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BOOK OF SECRETS / BALANCE OF POWER
イギリス出身のバンドの2ndアルバムです。このアルバムで聴けるのは、透明感のあるメロディアス・ハード・ロックです。ブリティッシュってよか北欧メタルに近い感触ですね。
ヴォーカルはクリーンなハイトーンのよくあるタイプで、ギターもリフはけっこう硬質ですが、流麗な速弾きなんかも聴かせてくれます。キーボードも入って、なかなかドラマティックに盛り上げてます。
ドラマティックと言えば、このアルバム、『THE BIBLE CODE』という小説を元にしたコンセプトもので(言われてみればタイトルもそれっぽい)、曲の合間にナレーションが入ったりします。キリスト教系のストーリーみたいですね。でも神の愛がどうのとかではないです。けっこう暗い内容で、哀愁漂う曲調には合ってるかと。
なかなか質の高いメロディアス・ハードなので、哀メロ派の人は買って損はないと思います。
前作でボーカルが弱いのが指摘されたのかボーカルはランスキングに交代している。ギターもヴァンダムのテクニカルギターリストが加入したことで前作よりスケールアップしている。完璧である。ファーストはけして駄作ではなかったが歌が弱かったため批評が多かった。今回は最高のメロディアスハードロックに変身した。
こりゃすごいアルバムだ。俺はこれ聞いてFAIR WARNINGを思い出したな。
でもFAIR WARNIGNはあんまり好きになれないんだけど、こりゃいいや。
ここでは人気集まってないみたいだけど、いいバンドだよ。ヴォーカル変わりすぎだけど(笑)
THRAX 2005年10月29日(土)14時52分
1998年の2nd。化けました!
基本的な音楽性は変わっていないが、アメリカ人シンガー、ランス・キングの加入によって一気にバンドがグレードアップした印象(トニー・リッチーは作詞やバックボーカルの面で協力を続けている)。またツインギターの片方がポール・カーティスからピート・サザーンに交代している。小説「THE BIBLE CODE」からアイデアを得たコンセプトアルバム。