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CAUSE OF DEATH / OBITUARY
もっともobituaryらしいCDです.買って聞いて損はしません.このCDは,かなりテクニカルなものであり,特にguiter,drumerのレベルは高いです.もちろん,john tardyの個性的な歌声がもっとも凄いところですが.area51は,このCDを寝る時,起きた時によく聞いており,とても落ち着けて,また,躍動感がでてきます.obituaryを知りたいと思った人は,この1枚を聞くだけで十分です.
まんぞうの知る限りOBITUARYは最も遅いデスメタルバンドである。速いパートに入った時、その真のカッコ良さが発揮されるのだと思うが、そんなトコロは、この2ndでいよいよ確立されている。ジョンのお馬鹿なデスヴォイスも本領発揮。一般人が真似したらノドの病気になります。
そういや最初に買ったデスメタルのアルバムって、これだったなぁ…。
いきなりこれだったから、むやみに手を出す類いの音楽じゃないなと、そのころは思い知らされました。
オビチュアリーが最も輝いている作品はコレと思う。
スピードの緩急が絶妙、デスヴォイスがとても効果的に引き立てられています。
このアルバム、ケースだけで中身がどこかへ行ってしまった・・もう一度欲しいと切望する今日この頃ッス。
この作品、もしくはThe end completeが最高傑作だと思う。
Obituaryの魅力は、音圧こそ控えめながら芯のある硬派なギターの音、独特のテンポチェンジ、迫力あるヴォイス、激しすぎないタイトなドラム、超高速のギターのキザミなど盛り沢山。
前作ではやや混沌としてた曲構成がもっと練りこまれて、楽曲がかなり高水準だと思う。
過度にヘヴィだったり速かったりしないので、とても聴き易い。逆に、地味に大人しいギターが独特な緊張感ある空気を創り出していると思う。
この頃のデスメタルは、速さ一辺倒ではなく、きちんとスローパートを効果的に使っているから好きだ。
わからん
piro 2003年10月19日(日)16時42分
既に書き込んだ人は触れてないけど、この2ndはデス/スラッシュ畑の凄腕ギタリスト、ジェイムズ・マーフィーが唯一参加したアルバムです。
他のアルバムと比べて、ギターソロのレベルがこのアルバムだけ飛び抜けて素晴らしい。
陰鬱ながらも美しく流麗なそのメロディラインは必聴で聴いていてゾクゾクします。
ミドルテンポでのヘヴィなギターリフのグルーヴと、ジョンの喉を切り裂くような咆哮が魅力的なバンドだけど、このアルバムはギターソロも1つの売り。
最高傑作です。
スローパートとファストパートの対比を生かした作風が光ってますが、まだ普通の黎明期デスメタルっぽさが残ってますね。
しかしこの頃からジョンののたうつような声はすでに確固とした個性を主張してます。
それともう一つ、スローパートで漂う腐臭も彼らならでは。
この腐臭がたまらなくいいのよ。
別に猛スピードで突進しなくとも“デス"メタルはできるのだ。
JamesMurphyが参加して制作された名作として名高い2ndアルバム。
彼らしい美しいメロディとOBITUARYのどろどろした重く引きずるようなメロディのバランスが最高。
個人的には1stのほうが好みだけど、コレも充分傑作でしょう。
個人的にはファーストアルバムが一番好きだけどこのアルバムも
好きです。ジェームズマフィーはカッコイイですね。
Allen West(G)が脱退し、その後任としてJames Murphyが加入した2ndアルバム。
それまで重く絡みつくようなOBITUARYの音であったが、彼が加入したことにより煌びやかなソロが散りばめられていて絶品の音になっている。
ただし、個人的にはそれまでのOBITUARYの音はもはやデスメタルとして完璧だったため、そんなに好きなアルバムではない。
でも聴く価値は充分にある。
当時前任のリードギターが脱退して
ほとんどの曲をリズムギターの方がバッキングリフで作った曲で、
その後にジェームズマーフィがソロを無理矢理入れたという感じなので
多少、空白やひねりの効いてない部分がありますが、
ヴォーカルのデスヴォイスとマーフィのギターソロ、
トレヴァ-のもっちりギターが癖になると不思議にハマる作品。笑
1990年リリースの2nd。
1stに比べ曲が整理されて聴きやすくなったOBITUARYの代表作。
当時絶頂期で脂が乗っていたジェイムズ・マーフィーが参加した唯一のアルバム。
マーフィーのソロは基本的なメロディを予め考えた上でのアドリブで、メロディアスかつスリリング。
タイプは違うが、クリス・ポーランドと同様にプリングとハンマリングを多用するスタイル。
滑らかなフレージングが耳に優しい。
ジョン・ターディのヴォーカルが耳に優しくナイのでこれは見事なコントラストです。
"cause of death"から"memories remain"に曲が変わる瞬間がかっこ良すぎて何度聴いてもゾクゾクします。
"circle of the tyrants"はCELTIC FROSTのカヴァー。
あとどーでもいいけどベースの奴の額、狭すぎ。
もっとスピードを求めて買ったから当時はダメだと思った。
白薔薇譲二 2005年12月27日(火)23時37分
ボーカルと演奏のかっこよさが見事にマッチしてるいいバンドだ
と思いました
遅いデスメタルということで恐る恐る聞きましたが、普通に
かっこいい感じだ
DEICIDEやCORPSEを聴いて「デス・メタル=早い」と短絡的に考えていたので、最初はOBITUARYのスローテンポの良さが正直わかりませんでした。けど、せっかく買ったんだからと耳を通すうちに動機のバンドとは一味違ったかっこよさに気がつきました。デス・メタルに早い遅いは関係ない、そう教えてくれた一枚です。
「OBITUARYの新作『XECUTIONER'S RETURN』に、ラルフ・サントーラ(G)参加!」のニュースを聞いた時は、喜び勇んで
輸入盤ショップに走ったものだが、実際のところ、あの作品におけるラルフのGプレイは、フラッシーではあるものの、
こっちが(勝手に)期待していたような濃厚なメロディは控えめで、バンドに遠慮したのか、それともOBITUARYの強烈な
個性に飲み込まれたのか、兎も角、DIECIDEの『THE STENCH OF REDEMPTION』程の化学反応は起きなかった・・・
というのが正直な印象。(とは言え『XECUTIONER'S〜』自体はとても良く出来たアルバムです)
そんなわけで、自分の中のOBITUARYの最高傑作は、未だにこの'90年リリースの2nd『CURSE OF DEATH』のまま。
「渡り鳥」の異名を取る名手ジェイムズ・マーフィが、唯一参加したアルバムとしても知られている本作だが、
その効果の程は、①のドラマティックなイントロ部分から早くも炸裂。彼の正統派HMテイストを濃厚に漂わせた流麗なGは
全編を通して暴れ回り、ドブ川でうがいしてるかの如きジョン・ターディのデス声Vo、重く、ズルズルと引き摺るような
粘着質リフ、ダイナミックにウネリまくるリズムといった、従来のOBITUARYスタイルと見事なまでの美醜の対比を描き出す。
特に、バイオレントな曲調と、疾走するドラマティックなGソロの対比が光る⑤や、本編随一のドラマ性の高さを誇る
ラスト・ナンバー⑨といった楽曲は一聴の価値ありかと。
数あるOBITUARYのアルバムの中でも、特異な存在感を放つ1枚。
ジェイムズ・マーフィの舞うようなソロの切れ味が、
OBITUARYの中でも最も暗く混沌とした作風と絡み合い、
ほとんど偶発的に生まれてしまった大傑作。
やはりOBITUARYというとこのアルバムを思い浮かべる人も多いと思う。
個人的にも最も愛聴している。
……が、全作品通して聞くと、実は曲自体も一番OBITUARYらしからぬアルバムだったりもする。