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METAL OF HONOR / T.T.QUICK
86年発表のメジャーデビュー盤。
この頃はMETALLICAを中心としたスラッシュ勢が数多く世に出てきたが、彼らも結構期待されていたニューヨークのグループ。非常にドン臭いルックスはさておき、中身はゴリゴリのメタルサウンドが楽しめる。
ただ、結果から言うと、OVERKILLあたりと聴き比べると、あまりにも聴き劣りするレヴェルだったため、その当時の他のスラッシュ勢の中に埋もれる結果になったのは仕方なかったかも知れない。
ROCK'N'ROLL meets POWER METAL
ゴツゴツとした音の中にも泣きの要素が入った奇妙な好盤
1聴すれば「ライヴ良さそうだなぁ〜」と思うこと請け合い。
HR/HMの歴史においては単なるB級バンドであることは、否定できない。
しかし、このバンドはある1人のピロピロ速弾きギター少年に計り知れない衝撃と奏法革命を与えたことは事実だ。
その少年の名はザッカリー・ウィルド。後のOZZY OSBOURNE BAND に参加したザック・ワイルドだ。
それ以外にもこのアルバムは話題性満載。
全10曲中、
プロデュース
3曲がマイケル・ワグナー。2曲がエディー・クレイマー。残り5曲をロブ“WACKO"ハンター。
ミックス
エディー・クレイマー
エンジニア
アレックス・ペリアラス
と、この手のマニアには“たまらない"顔ぶれだ!!!
「これだけの顔ぶれで、この程度なの?」は決して言ってはいけない。
この顔ぶれで、B級路線を突っ走る“彼らのポリシー?"が大好きだ!!