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TO THE POWER OF TEN / PRAYING MANTIS
我らがゲイリー・バーデン参加アルバム。
彼らのアルバムの中では、捨て曲の多さとその捨て曲のどうしようも無さからクォリティの低いアルバムとされていますが、
やはり手が伸びてしまうのは、多分俺が無意識的なゲイリー・バーデンの大ファンだからであろう。
別に透明感のあるボーカルが絶対条件であるわけでもなく、
音楽的なマッチングとしては、MSG同様悪くないと思っている。
Don't Be Afraid of the Dark
Bring on the Night
Welcome to My Hollywood
Victory
Only the Children Cry
この辺りは彼らの代表曲の中に並べても見劣りしないでしょう。
Bring on the NightのPOPさを抑えて哀愁に振ったようなメロディラインはMSG時代から通じるゲイリー節と言え聴き所。
良い曲は有るんですが...。まあゲイリーのFanや、熱烈なMantis Fanには必携、なのかも。僕も持ってるけど、プレーヤーに乗る回数は少なかったです。
そして、何故このラインナップでライブを録音したのか。やはり不思議に思います。僕だけ??
そもそもカマキリにゲイリーが入ったこと自体が“違和感"だった。
その“違和感"を何度も咀嚼し反芻したことで出した結論が
“心の名盤"である。
典型的なカマキリSONGの①④⑧⑨が良いのは勿論のこと
LIONHEARTのメロディーにゲイリーの歌メロが載る⑦
カマキリ版“Cry For The Nations"な②、
“Never trust a stranger"と同等クラスのバラード⑤
マイケルシェンカーにギターを弾かせたい⑩⑪
コージーにドラムを叩かせたい⑥
と名曲目白押しなのだ。(ありゃりゃ?抜けてる曲があるゾ)
この後でたライヴ盤はゲイリー、カマキリファンの私でもちょっと辛いが、このアルバムはゲイリーファン、カマキリファンの両方を満足させるアルバムだと思ってます。
ゲイリーファン(居ると思う)はもちろん、初期MSGファンの方には間違いなく名盤です。
よくゲイリーの歌メロは良いと言われてるが、本作もMSG時代の楽曲に負けず劣らずの出来。
ゲイリー 泣きのギタリストに駄作なし!そういえばステートトゥルーパーも泣きのギターです。
1曲目から鳥肌出ますよ〜
GARY・BARDEN(vo) (MSG→STATETROOPER→PRAYING MANTIS→SILVER‐STATETROOPER‐ソロ)
DENNIS・STRATTON(g) (IRON MAIDEN→PRAYING MANTIS)
TINO・TROY(g) (PRAYING MANTIS)
CHRIS・TROY(b) (PRAYING MANTIS)
BRUCE・BISLAND(dr) (WEAPON→WILDFIRE→STATETROOPER→PRAYING MANTIS)
もったいないオバケが出そう…ホントにもったいない。
もっと上手く料理すれば、名盤ともなり得た一枚だと思う。
実際、①②④⑧⑨などはマンティス節な中々の名曲。
⑤のバラードはゲイリーには合ってないけど曲自体は良い(アレンジも良くないかな)。
⑩もアレンジ・ミスかなぁ〜、曲自体は中々。
⑪は確かに、ひょうすべさんの言われる通り、アレンジ変えてマイケルにでも弾かせてみたい一曲。
他も、日本のファン(マニア)が彼らに望む楽曲かどうかを抜きにすれば、まずまずの楽曲…。
いずれにせよ「日本市場以外でも売れたい」と願ったバンドの想いが、音楽的な迷いとなり、結果、作品に散漫な印象を与える結果となってしまった。
楽曲の統一感、アレンジ、アートワーク、…日本人に受けるマンティス的美的センスのもとに作り上げれば、相当な名作になっていた可能性も。
そう思うと、思わず「もったいない」なんて呟いてしまうんですよ。
もちろん彼らの傑作といえば『A CRY FOR THE NEW WORLD』や『TIME TELLS NO LIES』といった泣きメロ満載のアルバムであるわけですが、ちょっと本筋から外れたこのアルバムも捨て難いのです。
らしくないいくつかの曲がアルバムを散漫にし、ヴォーカルが評判の悪いゲイリー・バーデンということで、ファンには辛い作品かもしれません。
でもどうしても憎めない。いやそれどころか、実はPRAYING MANTISのアルバムでは最も聴く回数の多い作品だったりします。
ずーっとマンティス節じゃ飽きちゃうところを、雰囲気の違う曲がほど良く気分転換させてくれるせいでしょうか。
正直言って、テンプスのカヴァー③を除けば(バンド側も、入れたいのなら曲順的に最後にボートラとして入れるべきだった)文句のつけようもない名盤でしょう!
上のひょうすべさんも書いておられますが、③以外は全て名曲or佳曲なので事実上捨て曲ナシです。しかも音質良しアレンジ良しで、ゲイリーのヴォーカルも力を抜きつつココロを込めて歌ってる感じで胸を打たれます。全曲歌謡曲的なお約束メロディじゃなきゃ満足できない人はともかく(上のうにぶさんも書いてらっしゃるように)、このアルバムはゲイリー・ムーアで言えば「AFTER THE WAR」のような“クオリティの高い楽曲だらけで、かつ曲調が適度にバラエティに富んだ名盤"である。
ゲイリーバーテンって…何故?
いい曲揃っているのに…もったいない
ドゥギーホワイトに歌いなおしてもらいたいよ
もっと高い評価を得られるべきだよ
前作が大傑作だっただけに、若干落ちると批判が出てしまうアルバム。ゲイリーバーデンのボーカルはMSGで聴き慣れているので、まったく違和感は無い。メロディアスさは損なわず、素晴らしいアルバムだと思います。
追記ですが、確かにゲイリーバーデンとマンティスは、合っていないような気もします。MSGを聴いているみたいです。
でもけしてゲイリーバーデンが下手な訳ではありません。ライヴでは酷いらしいが…
このぐらいなら許せます。じゃなかったら、コリンピールの後に入れるわけない。
私の趣味からいくと、PRAYING MANTISの音楽性は微妙なところにある。
この前の作品は、巷では非常に評価が高く、メロハーの超名盤と
言われている。
しかし、私にとっては、いまいちである。
ベタベタしすぎて、女々しいからだ。
この作品も、当然その流れを汲むものであるが、そこにゲイリーバーデンが
加わることで、男っぽさ、というか、タフさ、骨太さが感じられる。
私にとって、その要素は重要である。
要所要所に、アメリカンハードロックに通じるようなタフさが、
強調されていて、非常に印象度の高い作品に仕上がっている。
そういうドライな中に、MANTIS特有の哀愁メロディが溢れる、という
聴き方をすると、これは本当に名盤と言える作品だと思う。
メロディは全曲優れている。さすがである。
私のように、マンティスはベタベタしすぎて嫌いだ、という
リスナーも、シェンカー・ゲイリーコンビのMSGが復活したこの機会に
ぜひ本作を聴いて欲しい。
ゲイリーバーデン参画の作品に駄作なし。これは紛れもない事実である。
MSG,STATETROOPER,PRAYING MANTIS,SILVER,復活STATETROOPER、
そして自身のソロ作、と。
あらためて高く評価したい男だ。
NWOBHMの流れから出てきたとは思えない
哀愁の叙情的なメロディにポップセンスが加味した独自の路線を披露しマンティス節を確立、1stアルバムとしては高い完成度を誇る内容となっておりファンなら押さえておかないといけない好盤です
Victoryは超名曲でしょう。ゲイリーのVoもはまってると思うな。
Only The Children Cryはマーク・トンプソン・スミスの方がいいけどね。
とても素晴らしい作品だと思う。
ぜんせん物足りないとは思わない。
聴き手が疲れない、悪気の無いHRがとても気持ちよい。
たまに引張り出して聴くこともあると思う。
ゲイリーはシェンカーとやっていただけある…と思った。
心の琴線に触れるものがあった。
もっと評価されてもいい作品だと思う。
ゲイリーはこのアルバムで本格的に復帰し、
結果的にMSGに復帰したことを考えると、
マンティスの功績は大きいですね(´∇`)
評価が低いみたいですが、こういうカラーもありだと思うけどなぁ〜
ポップだけどいい曲多いですよ。
今日、久しぶりに聴いて、改めて良いと思いました。
私は、ゲイリー バーデンファンなのでこれしか持っていませんが、バンドとの違和感は特に感じません。
マイケルとの相性に比べると少し落ちますが、このアルバムに参加するまで、シンガーとしては、少しお休みしていたことを思えば、これ以降コンスタントに活動を続けマイケルと再び組めたことを考えると、↑の仰る通りこのアルバムにゲイリーを起用した事実は重要です!!!
一回がっかりしてからもう一度聴くとV字回復が大きいという、結構ありがたいアルバム。
このバンドの場合、その音楽性以外に愛される要素として「何となくメンバーのおっさん臭さ」が挙げられると思いますが、そこにあのどこか憎めない気のいい親父、ゲイリー・バーデンが加入したわけで、本作は魅力倍増となっております。適度に低いコーラスとか、本当おっさんの魅力って感じ。
さすがにメジャー化を図っただけあって、ミドルテンポやバラード系の曲の出来はマンティス史上でベストかもしれない。ブルース・ビスランドのドラムもベストかな。
テンプテーションズのカバーがどうしても人気無いみたいだけど、僕は大好きです。
「WELCOME TO MY HOLLYWOOD」はさすがのマンティス節。センス良いなぁ。