14時28分

たしかに渋い…けれど心地良いですね。これ聴いたのまだ10代の時でしたが(笑)一発で気に入りました。大人から若造まで、おっけーです。
ブルーズ色の濃いロックが好きな人なら、間違いなく気に入るでしょうね。
多少は控え目とはいえ、ゲイリー・ムーアのギターは相変わらず目立ちまくっているので、それほど地味な印象もないです。
全体的にメロディが充実しているので、退屈せずに聴けます。といっても、泣きに泣きまくるというよりは、じっくり落ち着いた曲ばかりですが。
私はクリームをまともに聴いたことがないので、正直リズム隊の凄さは実感できないのですが、気持ち良いプレイだなとは思います。
メンバーの名前ほど派手ではないですが、味わい深いアルバムです。
うにぶ 2003年2月15日(土)0時33分

HR/HMのモダン化・グランジ化著しい時期に出た英国親父のいぶし銀の味を見せつけた1枚。
でもまあ、このくらいの人達になると何が流行ってようが知ったこっちゃないわな。
余裕たっぷりのブルーズロックです。
こういうのってええなあ。落ち着くわー。
ブルーズといっても土臭さはあんまりなくて都会的な雰囲気がするのは英国だからかな?

余談だけど「白昼夢」という邦題をつけたレコード会社担当者にも拍手。
GEORGE 2003年12月11日(木)23時59分

正直、J・ブルース、G・ベイカーに並ぶと、すでに良い御歳を召されたG・ムーアが小僧に見えるの
には笑いましたが、とんでもなく男らしいサウンドですね。60年代の空気を再現しつつ歳相応の貫禄
のあるプレイはまさに職人芸と呼んでも良いかと感じます。ブルースロックこそハードロックの元祖で
あると主張しているかのような余裕のある演奏が楽しめる1枚ですね。残念ながらライブはキャンセル
が続いたようですが、かなりの即興も聴けたはずで是非ともオフィシャルライブの発売を希望します。
柴が2匹(会社から) 2004年5月5日(水)11時42分

なんというか、曲が呼吸してるな、という印象です。
この面子ですから当時の流行には影響されない、じつに落ち着いた、アダルトな味わい。
単にルーツ回帰というのではなく、現役親父(おじいちゃん?)による頑固一徹な意思表示。
意味深なタイトルに「白昼夢」の続きを待ち望んではや幾年。
いつまでも聴ける、もしかして年をとるごとにテーブルに乗る機会が増えそうな名作です。
けんしょー 2004年8月27日(金)1時45分

自分のような若造からするとJ・ブルースとG・ベイカーのグルーヴというのは、混然となったうねりにうねるグルーヴというより、
あくまでさらっと紳士然としたグルーヴというか、すごくスマートに感じます…
(これが60年代の空気なんでしょうか??自分にはちょっと分からないけど…)
…ゲイリーのギターは勿論素晴らしいです。
力強いトーンですが、あくまで曲に寄り添うように渋くキメてくれます。この人のギターは本当にたまりません…
たった一ヶ所のクォーター・チョーキングをとっても「やっぱ、うまいなー」と聴き惚れてしまうぐらい。
個人的にはごくごくシンプルな曲調の方が好みなんですが、メロディやアレンジのほうに気を使った曲も結構あって、
それほど「取っ付きにくい」という印象はないかもしれません。
酒とバラの日々 2005年3月3日(木)18時33分

ビッグネーム3人が勢ぞろいしたのはいいけど、自分としてはシンプルなブルーズロックで統一してほしかった、という気も。
「何でこの3人で?」というメロディアスなバラードも収録されています。こればかりは好き好きなのですが。
しかし、ゲイリーのギターは素晴らしいです。大御所たちとのプレイなので若干遠慮はしているのかもしれないけど、
それでもともかく押しが強くて自己主張の激しいプレーです。特にソロプレイになるとホントにハズレがありません。
星影のステラ 2006年11月2日(木)17時59分

今でも忘れない1994年の夏。ラジオのパワーロックトゥデイからドニントンのモンスターズオブロックのツアーに応募した。一緒に行った人たちも楽しい人ばかり、モンスターズの方もプライドアンドグローリー・エクストリーム・セパルトゥラ・パンテラそしてゲットアグリップを出したばかりのエアロスミス等が出演し最高の思い出となった。
しかし最大の衝撃はフェス翌日にいったブラクストンアカデミーでのこのBBMのライブだった。ゲイリームーアとは、こんなにうまい(いや、すごい)ギタリストだったのか?と心底驚いた。自分は楽器を操れないからどうしてもわかりやすいものを求めてしまい、黒人のバックグラウンドから入らなければいけないブルーズが聴けるようになるまで時間がかかった。故に直接ブルーズの影響を受けているクラプトンを好きになるのにも同様の期間が必要だったが、このBBMのようなブリティッシュブルーズやブラッククロウズが仲介役になってくれたのが縁で今ではいろいろなCDをかけて適当に幸せになれている。いい時期に最高のバンドに出会えたものだと思う。
蚤の市 2007年10月9日(火)0時5分

ロックレジェンド二人を従えたゲイリーの夢の邂逅。オープニングのホワイトルーム風の曲に思わずニヤッとしてしまう。よくぞ結成してくれたというべきユニット。新生クリームといっても過言ではないだろう。それだけに一作のみというのは悔やまれるが、確かな名盤を残してくれた。
花形の蓮ちゃん 2008年6月3日(火)19時48分

CREAM-ERIC CLAPTON+GARY MOORE=GOOD!
だいたいそのメンバーからイメージされる通りの音ですね。
ブルージーで深みのある音楽です。
こういう渋いのもいいなぁ〜。

ヴォーカルはジャック・ブルースとゲイリー・ムーアでほぼ半々でとってます。
ふたりとも声質が似てますが、いい声ですな。

ゲイリーも弾きまくるところは弾きまくってます。

中古で安く並んでるのをよく見かけますが、買い、ですよ。
このメンバーを見て「おっ!」っと思った方の期待を裏切るようなアルバムではないはずです。
ムッチー 2009年4月14日(火)8時23分

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